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身近にある毒植物たち
“知らなかった”ではすまされない雑草、野菜、草花の恐るべき仕組み
安易に食べると危険!
ときには、迂闊に触っても危険!
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
道の傍ら、庭の隅、身近な畑や野山でひっそりと、あるいはあでやかに伸び咲き誇る植物。
いずれも美々しく、そしてときどき、なんだかおいしそう。
けれどなかには、お馴染みの野菜や山菜に似ているのに一口で昏倒するもの、
迂闊に触れると悲惨な事態を招くものもあるのです。
恐ろしくも、知っておきたいその世界をご案内。
序章 忘れられがちな“植物の自然毒”
・恐怖に震えるフランス兵 ~ジャガイモ~
・苦いほどに危険増大 ~ズッキーニ~
・有毒物質でがん治療 ~トマト~
・高い薬効、意外な仕打ち ~ドクダミ~
・花の色にご用心 ~ナタマメ~ ほか
第1章 致死性の身近な植物
・難解、厄介、そして後悔 ~トリカブト~
・“嫁殺し”は蜜の味 ~ドクウツギ~
・息の根止める“裸の貴婦人” ~イヌサフラン~
・乱獲される自殺薬 ~グロリオサ~
・忘れられた猛毒草 ~ドクゼリ~
・香味豊かな絶命スパイス ~シキミ~ ほか
第2章 重大事故を起こす園芸植物
・甘美な香りで意識喪失 ~キダチチョウセンアサガオほか~
・世界の名薬、路傍の毒草 ~タマスダレ~
・シアンのいどころ ~アジサイ~
・吸い寄せられる子どもたち ~カラー~
・息の根止める魅惑の薬効 ~カロライナジャスミン~
・小悪魔的な惚れ薬 ~スズラン(ドイツスズラン)~ ほか
第3章 取り扱いに注意すべき“普通の”草花
・恩知らずの失恋草 ~オダマキ~
・不安だらけの抗不安薬 ~ハナビシソウ~
・鼻に詰めれば毛が生えますか ~シクラメン~
・すてきにおいしい神経毒 ~スイートピー~
・あなどれぬ不可解な迷信 ~ノウゼンカズラ~
・入り口と出口に効くプリマ ~ラナンキュラス~ ほか
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(C) 森 昭彦 2016
ページ数:192ページ
出版日:2016/06/15