マナー・エチケット講師が目を合わせただけで、コロリと落ちてくる。モロ、男性向けポルノでした。そんなに簡単に肉欲に負けちゃうものでしょうか？　失敗した過去があるのに。欲望に流されズルズルいく、そういうのも読むの好きですけど……、ちょっとね。ＨＱとはジャンルが違う気がするのです。

とにかく文句なく面白い作品です。そして、最近一段と画力が上がっているのがいいですね。脇役も手を抜かずしっかりと描かれていて、作品に重みとリアリティを感じさせてくれます。個性豊かな登場人物一人一人が面白い。特にお祖父さんがツボでした。

この方の作品に登場するヒロインはいつも子供ぽく、ありていに言えば「ガキ顔」だったので、いつも敬遠しておりました。でも登場人物に幼子がいるとヒロインも大人顔になるんですね。ストーリーは平凡でマンネリですが、逆にそれが安心感につながるホンワカした気分を味わえ、読後感が良い作品でした。ただ、ページ数のためか、ミス・マーチが簡単に引いてしまったのが残念です。もう少し波乱があったほうが面白かったと思います。

はじめのほうのページでヒロインが持っているものは『カメラ』だろうか？　不思議な形状のカメラだ。話の内容からヒロインは『プロ』のカメラマンだそうだが、あんな『構え方』するプロカメラマンがいたらお目にかかりたい。アップの構図でレンズに指がかかっている。お粗末にもほどがあるだろう……に。カメラの構え方等もちゃんと描いている漫画家さんもいるのだから、たんにこの作者の手抜きか編集の怠慢だろう。だけど、そういったことが読者を白けさせる切欠となることを、『プロ』の漫画家さんならご存知だとおもうのですが。金を払ってまで、手抜きで描かれたものを読まされる気持ちを、分かって欲しいものです。

プロなのでしょう。どんなに酷くともお金を取っているのだから。単品では決して購入などと無謀なことはしませんが、月刊誌に入っていれば買わざるを得ない。他の作者の作品を読みたいから。『新作×○本』とか、『総○○ページ』のときは脳内でしっかり差し引いて勘定しています。「また、今回も高いものを買わされた。……いい加減にしてほしいものだ」これが本音。ねぇ、プロなんだから、毎回読者に金を溝に捨てたと思わせないでほしい。１度でもデッサンしたことがありますか。１度でもデッサンしたことがあったら、あれ程に恥ずかしいバランスの人体などかけないと、思うのですが。

ヒロインの絵に尽きます。どう見ても幼い。少女というより「ガキ顔」。こんな顔の人事部長が面接に出てきたら引きませんか、編集様？　何度でも言わせていただきますが、少女漫画を読みたいときは、正当なる少女漫画を読みます。大人の恋愛漫画が読みたいときに『ＨＱ』を読むのです。少女漫画読者をターゲットにしたいのなら、ハーレークイン・ジュニアを創設なさるべきでしょう。

何でこのヒロインは懐柔されているのか。その心情が理解できない。ヒロインがどういう事情があろうと、結婚式当日に誘拐したことは犯罪以外の何ものでもない。それを棚に上げ自分の父親の罪を攻めらたとき、どうして反撃しないのか。よほどの馬鹿なのだろうか。傲慢男と馬鹿女の組み合わせはどうしてもストーリーが薄っぺらになりすぎて、面白みが足りない。

エバンは一生アンナの知りに敷かれ続けるのだろう。

二人とも変態だし、ロイヤー・ジョークなのかな？　だとしたらよくできている。

作品には満足しています。が、気に入らないのは作品を購入した翌日にキャンペーンが始まったこと！　なにか、気に入った作品に出会っても、少し様子を見なければ損をするような状態で……。それにしても、最近猫の目のようなキャンペーンの嵐が多すぎませんか？　不自然に続いていて、ふと、運営は大丈夫なのかと不安に駆られてしまいます。

