Google流 疲れない働き方
「疲れる組織」「やる気の出る組織」の違い
●グーグルは、「社員の体調・メンタルの管理」も先進的!
「いつも10倍の成果をめざす」「優秀な人も多く競争も激しい」など、実際には心理的なストレスも多そうなグーグル社ではありますが、その分、会社も「社員がストレスをためない取り組み」を多くやっています。そうしたグーグルの取り組みから、個人でもマネできるもの、などを中心に紹介します。
●「疲れる組織」と「疲れない組織」は何が違う?
日本の会社は「疲れる組織」「疲れる働き方」が多い。いくら健康体でいても、組織が「疲れる組織」であれば、元も子もありません。ご自身がマネジャー・リーダーであっても、一般の社員であってもできる、「疲れない組織」にする方法も紹介していきます。
はじめに
序章 皆さん、疲れすぎていませんか?
疲れすぎている日本人
第1章 時間のマネジメントから、「集中力」のマネジメントへ──フローに入れる環境をつくる
タイムマネジメントより、集中力のマネジメントを意識しよう
フロー状態に入ると生産性が2倍になる!
集中しやすい環境を確保する
マインドフルネスの習慣で「フロー」に入りやすくする
グーグル営業マンに学ぶ相手に振り回されない仕事術
環境は「自衛」せよ
第2章 疲れず生産性を上げる「エネルギー」と「感情」のマネジメント──スプリントでメリハリをつけた仕事をする
エネルギーの状態によってやる仕事を決める
新しいことをするために、あえて「ルーチン」をつくる
スプリントとは何か
認知心理学で、感情をマネジメントする
「時給」ではなく「年収」で考える
第3章 確実に自分をチャージする食事・睡眠・運動の習慣
健康の土台となるのは食事
仮眠はパフォーマンスアップに効果的
目が疲れた時の対処法
運動の時間がとれなければ、仕事の中に運動を取り入れる
第4章 疲れる組織と疲れない組織──心理的安全性が不安を取り除く
あなたを疲れさせる最大の原因とは?
疲れる組織と疲れない組織
まずは「飲み」に行くことからはじめる
「疲れる」組織は、管理職の問題?
「お荷物」と感じられる上司にあたったら……
職場の「疲れるコミュニケーション」に巻き込まれないために
組織は自分で変えられる
第5章 疲れない働き方──意義を見つける
働き方が変わった
おわりに──「世界の中の日本の会社にいる自分」が働いていることの意味
続きを読む
(C) Piotr Feliks Grzywacz 2018
出版日:2018/03/09