歌手である必要がどこにあったんだろうか？自分の男を取られたくなかったから、赤ちゃんまで産んじゃうって、相当クレイジーじゃない？

姪を扶養家族にするためにヨリを戻そうとする作家夫婦の話。ヒロインの書く理想のヒーローっていうのは、一体どんなだったんだろう？

タッチのせいか抒情的ポエムのような印象でした。ザワっとヒーローなんだけど、悲しみを背負ってるような表情でなんか憎めませんね。

空から見ている星に恥じないように生きてる真っ直ぐなヒロインとヒーロー。自己犠牲の精神が強すぎるけど、それを受け止めるヒーローが大人で、万事丸く収まって良かったです。

愛と名誉のために…トレイハーン兄弟はみなかっこいいですね。ハーレクインだから無事生まれたものの、普通だったら妊娠は死亡プラグたよね。避妊はちゃんとしようよ？

無謀な姉の肩代わりをさせられる妹パターンですが、ヒロインが卑屈ではなく自立した女性でよかった。ただ、最初から言ってるのに疑って真実を認めるのが遅すぎたヒーローはお間抜けすぎますね。

結局、良いカウンセラーとは、頭で考えてどれだけ良い言葉が並べられるかではなく、無条件に信じられる信頼感を得られることが大事なんだろうなあと思った。 彼らの場合は、信頼が先か、愛が先か難しいだろうけど。

ザワっとポイントのある作品とマリッジブルーのほのぼのカップルのお話の二本立て。モリーが可愛かったです。

自分で開発しておいて相手が出なかったのに。どうして、このアプリの優秀さを信じられたんだろう？という疑問はあるけど、お似合いカップルなので良し。

恋愛開始のきっかけが背中のファスナーをあげる。病気の祖父を励ますために婚約。よくあるパターンだけど、結婚式の時の「私のために急いでいるのではないのか？」「僕が待てないんだ」「私が待てないの」のやり取りが可愛い。

ヒロインは兄を、ヒーローは弟を思うあまりに、嘘と誤解を重ねて、でも最後は理解し会えて良かったです。

最初は少し頭の弱いチョロインかなーと思ったけど、ヒロインの誠実な態度が頑ななヒーローの心を変える王道ストーリーでした。結局、意地悪オバ様は結婚式に出てたみたいだけど、ちゃんとヒロインに謝ったのかな？

読めて嬉しかった一冊。　 姉の自殺の真相を最後まで黙ってたヒーローは誠実だなと思った。

結婚に否定的な男女の物語。ヒーローの考えがいつ変わったかわからなかったけど、一目惚れに理由はいらないのね。妹さんの助言もナイスでした。結婚と離婚を繰り返す母親は式にいなかったので、今後は独りでいてください。これ以上犠牲者をださないでくれ。

再び、フランスに帰ってから同じことをしようとしたヒーローはいただけませんが、病を一緒に乗り越えようとするヒロインは強かった。

誤解からヒロインを貶めるヒーローの顔を見たり、傷つけられたヒロインの心を思うといつも心がざわっとするけど、それがハーレクインの醍醐味かなと最近思う。 このヒーローは最初、ヒロインの仕事を見ようとせずに傷つけるけど、猛省して、言葉を尽くしてヒロインを全肯定するシーンがあるから許せました。最悪な父親の末路もこれ以上ないくらいスッキリして、珍しいパターンだなぁ。

ショーのシーンと宮本先生の画のキラキラ感があってました。

「愛してるほど傷は深いものよ。だからその痛みの奥にあるのは愛なの。あなたを傷つけるものではない」という、ヒロイン言葉は深いい話で、ヒーローだけではなく、どっかで使えそうだなあと思った。 美術鑑定の豆知識も面白かった。 それにしても元旦那の執着が、娘に及んでなかったのは良かったな。ヒロインは間に合ったのだと思う。

強面の後見人はハーレでは普通なのに医者という設定はちょっと珍しいかなと思いました。 保護者の枠を超えた時のヒーローの顔は実にいい顔してますね。 ほっこりです。

両親の年齢のこともあり、オチが読めなくて買ってしまったわけですが。なるほど。なるほど。 ヒーローとヒロインの関係も大衆紙の格好のネタですが、家族間の相互理解さえあればハッピーエンドって事で良かったね。

ビューランが全ての黒幕と知って、最初に思ったのはこの感想でした。 戦争の混乱期は誰を信じればいいのか、何を信じればいいのか、無理のない設定だと思います。 子供が生きててよかった。 ガブさんの傷が少しでも軽いことを祈ります。

離婚直前の夫婦でヒーローが記憶喪失になったパターン。

ラストリゾートの院長と建物を修繕に来た建築業者。自分のルーツを知らない孤独なヒロインのトラウマを払拭し望みを叶えてあげるサンタクロースなヒーロー。良い話でした。

分冊版で全巻購入。ヒーローヒロインは毒親に報復もせず貰える財産を全部取られて終わってしまってモヤモヤが残った。でも毒親に一生まとわりつかれるより、手切金だと思えば、若い二人にとってよかったのかも。その証拠に最後のステージに祖父母はいるのに両親とも姿がなかった。あの後すぐに身を持ち崩してH/Hの人生から退場してくれたと脳内補完をして溜飲をさげることにする。

自分の気持ちに気がついてなくてヤキモチを焼くヒーローが可愛かったです。小学生か！？傲慢ヒーローでも、こういうのは読んでて楽しい。ヒロインのコンプレックスが払拭されて良かったね。

私はハーレの傲慢ヒーローのヒロインに対する非道な仕打ち読んでると胸がざわつくんですが、本編のヒーローは何度読んでもザワつきが止まりません。 ヒロインにしてみたら天災の何者でもありませんが、その胸のざわつきがハーレを読む原動力になってるというかなんというか癖になりそうです。(笑) ラストに、ヒーローとヒロインのすれ違いの元となった弟夫婦の養子縁組は上手くいかない呪いをかけておきます。

ハーレのジャンルの中でカウボーイものが一番好みの男性がでてくる確率が多いということを、この作品を読んできづきました。元旦那のDVから逃げてきた獣医のヒロインと結婚な臆病な子持ちヒーローの話。ヒーローの家族もそれぞれ魅力的です。

さちりみほ先生の描く天パの短髪ヒーローがめちゃ好きです。

正体知らずの仮面の女との一夜の恋…はハーレでは定番中の定番ですが、山口先生の明るいコメディタッチで少女漫画として楽しめました。　 障害はないのに頑なに誤魔化すヒロインと天然ヒーローのやりとり可愛かったです。

後書きによると、さちみりほ先生初の傲慢ヒーローらしいけど、素敵アレンジで、どの辺が傲慢なの？という印象でした。婚約者のいるヒロインにグイグイいくところなんかはそうかもだけど、動物大好きヒロインに振り回されてる優しいヒーローでしたね。お兄さんカップルが良い味だしてました。