麻生先生の漫画はなんだか引き付けられる物があります。毎作殆ど買ってしまうのはそのせいかも知れません。この作品も幸せ度がいっぱいで、ヒロインが幸せになって良かったなぁ・・と、思ってしまいました。

昔から知っている漫画家さんで絵の書き込みや上手さは格段です。緻密な絵には脱帽です。ストーリーが惜しむらく凡庸なので星４つですが、絵だけなら５です。

絵柄がかわいく、コミカルで急な展開でしたが楽しく読めました。ヒロインが幸せになるといいなぁ・・と、思って読んでいたので→ハーレはハッピーエンドなのは分かっていましたが終わり方が綺麗でちょっぴり嬉しかったです。

最後、どうなるのかと、ワクワクして見ていましたが、結局はヒロインに対する偏見が変わる事がなく、逃げてしまえーみたいな、適当な解決の仕方のお話にガッカリ。途中までのパッションな感じは影を潜めます。

過去の不幸から立治って、幸せを掴んだ２人。サラは綺麗で献身的なのに強い。きっと亡くなった方々も見守ってくれますよ。こんな幸せがまだまだ世の中にはあるのだから。身内を失って、私もずっと引きずったままでした。けれど、それだけではいけない・・と、思っていた矢先に読んだ心温まる作品でした。サラの献身的な愛がすごい。良かったねぇロウム辛い思いをした2人だからいっそう、幸せになって欲しいです。

大好きな津谷先生のこれ以上ない位の美しい世界が広がっています。癒されるステキなお話です。バラ、シーク、かわいい王女様、ヒロイン全てステキでお話ともピッタリ。本棚に永久保存版にしておきたいです。

明るいタッチの中でも、時代は移り変わって行き、人は物はどんどん変わって行くのだと、いやがおうでも目の前につきつけられる、それが現実。そういった辛いエピソードはありますが、それをも超えて愛って素晴らしい・・と、思わせてくれそうな元気のでる作品です。年齢層はやや高めのハーレですが、よくまとまっていて、面白かったです。

最初は元気でけなげないつものタイプのヒロインだと思っていたけれど、ヒロインが誰も信じない・・と、思ったあたりから、それが辛くて、涙が止まりませんでした。最初から何も持っていない、その言葉が辛くて、悲しくて泣けました。ハーレの終わりがハッピーエンドで良かったです。すごく良いお話で心から涙が出ます。絵もとってもキレイです。

大変面白かったんですが、途中から、自信満々のヒロインが不思議になりました。太っ腹なんだか、本当は自身があるんだか、殻に閉じこもっていたハズじゃないの？感情の動きがもう少し見えるともっと良かったのかも。お話自体は好みでしたが、もう少し・・

最初の理想や計画からどんどん脱線して行くヒーローはだんだん変になっていく様子が笑えます。ヒロインは破天荒で明るいのでコメディ路線爆発でドジな感じがいい味を出しています。いつの間にかヒロインを守っているヒーロー、きちんとまとまっていて、面白かったと思います。

初期の頃の津谷さんの絵だけれど、もうこの頃から独特の雰囲気があって、ストーリーとも良く合っていて、初めは永久保存版の電子書籍で買い、パソコンが壊れ、本で買い、何度でも無くなると買ってしまう。そんな作品です。ハーレーにはまり、電子書籍で月にスゴイ金額を買うようになったけれど、幸せな出会いだと思います。夢のある価値のあるお話です。

沢山出てきています。牛も、お産も出てきます。おそらくハーレとはほど遠い話のようですが、それらが出てくる事で不思議なこのお話には家庭の象徴のような、そんな存在になっています。ヒーローはお人よしですが、自分も同じ立場だったら誰かにつくしたい、家庭が欲しい・・と、思ってしまうかも。ヒロインは無垢で凛としていて、前向きで常識があってと、ホッとなごむお話です。

ヒロインは寛大で性格が良いかわいらしいお嬢さんですが、絵柄がまた良くありません。昔の方が良かった。ヒーローが思い切りが悪く、ウジウジしていて、いくらお金や地位があっても昔ばかりを気にしているので興ざめです。ストーリーはとても良いのですが魅力を感じません。ちょっと買ったことを後悔しました。あまり、面白くないです。

現代物が多いマンガ家さんですが、（他の方もおっしゃっていましたが）ヒストリカルもとても美しい絵です。内容もマンガにピッタリで感情移入が出来、涙が溢れてきます。ヒロインはかわいらしく、ドレスも美しく、上手く酷い内容の所をやり過ごしてくれていて好印象です。

