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なんのために学ぶのか

なんのために学ぶのか

池上彰が本気で問う。学び続ける理由

内容は、「学びで得た喜び」や「学びの本質」、「挫折からの学び」、「池上流勉強法」、「オススメ書籍」、「学びの正体」へと多岐にわたる。

学びとは、つまるところ「人を知ること」であり、「自分を知ること」、ひいては「よりよく生きるための人間力」そのものであることに気づかされる。
子どもから大人まで、すべての世代におすすめの1冊!

はじめに──これからを生きるあなたたちへ
1章 勉強が好きじゃなくてもいい ──おもしろいことが一つあればいい
 「明日死ぬことがわかっていても勉強したい」
 高校生の時に知りたかった「対数は役に立つ!」
 一流の人ほど、基礎的な知識を大事にしている
 科学者も注目する「セレンディピティ」とは?
 学びの楽しさはご縁から
 数学の勉強は必要?
 最貧国マラウイで「風をつかまえた」少年
 学ぶことに遅いということは絶対にない
2章 どうして勉強しなくちゃいけないの? ──学校で学ぶということ
 上から押しつけても勉強しない
 大学で学ぶとはどういうことか
 衝撃的だった大津市の保育園児死傷事故
 どうすれば事故を防ぐことができたのか?
 保育園はどうあるべきかという問題
 一つの出来事から問題意識を深め、広い視点を持つ
 改元で「令」の意味を誤解した海外メディア
 日本は1300年前から続く「言霊」の国
3章 失敗・挫折から学ぶ ──こうして「池上彰」ができあがった
 なるべく早いうちに挫折を経験しておく
 自動車免許の学科試験に落ちた
 情報源を危険にさらし、自己嫌悪に陥る
 日銀松江支店長インタビュー始末記
 ロッキード事件で連日続けた真夏の張り込み
 地団駄を踏む思いをした「刎頸の友」
 「警視庁」がなぜか「錦糸町」に
 単独スクープを逃した世田谷連続放火事件
4章 読書が好き ──よい本との出合いは人生の宝だ
 『読書について』ショウペンハウエル
 本を読めば読むほどバカになる!?
 自分を「他人の思想の運動場」にしてはいけない
 『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
 生き方について考えるきっかけに
 いじめられている友人を助けることができるか
 勇気とは何か
 辛くなったら本の世界に逃げればいい
5章 生きることは学び続けること ──なぜ、私が学び続けるのか
 そもそも人間って、どういうものだろうか
 人間がわかっていないと、AIも役に立たない
 レーガン政権の教育改革は正しかったのか?
 教養があるとは、どういうことか
 日本は高等教育・大学教育を自国語で受けられる稀有な国
 日本は江戸時代には、すでに世界有数の文明国だった
 開発途上国での女子教育の重要性
 粉ミルクを水たまりの水で溶いて飲ませている現実
おわりに──一緒に「知の宇宙」に旅立とう
など
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価格:935円
出版日:2020/03/05

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