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読み終わってこれほど、向かっ腹が立ったことはありません。なにがって、あの莫迦女にです。身勝手な兄弟もどうしようもないですが、ヒロインは箸にも棒にもかからない。本当に虫酸が走るって、あるんですね。あぁ、何か口直しをしなくては……

評判のよい作品の中に、悪評まみれる一品。たとえ機械的に抽出した結果だとしても、運営側が発売前に内容チェックを怠るはずはないでしょう。であるならば、コレは見せしめなのだろうか？　それとも、奮起を促すためとでも……。酷なことをすると思う。

「面白くて一気に読んでしまった」と後書きにありました。きっと原作は面白いのでしょう。

この作品は、毎月なんらかのジャンルで「月学コース」に入っているようです。皆さんの反応で読みたい作品かどうか、運営サイドでは分かっていると思うのですが……。単なる数合わせでしかないとしたら、運営側が一般読者をどう考えているか見えてきて、非常に残念です。

ヒーローも酷いがヒロインも考えなしの節操なし。あそこまで傷を負わせられた相手なのに、簡単に抱かれるとは。ホント愛想が尽きます。軽率なセックスアニマル的ＨＱは好みじゃありません。

登場人物が真面目になればなるほど、おかしさがこみ上げる。まさにギャグの王道です。ストーリー展開が見えるのに、面白くてたまらない。作者の才能のなせる技でしょうか。絵も展開もまさしく一級品、小越ワールドの真骨頂。堪能させていただきました。

主人公が中学生と高校生に見える。ストーリ以前の問題で、気持ちが引いてしまう。

現実の世界だったらこんなヒーローいないでしょうね。だけど、殺伐とした世の中だからこそ、こんな物語が読みたかった。感激の内にエンドを迎えられました。ヒロインの「時間がない」の一言や、有名俳優をばっさり切り捨てたりは、只単にキャリア志向ではなく、他の人よりも1分1秒の重さが違っていたのですね。悲劇性にのめり込まない、そのアグレッシブさが好ましく感じられました。久々の、人に勧められるヒロイン・ヒーローでした。

「助教授」って日本だけの呼称で、世界的には「準教授」だったと。物語の内容は、わかりやすいヒロインとヒーローで性格も可もなく不可もなし。そして、大きな山場もなかった。せめて父親との確執や、指導教授とのトラブルで盛り上げて欲しかったです……。

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一応収まったようですが、私だったらこんな男、願い下げです。二人で築いていく人生でなくてはならない絆が、ズタボロになってしまったではないですか。もはや、そこに信頼はかけらも残っていないでしょう。ただ、子供のための生活が営まれるだけです。■ストーリー的には❤なのですが、大人の絵であるという、最近のHQにおいて大事な作品ですので、❤❤❤になりました。

１８の小娘であったならともかく、叔父の借金をヒロインが清算しようと考えること自体が解せない。以前融資してもらった大金がどのように消えたかを調べれば、それがどれほど無駄なことか誰しもわかるだろう。過去の時点において、謝金清算と同時に経営陣刷新をすべきだったのだ。無能な経営者は会社にとっても、社員にとっても有害でしかない。ヒロインが会社や社員のことを考えているように振舞っているが、それは単にそれまでの無関心をフォローしているに過ぎない。ヒーローの横暴に耐えたのは、偏にヒロインのヒーローに対する恋心でしかない。成就寸前で壊された初恋はずっと心に残り、ヒーローを求めていたからだ。結局、考えすぎのヒーローと無知を恥じないヒロインのお話だったのだろう。

タイトルは「恋は予想外」ですが、ＨＱ読者としては「予想内」でした。突っ込みどころはありますが、読後感はよかったです。

粛々と物語は進み、いつの間にかエンディングを迎えていました。

妹が自分から言い出さなかったら、ヒーローは計画通りに復讐していたのだろうか。妹の関わり方が唐突過ぎて引っかかります。

結局この子供は彼の子供だったのか、どうなのか。ＤＮＡ検査すればいいだけの話を、何故こうまで大騒ぎするのだろう。ストーリーのずさんさと、ヒーローの子供っぽさには呆れました。