読まずにすませる読書術
京大・鎌田流「超」理系的技法
あなたの読書人生をくつがえす禁断の技術
◎本は最後まで読まなくていい――
読書に完璧を求めるのはもうやめよう!
京大人気NO.1教授が明かす、
あなたの読書人生を覆す禁断の技術。
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「最後まで読めない…」
「全然頭に入らない…」
「気がつけば積ん読に…」。
このような声をよく耳にします。
読書で本当に大事なのは、
本を「いかに読むか」ではなく、「いかに読まないか」。
「合わない」と感じたら、無理して読む必要はないのです。
本書は、既存の速読法や多読法とも一線を画し、
本に対する自分の「体癖」を知って、
ムダな本や箇所を「読まずにすませる」理系的読書技法を紹介。
選書眼を養い、読まなくていい部分を知ることで、
結果的にムダな読書で時間を浪費する必要がなくなり、
「読後の知」を生かせる有意義な人生が送れるようになる――。
京大理系人気教授が教えてくれる、
これまでの読書術が触れてこなかった画期的な1冊です。
はじめに
第1章 ムダな読書で人生を浪費しないための新しい読書術
本は最後まで読まなくていい
あなたは本に読まれていないか?
本を読むことを目的としない
音楽的読書から絵画的読書へ切り替えよう
身体の性格「体癖」を知る
第2章 読まずにすますほど読書の効果が飛躍する
「いかに読むか」から「いかに読まないか」へ
人から借りる知恵は八割でいい
過去の蓄積にすがるだけの読書はやめる
第3章 「読まなくていい」を見抜く選書眼の養い方
読書が「活きた時間」になっているか
読まなくていい本を選ぶ眼
「離見の見」で見るクセをつける
第4章 「読む必要がない」を見抜いて確実に頭に残す方法
本の構造から読む・読まないをつかみ取る
目次とまえがき・あとがきにまず目を通す
「中見出し」をパラパラ読みして本全体をつかみ取る
第5章 読後のアウトプットにつなげる習慣
アウトプットで読書はようやく完成する
本を読む時間と手離す時間のバランスを保つ
一時間読んだら、三時間考える
間を取るからこそ「ひらめき」が生まれる
おわりに
など
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(C) Hiroki Kamata 2019
出版日:2019/03/05