最初は少し頭の弱いチョロインかなーと思ったけど、ヒロインの誠実な態度が頑ななヒーローの心を変える王道ストーリーでした。結局、意地悪オバ様は結婚式に出てたみたいだけど、ちゃんとヒロインに謝ったのかな？

ヒーローの性格のおおらかさ。「お前は世界の真ん中だ、太陽なんだよ」のセリフにやられた。 だけど、顔と身体のバランスが〜。どんなつき方をしてるんだと意味不明な首のつき方が無理でした。

いろいろ状況が変わりすぎて、読後感が難しい印象の話でした。

この話は羽生先生の作品の中で一番好き。 ヒーローはサンタコスが好きというオチつきです。

最初は事情があっての契約結婚モノですけど、問題がおこっても互いにちゃんと話し合って、徐々に高めあっていく姿が良かったです。 病院からの電話で慌ててヒロインに会いに行くヒーローが可愛かった。

空から見ている星に恥じないように生きてる真っ直ぐなヒロインとヒーロー。自己犠牲の精神が強すぎるけど、それを受け止めるヒーローが大人で、万事丸く収まって良かったです。

「愛してるほど傷は深いものよ。だからその痛みの奥にあるのは愛なの。あなたを傷つけるものではない」という、ヒロイン言葉は深いい話で、ヒーローだけではなく、どっかで使えそうだなあと思った。 美術鑑定の豆知識も面白かった。 それにしても元旦那の執着が、娘に及んでなかったのは良かったな。ヒロインは間に合ったのだと思う。

コレといった障害がなくトントン拍子で話がすすむパターンのハーレだと思った。 あえていうなら、言葉の壁くらい。 ヒーローの好意を感じつつ、勘違いしちゃダメと戒める初々しいヒロインでした。

誤解からヒロインを貶めるヒーローの顔を見たり、傷つけられたヒロインの心を思うといつも心がざわっとするけど、それがハーレクインの醍醐味かなと最近思う。 このヒーローは最初、ヒロインの仕事を見ようとせずに傷つけるけど、猛省して、言葉を尽くしてヒロインを全肯定するシーンがあるから許せました。最悪な父親の末路もこれ以上ないくらいスッキリして、珍しいパターンだなぁ。

…の高さは異常ということばがあるけど、使ったゴムが2年前と原因まで追及されたハーレは珍しい気がする。 前に騙されたことがあるから信じるのが怖いと、最初に言っておけば、ヒロインもあれほど、頑なにＤNA検査をこばわなかっただろうなぁ。

イタリア人はぽっちゃりがお好き？という話だった。 ハーレのぽっちゃり体型ヒロインは珍しい方だと思う。

私的お気に入りハーレクイン作家5柱の一人さちりみほ先生の作品。 他のサイトで既読でしたが、今回月額でまた読めて幸せでした。 ワーカーホリックなヒーローが洒落物ヒロインと双子ちゃんを射止める、誰もが困ったちゃんがいない可愛いお話でホンワカします。 双子のお母さんも幸せになったようでよかった、よかった。

このお話で1番印象に残るセリフ。 式の直前に花婿に逃げられたヘタレヒロインと狼の研究者が自然の中でお互いがお互いを必要とする存在するになっていく素敵なお話でした。 狼の子が可愛いです。

正体知らずの仮面の女との一夜の恋…はハーレでは定番中の定番ですが、山口先生の明るいコメディタッチで少女漫画として楽しめました。　 障害はないのに頑なに誤魔化すヒロインと天然ヒーローのやりとり可愛かったです。

強面の後見人はハーレでは普通なのに医者という設定はちょっと珍しいかなと思いました。 保護者の枠を超えた時のヒーローの顔は実にいい顔してますね。 ほっこりです。

ビューランが全ての黒幕と知って、最初に思ったのはこの感想でした。 戦争の混乱期は誰を信じればいいのか、何を信じればいいのか、無理のない設定だと思います。 子供が生きててよかった。 ガブさんの傷が少しでも軽いことを祈ります。

橋本先生の作品はハーレクインライブラリの作家さんの中でも5本の指に入るくらいお気に入りです。 特にこのお話は嫌な人が誰も出て来ないし、ホンワカあったかカテゴリに入るかわいいお話。 亡き親友の亡霊がいい味を出してますね。 呪われた遺産の使われ方が最後までナイスでした。