ちょっとミステリアスな設定で、無事にハッピーエンドになるのか不思議に思ったほどでした。怪しげに見えたヒロインの友人はヒーローと同じで実はとても辛い過去を背負った人、それなのにきちんと立ち直って、皆前向きに生きている。人の優しさがあふれている作品でした。面白かったです。

以前に購入し、とても後悔したお話です。曜名さん、とてもお上手な作家さんなので安心して購入させて頂きましたが、内容がとても薄く、タイトルとも全然合っていませんでした。（マンガ家さんのせいではないかも知れませんが）何で購入したのか分からないと言っていた方がいらしたのですが、私も自分でそう思いました。

なかなか進まない二人の関係。ヒロインがヒーローとの恋に悩み、フィアンセの元に戻ってしまうのではないかとハラハラしましたが、自分の気持ちに正直に生きてくれて良かったです。最後までひき付けられる、さすが橋本先生といった感じのお話でした。面白かったです。

何となくかわいいお話。ハーレにありがちのドロドロした人間関係がない訳ではないのですが、サラリと描かれていて、元フィアンセも陰湿なところがありません。登場人物が全員、何気に良い人。不幸になる人がいないみたいなハーレもホッとして読めていいです。

３部作です。中でもこの作品はとてもヒロインがかわいけど強い、そして、華やかな絵柄に思わず引き込まれます。出来れば全作読まれる事をおすすめします。バラの咲く館にまつわる３人の女の子の幸せを願って、どの作もロマンティックに読みすすめられます。

少しファンタジックな物語です。ヒーラーと言う特殊な能力を持つヒロインの元へ一縷の望みをかけて、駆けつける瀕死のヒーロー、その背景がとてもロマンチックで読後感が不思議です。バッチリした恋愛物ではないけれど印象的で好きです。

重い・・けれど印象に残るお話。不幸な気持ちの誰もがともするとやってしまいがちな若い失敗。その苦さよりも、物語の終盤の爽やかさが好きです。ヒロインがかわいい。原作は読んだことはありませんが、絵がとてもキレイです。いとこがとても良い人で救いになっています。

日高七緒さんとデボラ・シモンズさんの最強コンビの最新作、文句なく面白いです。次作も期待しています。

楽しみにしていました。また、読めて嬉しいです。ヒロインがおとなしめ（女らしい）のが以外でした。乙女だからかしら？日高さんとデボラ・シモンズさんとの相性はバツグンで大好きなシリーズです。

橋本先生ワールド全開といったお話です。人物が生き生きとしていて、魅力がたっぷりです。誰もが辛い過去を持っているのに今を生きようとしている姿に感動します。重くなりがちな内容なのに、ちょっとした笑いやセンスある美しい絵もあいまって、楽しく読めます。ステキなお話をありがとう。

胸を打ちます。津谷さんの絵が大好きでこの作品も本も持っています。障害を持ったヒロインです。が、たとえ障害を持っていなくても誰しもが持っている劣等感や人生に対する諦め、「なのに期待をしてしまう・・バカな私。」ヒロインが髪を切るシーンではそれが痛い程、伝わってきて一緒に泣きました。現実は厳しい。だからこそ、時にはひいてしまい、卑屈にもなってしまう・・そんなヒロインの姿を優しい絵でくるんでくれていて、夢のような幸せなお話にしてくれています。そんな深い作品です。夢を見るのは生きていくのに必要不可欠です。

サスペンスのような、引き付けられるような不思議なお話です。ヒロインは愛する人がなぜ、数年たって、自分の前に現れ他の人のふりをするのか見極めようとしますが、事情があったにせよ、話せばいいのに・・と、ヒーローに不信感を抱きました。この方特有の明るくて華のある絵なのに、勿体ないような話で、それでもここまでまとめたのは、漫画家さんが上手いからだと、思います。

引き付けられてしまいます。ストーリーに「？・・」と、思う所もありましたが、若い頃の2人は涙が出そうな位にステキで、こんな恋愛の後の幸福はヒロインもヒーローも苦労をしてきたからだと思えます。絵はあまり好きではありませんがキラッとした物をお持ちです。もっと描かれたら華やかになれそうなマンガ家さんのような気がします。

ロバよばわりされるヒロイン！！ギャグはないけど、思わずくすっ・・と笑ってしまう。そんなステキなお話でした。穏やかで温かい恋の。

終始、凛としていて、自分の生き方を持っているヒロインがキレイです。どんなに貧しくても卑屈にならず、言い訳もせず、信じた人を信じぬく。それはとても難しい事なのに・・ ヒロインの背筋を伸ばした感じが作品自体を盛り上げています。