ヒロインは少女のような外見で世間知らず、まさに男の庇護欲をそそるタイプなわけでおまけに乳児持ちでホームレスという弱過ぎる立場。ヒーローは大金持ちなので慈善の精神からという感じもしたんですが、結婚したくなるまでが早過ぎなので結局は(悪く言えば)下心アリだったんでしょうか。ヒーローの元婚約者のオチは意外でした。

ＨＱのストーリー的には最初からH/Hの恋愛と結婚ありきの筋立てでそれが美化されているわけですが、普通に考えたらとんでもない話ですよね。再会がなければそのままということになりますし。義母はずいぶんと心の広い人ですが、ヒロインの亡夫は草葉の陰で泣いているというか激怒しているかも…

いわゆる「幼なじみラブ」ですが、いろいろと遠回りをして行き着いたので大人のお話になっています。普通に年頃の男女が出会って恋に落ちたというパターンより、幼なじみの場合は恋人同士になった時がそこに至るまでの20年間という長さによってとても大切で重みのある瞬間に感じられました。お互いに相手をよくわかっている上での結論なので円満な結婚生活が送れそうな印象です。

くぼた先生の絵柄はＨＱにしては少々地味めな感じではありますが、感情がよく表現されていますしストーリー展開やセリフにもいい雰囲気があって、落ち着いているけど心に響いてきます。今後も活躍していただきたい漫画家さんです。

過去のトラウマがあるにしてもヒーローの言い分は理解できない。ただ逃げただけでヒロインの事を全く気遣わずにむしろ傷つけて無責任だと思った。出会いがそれなので、その後ヒーローがいくら改心していても私的には納得できない。

デートの翌日からの二人の時間はまさに逢い引きという感じで、愛が深まっていく様子が良くもあり切なくもありました。しかしアレが無かったらヒーローは結局お金のための結婚を選んでしまっていたのだろうかという点が気になりました。

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ワイルド姿のヒーロー・・・ブーツを見るまではカッコよかったよ。あのスルメのような先っぽ尖りのブーツ、おばさんは、レニングラードカウボーイズを思い出しちゃったよ。その上、後ろにボックスが沢山付いてるモッチリしたハーレーとは。ハイウェイ・パトロールかい。（まるでジョン＆パン・・・以下略）ロッカー気取るならチョッパーに乗って下さいね。 ストーリーはウィットが利いてて面白そうだったんだけど、荒っぽい作画で読み難くリタイアしました。

絵はきれいだし、メンズもカッコいいです。ヒーローの過去にあったつらい事件が現在にまで及んでいる状況がわかりにくいし、自分とヒロインをとりまく現実に悩む姿に「しっかりしろッ」って。ただ、それがヒロインを強くさせたのかな。そこから一気に状況が変わったのは都合よすぎてびっくりしましたが、幸せになるならいいですよね。ちっちゃい王子が明るく楽しく暮らせますように…。

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かなりお子ちゃまです。魅力を感じません。自分が避妊しなかったのに処女に怒鳴ります。びっくりです。そして処女なのにおっぱい半分出してポロリしそうな服とか、ヘソ出しなのにまだジーンズのボタン開けているとか露出の高い服装のヒロインでした。

このヒーローは大人げない！ちょっと考えればわかるだろう・・。あんな性悪女の秘書が見抜けないなんて男としても企業家としてもナシだな。妊娠時にあんなひどい仕打ちをされても許すヒロインもちょっとどうかと・・。

かなり傲慢です。どこが良くてヒーローは別れても頑張ったのでしょうか･･･?　ヒーローは一途で良い人です。

ヒロインがボスをだんだん好きになって可愛くなるのは分かる・・。でもヒーローは初めからヒロインに気があった??　プレイボーイのヒーローに結婚を意識させるほどの展開があったかな??　確かに急展開で今ひとつ入り込めないまま結婚式の絵柄になっている感じ・・。

人物が妙に斜めなんですよね…。絵が荒くデッサンが歪んでいるせいか読みにくいですよね。もう少し丁寧に描いたらスターとしての魅力や、スターが一目ぼれするぐらいの魅力的な女性だとわかるのかもしれないですけど、現段階では伝わらなくて残念です。

ファンタジーロマンスの設定としてはやや子供っぽいかもと思いましたが、ヒロインに既に恋人がいたり陰謀があったりで複雑なお話になっていました。絵がきれいで人情味あふれるヒロインも素敵でしたし、自己犠牲を厭わない程の深い愛情(←コレに弱い)は感動的でした。魔神ともハッピーエンドってさすがＨＱですね。

一瞬スパイ物か？と思いきや内容は十分ヒストリカルでした。人として強く生きるヒロインが素敵でした❤　ちょっと登場人物が多くて名前が混乱したところはありましたが面白かったです♪（でも牧先生の手書きのセリフがもうちょっときれいな字がよいですね・・）

