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読み進めるほどに引き込まれるストーリー、魅力的な登場人物たち、綺麗な絵、三拍子揃った映画の様な傑作です。もうハーレの枠を超えたと言ってもいい！ハッピーエンドでおしまいのハーレ、ヒロインの姉は既に結婚しているからスピン・オフも期待できず．．．（泣）。 お茶目な二枚目でイザという時に頼りになるラリーには「旦那様にしたいヒーロー暫定一位」をあげたい（笑）。まだ若いけどしっかり者で、ユニークなヒロインとお似合いです。メガネをはずしたヒロインがまたメガネをかけて後ろから覗きこむ場面には、「ベストカップル賞」をさしあげたいと思います。終わってさみしいハーレに出会うとは、驚きでした。 ＜追記＞ 原作未読ですが、なぜ題名が「最後の」子爵なのかと思って辞書を引いてみました。「rogue」はわんぱく小僧・悪戯っ子・お茶目な奴という意味で、「last」は最新のという意味かと思われます。つまり、洒落者でお茶目な男と（笑）。○○人とか大富豪等の原題が多い中、楽しいですね。

話の先を読みたい気になりませんでした。 女は細過ぎるよりは、グラマラスな方がいいと思う方ですが．．．う～ん。いや、ガーター付きショーツという物自体はあるんですよ。ただあの豊満な腰にあんな弱そうなショーツでは、歩いたらすぐずり落ちると思います（笑）。ヒーローが言う所の「エキゾチックな下着」でもないし．．．。食いつくキッカケになった場面ですから、もうちょっとデザインを選んで欲しかった。

もしかしたらHQコミック誌上、３本の指に入るチャーミングなヒーローの登場かもしれません。ちょっとだらしない所もありつつ、お茶目で性格良し。お約束の様に真面目で固いヒロインは、きっとこの後化けてくれるのでしょう（笑）。サスペンス要素もありのヒストリカル。間もなく発売の雑誌で続きが読めますので、楽しみです。

個人的に細すぎて胸も腰もない女性の絵が好きでない為、やせ細ってるはずの母親とヒロインの体型がほとんど変わらない事が気になって、あまり入り込めませんでした。透明感のある絵だとは思うのですが、どの作品もヒロインの顔が同じに見えてしまう所は、ちょっと努力していただきたい。

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堂々と花婿候補とお見合い→自由恋愛の流れにできなかったのかヒロインパパよ、と突っ込みたい所ですが。それじゃあドラマになりませんかね。ヒーローは「この女性でなければ！」という出会いというか目覚めが遅かっただけで、それを除けばかなり良い人。私は強引なヒーローの方が好みですが、このシリーズの1・2作目よりいい話だと思います。 もうすぐ雑誌掲載予定のキャムの話が楽しみで、期待して星4つｗ

男の可哀そうは惚れたこと、って言いますが。女性にもいるんでしょうね、そういうツボから恋愛に発展しちゃうタイプが。これだけ振り回されても許せるって、母性なのかしら。強いわ～。といいつつ、やっぱり何だか納得がいかない話でした。 ちなみにアメリカってビスケット大好きな男性が多いんでしょうかね。他の作品にも時々出ますが、美味しいビスケットが作れる女性はポイント高い、みたいな。

最初に出てきた過去のヒロインが子供過ぎてムム...と思ってしまいましたが、その後のヒーロー・ヒロインが共に素敵だったので最後まで読む気にさせられました。やっぱり絵は大事です。もうちょいゴージャスさが欲しかったけど、初でこれなら上等の部類だと思います。私も今後への期待をこめて、ハート４つです。

荻丸先生の作品が好きなので、雑誌で読みました。「三度目のキスは...」も良かったですが、これもいいですね！今まで地味めのヒロインが多かったけれど、今作は設定上、華のある感じで登場したので「お？」と軽い驚きが（笑）。そして自分に正直だけど好感の持てる正直さ、自分の事も客観的に見て自省できる賢さが、先生の絵をマッチしています。ブラッドさんも書かれている様に、確かにヒーローのストレートさが可愛い！ ＨＱですからもちろんヒーローとヒロインが関係を深めて行く物語が大事なんですけど、「三度目」のヒーローと妹の和解の場面で涙した様に、ラストのヒロイン母の言葉にウルッときてしまいました。

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他の作品に比べると10P強、多いという事はあるにしてもこの密度。見事です。好みの画風ではないのでハーレでなければ読まなかった作家さんですが、コメディータッチの部分とそれ以外のバランスもいいし、雰囲気のある場面もいいし、巧い！と思いました。ヒーローの押して押して、でもがっついてない態度が大人～な感じでいいですな。あれではガチガチに守ってきたものも崩れるよね（笑）。

