控え目に表現しても、心理描写が中途半端で、男性主人公と女性主人公がなぜこの結末を迎えるのかがさっぱりわかりませんでした。読み終えた後で、あれ、これってラブロマンスだったんだっけ？とキツネにつままれたようでした。正直言って、星はひとつも差し上げられませんが、システム上、星ひとつでも評価が必要なので、ひとつ入れました。

「世の中には自分に似ている人が3人いる」と言うけれど、ヒロインがヒーローの元恋人とそっくりだったのが運のつき！騙されてシチリアに連れてこられ、弱み（家族に弱い）に付け込まれ、外堀を埋められ、結婚せざるをえなくなった話？！結局、ＨＱにはよくある双子ものの変形パターンですよね。同じ外見なのに、中身が違う。ヒーローは弟に結婚を先こされ、37歳まで独身だった割には、女性に騙されるし、姑息な手段で女性を騙すし、おバカさんです！そして、ヒーローに対して怒りまくって当然なのに、「許してほしいのは私のほうよ」なんて言うヒロインの心情もよくわからない。それでも、私はこの作品を結構好きなのは、なぜでしょね。ところで、シチリアと言うと、まず頭に浮かぶのはマフィアです。ここはゴッドファーザーの故郷ですわ♪イタリアはただでさえ家族主義が強いですが、シチリアはそれをさらに上行く強さがあります。あと、シチリアはいろんな国に征服・支配されたため、シチリア人は逆境に強く頑固、強情と言われてます。（一説には変人とも言われてるらしい）

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津谷さとみさんの作品に魅了されています。大好きな身分違いのロマンスもよかったです。こちらの本と共にニローリシリーズの超短編番外編の『初めてのルージュ』もかなりはまってしまいました！ 津谷先生の素敵な男性に夢中です！

こんな素敵な彼なら恋におちちゃいますよね～。

ロマンチックですよね～。さらわれて、閉じ込められても、好きな人なら許せちゃいますよね。

この二人には、本当に幸せになって欲しい、そう願わずにはいられないヒーロー＆ヒロインです。途中で巻き込まれてしまうトラブルを乗り越え、互いの心のすれ違いと誤解がとけていく様子を、手に汗握りながら読みました。

津谷さとみさんのヒストリカル作品は、どれもハズレがなくて、安心して読めますね。一見はかなげなのに、芯のしっかりしたヒロインと、見た目と違って実は繊細な心の持ち主であるヒーローとの恋が、どのように展開していくのか、とてもハラハラドキドキしました。

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ヒーローはハーレ上稀に見る『いいとこなし』（ヴィジュアルは満点）なキャラですが、下手に威張ってないので愛すべき人物であります。逆に男前で格好いいのがまずヒロイン、次にザヤド＆サキールのアラビアン兄弟！ 黒川あずささんには是非また、素敵なアラブ物を漫画化して欲しいです。

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岡田純子さんの描く色気のあるセクシーなヒーローと可憐で割とおとなしそうなヒロインが好きです。読後感もよい。

こんな男、嫌ですね。

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3兄弟個性的で面白かったです。プレイポーイのルークが好みでした！

ドロドロやヒヤヒヤは無いけどとても幸せな気分になりました。こんなヒーローがいたら…結婚願望がとても強くなっちゃう!

愛と家族を取り戻す、そこまでの道のりのなんと長かったことか… 13年間も一人孤独に過ごしたヒロインの気持ちを想像するとすごく切ないし、いまだに一歩引いた様子のヒロインがいじましいけれど、そこはハーレクイン、ハッピーエンドなので温かい気持ちで読了できます。

大好きな漫画家さんです。淡々としている中にも芯の強いヒロインとヒロインを守るヒーローがとてもよく描写されている作品です。

この手のヒーローはひどい不快感の残る仕打ちをストーリー全体の3／4のスペースを費やすのでイラッときやすく、読後感も悪くなりがちなのですが、これは、読後感がとても良いです。嫌がらせする分量が、誤解からスタートのヒーローにしては少なめで、早々にヒロインに白旗を揚げているところが良いです。

ヒロインのろくでなしの父親のせいですれ違ってしまうヒロインとヒーロー。ヒロインの健気で優しい心に思わず涙が出そうになりました。ヒーローにも最初は頭にきてしまったけどヒロインの父親のせいでの誤解もあり仕方なし。離れていてもお互いを愛していた気持ちは変わらなかったので読後感はよかった。しのざき先生の作品では一番好きかも。

中山先生の絵柄もとても好みです。両親の再婚絡みでの恋心。ヒロイン、ヒーロー共によく心理描写されていました。ハーレクインによくある裏切りと義兄への思い。反発しながらも惹かれてしまう恋心。ドキドキの連続です。

いわゆる綺麗な絵ではないのですが、ヒーローの目力と色気にやられました。ただの傲慢ヒーローじゃなくユーモアもありいざという時にできる男なのもＧＯＯＤです。対してヒロインは精神的にやや幼いところがあるものの出来事をとおして成長していったのに好感がもてました。

もっと波乱万丈かと期待したけれど、あっさりとした内容でした。可もなく不可もなくといった感じ。前向きな気持ちになれるハッピーエンドなので、読んで悪い気持ちはしません。

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村田先生の絵はとても品がよくて、ヒロインを魅力的に見せてくれるので好きです。どのヒロインもそれぞれに違う魅力があって素敵です。 個人的には、ヒーローは「指輪はささやく」のトークンが可愛くて好きです。

女性なら誰でも、自分の体型に関するコンプレックスを多少持っていると思うのですが、本作のヒロインは他人からの評価にたくさん傷つきながらも、明るく、前向きに、ユーモアを持って強く生きようとしている、そんなところがとてもステキです。すごくハンサムなのに遊び慣れていない不器用な感じのヒーローも好感が持てて、二人の幸せを願わずにいられない感動作ですね。

実は、HQに興味持つようになったのは、山田ミネコ先生が描いておられたからです。ネコさんらしいとっても可愛いヒロインで、ハッピーな内容に大満足です。

あまりないように思いましたが、ヒロインがとても可愛くてよかったです。何度も読み直しました。