1つめ。嵐の夜に、ヒーローはまるで当然のように「君は避妊してるよね？」とおっしゃいましたが、恋人がいない女性がなぜ避妊してると思うの？　ハーレ読んでるとたまにそういう場面に行き当たるけど、それって普通のこと？　2つめ。長女がダイヤを引き継ぐらしいけど、嫁ぎ先には持ってかないの？　結婚するまでの一時使用なら「引き継ぐ」って言葉もおかしいし、代々長女が婿取りしてる感じでもないし、わけわからん。　3つめ。ヒーローも元カレもたかだか１週間かそこらでヒロインの身元割り出してるのに、50年放置したじいさん。死ぬ前に思い出しただけで、ほんとは探す気なんかなかったよね。　4つめ。いくら急な結婚だからって、ヒーロー妹完全スルーってどうなの？　ローマくんだりまでハネムーンに行くなら普通先に妹に挨拶に行かないか？　ヒーローが妹隠したかった事情はわかるけど、「ヒーローは妹を大切にしている」と思ってたくせに、ヒロインは何で疑問に思わないかな。　

身分差ものによくある身分が高い方の親族からの嫌がらせに、ヒロインが耐えられず破局してしまった後の話という珍しい？パターン。その設定は興味深かったのですが、嫌がらせの内容がたった数行の文字のみで説明されるためヒロインの辛さに共感できず、むしろヒロインがヒーローにした仕打ちにイライラ。しかもヒーローと乗り越えていこう！と決めた直後に、他人の言葉に惑わされてまた逃げ出す始末。重要人物であろう親友の存在もよくわからなかったし、シリーズ物なせいかとも思いましたが他の方のレビューを見るとそうではなさそう、とにかく残念なお話でした。

で考えたなら変身して愛される計画になるんだろうけど。ヒーローは離婚成立前に他の女性と関係をもつのはダメだろうね。作画の拙さよりもヒロインのファッションセンスが目についてしまいました。もう少し垢抜けて欲しかったな。

けど、最後のヒゲいらない。

独特なタッチの作画なんですが面白かったです。いろいろなタイプのヒーロー像、ヒロイン像があって新鮮です。物語の構成も素晴らしく最後はほろりとしてしまいました。

低評価が多いようですが、私はこのヒロイン、好きです。 強いというよりは強がりで、言葉で武装してる感じだから性格悪く見えるんでしょうね。 でも財産目当てだのなんだの、金切り声で言われたら言い返したくなりますよ（笑） 個人的には何を言われても耐えるヒロインの方がイライラして苦手なので、この辺は好みの問題でしょう。 自分で自分を守ろうとする強さ、現実の世界では大事ですから。

結構感動した。ストーリーにもキャラにも特に好きな要素はなかったのに。てかこんなマザコン要素持ちの男、いつもならサイテーとかアホとか消えろとか言いたくなるはずなんだけど何でかな。スピロかな。それともアホが突きぬけているからか。いや、本気でヒロインのために迷いなく会社を捨てて破産したのがポイント高かったのかも。そもそもヒロインがピルを飲んでる事を知ってからは完全に捨て身だったのがよかったのかもしれない。結ばれて終わっても「ハッピー……？」てクエスチョンつく作品多いけど、これはちゃんとハッピーエンドかなと思う。

コミック版が大好きで、原作を見つけて購入しました。 コミックも原作もほとんど同じです。どちらも真っ逆さまに恋に落ちているのに、徐々にそのことに気付いていく2人の様子と誠実さ、ヒロインの思いやりの深さが魅力です。 小説の方が心のうちを繊細に追っていけます。

このヒロインは最初から好きになれませんでした。葬儀でどうしてあんな目立つ格好で来るのか？ヒロインのヒーローに対してのアプローチなんでしょうね。目立たないようにしてこっそり個人を偲べば良かったのではないでしょうか。それと、ヒーローの妹のヒロインに対しての憎しみは理解できます。「あなたの金切り声が廊下まで響いていたわよ」という挑戦的な態度も好きになれません。父親を亡くした人に対してですよ？しかも「かわいそうに。ミエッテ。あなたのＢＦが私に入れあげたことまだ根に持っているのね。」と酷い言葉を浴びせて…。冒頭から思いやりも人としての品格も無く、自分のことしか頭にないヒロインに思えました。過去に「使用人」と言われてムカついたのも理解できないです。だって事実ですよね。ブライアンとの結婚でも信託財産もらえたわけだし、ヒーローと結婚したのも自分の夢を叶えるため、まあ、自分自身の欲ですよね。楽しないで働けば良いのに。エレナという初老のメイドも理解できません。ヒロインを見ただけで、ポーシャの悪口を言う。ポーシャが退屈な娘って・・・おいおい、エレナさん、あなた何様のつもりよ？悪口言っていいのかい？全体的に訳の分からない不快極まりないお話でした。漫画家さんのせいなのかな？

あとがきのブラジャーについてですが、ノーブラなのはラクなのでは？もしかしたら官能的なのかもしれませんが。自分は寝ている以外はしていないと気持ちが悪いですけど。作品はよくあるお話ですけどハッピーエンドになってよかったです。

思いの外ヒーローがいい人だったので読後感もよかったです。ヒロインも知的で蛹から蝶に美しく変身。人を愛するということは言葉もそうですが行動でも証明になりますね。

ぎっしりと凝縮されてました。美しく華やかな絵で視覚的にも楽しみながら読みました。このシリーズの最終巻の作品を読むのが待ち遠しいです。ヒーローの受けた体罰の拷問やヒロインのトラウマも残酷ながらも物語のメリハリをつけてました。

途中からヒーローが180度方向転換するんだけど（それ迄はヘビがネチネチやってる感じ）切っ掛けが弱すぎて、読んでいて置いて行かれる。ヒロインも言葉にしないけど、ヒーローも訊ねもしないで思い込みの行動を取ったり、説明も無く一言で終わらせるから辻褄も合わなくて意味不明。口が大小様々に開いていて、叫んでる？様だったけど感情が伝わってこない。私には読んで疲れる作品でした。