ＨＱ原作は滅多に読まないので、レビューを見てそんなに違うの？と驚きました。それならオリジナルでいいのに...。フィクションで漫画とはいえ、今時の読者には拒否反応が出やすい内容かもしれません。これが近代文学だったら名作の一つに数えられそうな気がしますけど。 絵は好みではないのですが、ヒーローの心情がよく描かれていてじわ～っと染み込んでくる感じがいいですし、ヒロインが初めて愛される場面を読むと、これは感動と感謝の気持ちが大き過ぎて、もう大概の事には耐えられるかもと思ってしまいます。唯一わからないのは、何事もなかった様にヒーローへ手紙を書いたヒロイン母の心情かなあ。会員登録期間で買い直しました。

ＨＱコミック創世期の作品とは知りませんでしたが、原作が欧米の大人の女性の読み物だから、わたなべ先生が選ばれたのかなと思いますね。元々は劇画調の大人の世界のイメージだったのが、キラキラした少女漫画で育ってきた読者に受け入れやすい方向へと、どんどんシフトして行ったのかもしれません。40年前に小学1～2年の女子で回し読みされた「ガラスの城」や女の業を見せつけられた「シャンデリア」に比べれば、話としては並み、大先生には役不足です。

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ＨＱコミックを読む前だったらまず読まないタイプの画風でしたが、ヒーローの娘があまりに愛らしい所が買いだなと。それ以来、岸本先生の作品は全部読んでいます。子供を愛らしく描ける作家さんはハズレが少ないというか、物語を読ませる力がある様だと気付かせてくれた作品です。 つい亡き妻の事を口にしてしまうヒーローに不快な方も多い様ですが、少なくとも誠実な所は信頼できて家庭向きかと。「めぞん一刻」の男女逆バージョンですかね。別れた恋人に未練があるよりは遥かにマシです。死んだ人には触れないし、温める事も会話もできないのですから。でも、そういう考え方ってヒロインになれないのね（笑）

絵は好みじゃないんですが、レビューが好評なので購入。笑いを噛み殺しながら読む感じでしょうか。これで絵が好みだったら満点なんですが。よく見たら、原題が古い映画のタイトルに掛けてるんですね。上手い．．．って、掛けないでそのままだったら大変な事に（汗）

親のせいで問題を抱えたヒーローやヒロインの話、結構ＨＱには多いですよね。有難い事に、自分の身内・知人含めてあまりそういう話に縁がないのですが、知人ならまだしもそういう問題を抱えている人を好きになったら．．．う～ん、根性いりますね。十代の頃に出会った、異様に頑なだったり、バレバレの嘘に嘘を重ね続けていた様な人達は、言わないだけで何かあったのかなあと、ＨＱを読みながら思う事しきり（遅い）。 黒田先生のＨＱコミックは全部読んでいます。元々無駄のない読みやすい画風でしたが、ここ最近ますますシンプルになってきたというか、何だかスカスカで寂しくなってきた感じです。いかにもな少女漫画と違い、過剰なキラキラもピラピラもなく、各キャラの作り過ぎない表情が大人のドラマに相応しく、そこはずっと好感が持てる所なんですが。黒田先生のオリジナルも読んだ事があるので、ずっとシリアスな話よりも適当にユーモアを挟める作品の方がお得意のはず。次回はぜひ、そんなお話を手掛けていただきたいです。

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ヒロインの婚約者がもっとひどい男かと思ったら全然大した事なくて、あっさりしたものでした。やむちゃさんのコメントにあるBlackmailは英語で「ゆすり、強要」の意味なので、変なタイトルという事はありませんが、この言葉を使うほど無理やりな感じもしません。次々に色んな出来事が起こっても最後にはうまくまとまりますが、この作品に限らず、やはり一定の力のある作家さんにはもう少しページを増やしてあげてほしいと思います。

HQにしては珍しいと思い、コミックスを買いました。 舞台が日本なら絵空事かもしれませんが、海外ではそんな事はないと思います。もちろん、家族として受け入れるのは無理という人もいるでしょうけど、世間の理解というか許容範囲が違う様に思います。まあ普通の結婚ですら踏み出せない男性が多い昨今、このヒーローの様な存在自体が夢なのか．．．

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他の方も書かれている様に、あまりハーレクインぽくない、オトメチックなお話です。でもヒーローの親友フィリップが個性的で、いい味を出しています。原作では普通の好青年らしいのですが、変えて成功です。彼を主役にしたスピン・オフを作って欲しいくらい（笑）。他の作品でもメガネ男子を描かれていますが、貴重だと思います。

原作の方は１冊ごとにパワーアップしていますが、コミックの方はここでガタッと落ちますね。可愛らしい画風なので、アクションなどを描いた経験が少ないのかもしれません。 この漫画家さんの非ではなく、この原作を持って行く方に問題ありかと。前の２作が良かっただけに、残念です。