「日銀」が日本を滅ぼす
世界3大投資家が警告する日本の未来
日本を危機に陥れた日銀の正体!
「日銀」の政策で読む日本経済の未来!
今まさに、日銀の長年続いた異次元緩和の影響が、日本を危機に陥れている。終わらない円安や負債の膨張、輸入コスト上昇を引き起こし、国際競争力は低下。人口減少と高齢化が進み、社会保障制度も限界を迎える。今こそ日本は、長期的な視点で「痛みを伴う改革」を実行することが急務である。世界3大投資家の1人が教える、日銀の実態と抜本的改革の戦略!
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■序章 日銀が日本を滅ぼす
日本の株式市場の今
日銀の金融政策は市場の安定に貢献しているのか
昨今の投資意欲向上は、「失われた30年」を抜け出すきっかけになるか
17年ぶりの「利上げ」は金融正常化へつながるか
投資や貯蓄を呼び込まなければ、日本経済は衰退の一途
円安で訪れる「通貨危機」の可能性
■第1章 日銀が果たすべき役割
本来の中央銀行の役割
景気はコントロールしないのが望ましい
歴史上の優れた中央銀行の例に学ぶ
歴史的失敗から学ぶ、日銀が繰り返すべきでない教訓
日銀のこれまでの歩み
■第2章 日銀の責任と日本経済の停滞
バブル崩壊と「失われた30年」
日銀が行った金融政策は失敗だった
アベノミクスも失敗
黒田総裁の“異次元緩和”も効果なし
構造改革の成果は微々たるもの
日銀の政策が及ぼす世界経済への影響
「透明性」と「自主性」の限界
多くの政府は「インフレ率」の嘘をつく
政府や日本国民にも責任がある
■第3章 日銀の政策がもたらす悪影響
金融緩和政策の影響
長期にわたるゼロ金利政策は世界的に見ても“異常”
人口減少と負債増加が同時に起こるのは致命的
債務残高の増大は問題ないという主張の誤り
国際競争力の低下
投資先配分の誤算を招いた
退職金や年金が支払われなくなる
若い世代の貯蓄意欲の低下
消費者の支出意欲の低下
低金利でお金を安く借りられるメリットは一時的
正常な金利は「3%」
国債、ETFの大規模買入れのリスク
新紙幣の導入は経済にプラスか
■第4章 危機を回避するための「痛みを伴う改革」
日本はこのままでは破綻する
歴史を学び、長期的な視点で改革に取り組む
大量の紙幣発行をやめ、借金返済を優先する
金利を市場に委ね、日銀の介入を排除する
日本の再興のためには人口を増やすしかない
一刻も早く移民を受け入れる
あらゆる少子化対策を施す
政策を批判的に見る姿勢を身に着ける
「痛みを伴う改革」で真の復興を実現する
植田総裁は救世主となり得るか?
日本の若者が幸せに暮らせる未来を望む
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(C) Jim Rogers 2024
出版日:2024/12/07