ちょっと表紙からは想像できないほど（失礼・・）面白かった❤ ヒストリカルだったんですね・・。しいたげられた環境でも懸命に素直に生きてきたヒロインが健気です。ヒーローも残酷な過去を持ちながらも男儀があってヒロインを守る姿が素敵です！

お互い素直に惹かれあっているといえば済むのにどうしてそこに企業の倒産や合併等々が絡むんかい??　まあちょっとは障害がないとHQにならないよね～。でもヒーローが鬼畜からナイトに変貌していくようでかっこよかった～。

ヒロインの女性の芯のない感じで自己中心的な様子しか心に残りませんでした。

名前に憶えがあったのですが…。昔よく読んでいた漫画家さんだと思うのですが、こんなに絵が微妙だったかしらん？ ちょっと残念な感じがします。

ヒーローの大号泣にもらい泣き＞＜（あとがきは除く・・）。初めは辛らつなヒーローに『ちょっと冷たすぎないかい？？』と思ったけど、愛しい分だけ憎かったのね・・。皆さまの高評価は間違いではなかった♪久々の感動です♪

語学堪能、分析に優れ、弁も立って男にも臆さないﾋﾛｲﾝ･クレア。自分を持って、ｶﾞｯﾂﾘ自分で立っている大人の女、ってｶﾝｼﾞで、ﾊｰﾚの中では珍しいﾀｲﾌﾟのﾋﾛｲﾝかもしれません。作中いわく『ｶｯｺｲｲ系』。そんな姉御肌(？)のﾋﾛｲﾝも、恋に落ちちゃえば、中身は悩んでｶﾜｲｲ女の子になってしまう！余裕かましてﾋﾛｲﾝとぶち当たる傲慢侯爵・男性主人公のグイードとの丁々発止のやり取りも楽しい！あまり変わらぬ表情(不機嫌だったり時に仏頂面だったり？)の下で実はﾋﾛｲﾝにﾒﾛﾒﾛのグイードが隠し味(？)。美味しい楽しめるお話でした。♥ ４に近し。

藍先生は登場人物の個性を描くのがとても上手ですよね。ヒロインはもちろんですが、ジェイシーの家族を思いやる優しさやマーラに対する後ろめたさ、後半のマーラを見たときのなんとも言えないもどかしい気持ちがすごく伝わってきました。他の方もレビューに書かれてますが、ほんとにあと数ページ欲しいですね！

なんだか物足りない・・あっさりしすぎで 盛り上がらない。絵のほうもあっさり系・・ 白いページが多くないか？ 背景とかの書き込み不足が目立つ

HQのヒロイン達はよく「愛してるから言えなかった」というけれど「愛してるから言わなきゃいけない」じゃないのかな。愛している人が真実を知ったときにどういう風に思うのか考えないのかと毎回腹が立ちます。手紙1枚で済む話なのに。特に今回は弁護士同士だったので、こんな重要なことで嘘をつけるヒロインに全く共感ができませんでした。

著者のオリジナル作品からのファンです。 もともと構成力と画面の丁寧さで、現代もの・ヒストリカル・ファンタジーと、なんでも描ける稀有な漫画家で、特に近年のオリジナル作品はとてもドラマチックで、よりハーレクインぽいのに今回の原作が意外と地味で少し残念でした。 でもヒーロー・ヒロインの性格や言動に最後まで一切不快感を抱かないのはさすが！ 原作ではほとんどスポットのあたらない脇役まで、絵も性格もしっかり書き分けられていてとても好感がもてました。 次回作に期待したいので星五つです。

流水先生は、かなり以前、ﾎﾗｰを描いていらっしゃる頃から知っていますが、正直、ﾊｰﾚとはどうなんだろう？と最初は思ったものでした。しかし杞憂！ﾊｰﾚの幅の広さと底の深さ(広すぎて遭難し、深すぎてﾊﾏるというか蟻地獄？！ 笑)、そして流水先生の画力で、そんな不安もどこぞへ霧散。こうしたｻｽﾍﾟﾝｽものやｱｸｼｮﾝものを描くと、ﾋﾟｯﾀﾘです。(あと、ｱﾗﾌﾞものとかからﾋｽﾄﾘｶﾙまでも。)特に、男性主人公が魅力を発揮します。目に力があって。中にはﾊｰﾄﾞすぎるものもあって、好みは分かれるところですが。今作では、(特にﾗｽﾄに向け)ﾀﾌな男性主人公・サムが、ｽﾄﾚｰﾄに思いをぶつけて、ﾋﾛｲﾝ･リサを守っていこうとするところが盛り上がりました。個人的に。邦題も原題も同じ“Moonlight Lady”。その通りに、海、そして森でも月が描かれ、とても印象的でした。ま、何だかんだで仇敵ともｶﾀが付き、(どさくさ？怪我の功名？で)栄転、これで指揮官的立場にでもなれば、少しは落ち着くかな？サムのお仕事的には。これからは、リサ(と、そして家族)を守ることが、サムの心の重要事項になるでしょうし。