ヒロインはあんなに健気なのに、ヒーローはとことんどうしようもない。 生い立ちの問題じゃないでしょう！ 原作者は好きですが、この話はイタダケません。

ハーレクインの邦題には「？」と思うことも多いのですが、この作品に限ってはタイトルどおりでした。設定上、マイナス面を持つヒーローでしたが、この人が一番マトモな人だと思いました。

作家さんの好みは人それぞれ。でも、この作品に感じるのは、みすぼらしく貧相なヒロイン、もう一歩で犯罪者とも受け取られるようなヒーロー。せめて主人公の二人はもう少し素敵に描いてほしかった。 何度も断念しかかったけど、２日で何とか完読できました。

月２回刊化､新雑誌創刊でロマンスコミックを読める機会が増えるのは喜ぶべき事ですが､心配だったのは対応出来る 漫画家を揃える事が出来るかということでした。普通のレディスコミックと違ってロマンスコミックは絵に魅力が無いと駄 目だと思うんです。編集部の方々には、この点をもっと考慮して良い作品を提供してもらいたいです。 それと雑誌に掲載している作品を雑誌の販売と同時期に個別に電子配信するのは読者にとって高く付くのでは・・・

絵も好きだし、内容もせつなくムネキュンでした。冷酷なヒーロなのに自分の行動を後悔して彼女にことを一生懸命考えて　すてきでした。彼女もつらい状況でも胸を張ろうとけなげで涙が出ました。

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萩丸先生のお話は面白くて、良いお話が多いので何となくいつも購入しています。今回もとても良い話でした。実際にこんなに我慢強い女性はめったにいなくても、読むだけで良い話だなぁ・・と、いつもため息。スゴイ漫画家さんです。原作は読んでいませんが皆さんのレビューを読んで、苦手な小説を読んでみたいと思いました。

育った環境から、素直になれないヒーロー。完全にヘタレです。ダメな子ほどかわいいという感じで、私は愛着が湧きます。家族・家庭に強い憧れを持っていたヒーローだから、この先は強い愛で包んでくれそうですね。

小越先生は絵が素敵ですね♪安心して読めます。このお話は今までになく笑えました。一度目に読んだ時より、二度目に思い返しながら読んだ時のが、次がわかるだけに。これほど衝撃的な出会いを知らないかも（爆）お母さんとのシーンは泣けます。

ヒーローの誠実さが、この物語の軸ですね♪他の弟たちのその後も、興味が沸きました。

このストーリーを読んで、男は常に体の相性がよければそれでいいのか。。という疑問がわきあがってきました。このヒーローは確実にそういう考えをもっている。とても嫌なやつにしか見えませんでした。しかもスキだと思いながら現実にはいつまでも前妻の言う事を鵜呑みにして信じているし。結局自分が行動するのはいつも相手を傷つけてから・・・遅すぎるんじゃない？もううんざりです。 あれだけ傷つけていられながらも電話で述べたヒロインの言葉に☆を追加しました。

確かに、シリーズのはじめから読んでいるとあまりの画風の違いにちょっと物語が違うものに感じて違和感がありです。 なぜ統一しなかったのでしょうね？残念です。 でも著者の作品、アリーズを読んだ事があるので、冬木さんの絵も物語の雰囲気を独自に作り出せていて、また新しい話を読んでいるようで新鮮でした。

HQを沢山読んできた中で、初めて、そして唯一泣いてしまいました。しかも男女のロマンスではなく母娘の愛で・・・・。 もちろんストーリーも面白く文句なしです。ヒーローのコミカルな両親も大好きですが、ヒロインの母親と娘の胸が痛くなる現状とそれに立ち向かっている両者の強さに感動しました。 そしてヒーロー、やっぱり私はHQの中でもこういうヒーローが大好きです。お勧めです。

いっちばん！！ やっと待ちに待った ３が出ましたね。待ちきれなくて小説の方も読んじゃいましたよ～。私だけの感想かもしれませんが、ストーリーは同じなんですが、小説の方が若い二人らしく感情が濃密でしたね。それにしてもこの３ではエリザベスの強さが印象的で、おなかの子をなにがなんでも守り抜く覚悟が見事でした。

3姉妹も区別がつかない・・従兄同士のヒーローもよく似てて区別がつかない・・誰が誰？？！

ヒーローとヒロインの恋の行方に最後までハラハラドキドキさせられました。藤田和子先生の作品は大好きだったけれど、これはその中でもピカイチにステキな作品です。

お互い一目で恋に落ちたんですね。色々紆余曲折ありましたが、ヒロインが真実にたどり着けてよかったです。しかし余計な嘘と見栄を張ったヒロインの友人は、ヒーローと会うのが恥ずかしかったでしょうね。

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よくあるHQネタですが、シングルマザー&再会ものは好きです。イベントが多い割には、上手くまとまってると思います。ただ、タイミングって重要だなあと思いました。確かにヒロインの立場で、妊娠を告げるのは至難の業だったでしょうし、ヒーローも再会後、特に子供のことがわかってからは、もう少しヒロインを思いやる言動があってもよかったのでは、と思いましたが、彼は彼で、当時ヒロインが去ったことにショックを受けて、性格歪んだ感じですね。上手くまとまって良かったです。

曾祖母の日記をもとに恋の駆け引きを繰り広げるその初々しさがほほえましいですね。展開はオーソドックスで先は読めますが、その分その愛らしい恋心を懐かしく思いながら見守っている気分になれます。雑誌の記事に振り回された思春期、あなたも覚えがありませんか?　そんな印象でした。

異なる漫画家による連作ですが、ⅠとⅡではあまり違和感を感じず、面白く読めました。 しかしⅢにきてキャラクターデザインの違いが気になり、違和感が拭えませんでした。 (Ⅳでも同じことが言えます) 藍まりと先生は･･･マッチョな男性が苦手なご様子。 レイエスの姫っぽい顔とムキムキな胸板のアンバランスさが、ギャップのある魅力ではなく、これまた不自然で違和感が･･･。 魅力あるストーリーとコミックなのに、上記の点がどうしても気になってしまいました。

テンポよく、いい具合に恋人やお母さんがからんで読み応え十分で満足です♪いかにもなヒーローが、ヒロインにどんどん気持ちが傾いていく過程がしっかり伝わります。ふりまわされっぷりがかわいい。

最後の端折り方が惜しいです。ページの都合上仕方ないとわかってても、いろいろと惜しいですね。ヒロインの愛され方が結果的に庇護欲に似ていることもあって若干すっきりしませんでした。ヒーローはかっこいいんですけどね。

ヒーローがかっこいいのはこの際置いておきましょうか。できすぎてて触れる場所がないんです。個人的にはヒロインがかわいくて強くて大好きです。一本筋が通ったお話で、読んでいて違和感をあまり感じることがありませんでした。愛って、こうあって欲しいです、ほんとに。

ストーリーが整理しきれていないのか、なんだかぜんぜんよくわからないお話でした・・・。