立派な身分に見合う教養のある二人の恋愛が読んでいて気持ちよかったです。 特にマリーナは自分の幸せより相手の事、それ以上のもっと広い視野で物事を決断する女性です。 彼女の不幸な結婚が、たんなる深窓のお嬢様から自立したしっかりした女性へと変貌させたんでしょうね。 またそんな女性だからこそタナーは一目惚れしちゃったんでしょうね。 三浦先生の絵は繊細で人物もかわいらしいんですがマリーナの肉感的な身体の線はとても色っぽかったです。 ストーリーも絵も申し分ありませんでした。

篠崎先生、どんどん絵が雑になってきましたね。 以前の「砂漠のライオン」やヒストリカルの「スザーン・バークレー」シリーズを書いてた頃から比べれば、ファンとして失望以外の感想が書けません。 ここ何作かは購入しては後悔の日々です。 この作品も原作を読んでいないんで、的確ではないかもしれませんが、あっけなく父親が死んでハッピーエンドって展開にあきれます。理解できないし、な～～んにも響かない。 他の皆さんの意見にまったく同感です。

原作を読んでないんでこの漫画だけの感想ですが、別れる事がわかっていながら抑えきれなかった若い二人。お互いしっかり自立していたから、最初は少し時間がかかるだろうがいつか相手を忘れられると思ってた。再会して最初は認めたくなかったけれど相手への恋心がなにも変わってない事を思い知らされる。カルは少し屈折してるけど息子の存在を秘密にされて恨みながらも、「僕が自ら手放した１４年だ」という後悔の言葉がとても印象的でした。

皆さんのレビューを読んで、購入を迷ったんですが買ってよかった。　 こんなにふたりの感情の機微を丁寧に描いてるハーレにはあまりお目にかかれないので、掘り出し物です。 患者と看護師の、何気ない日常も特にザックにとっては幸せな時間であり、ちょっとした事でも嫉妬しちゃう彼がステキです。 また、７つも年下の彼に対するミシェルの気持ちの動揺もわかる気がする・・・。八ッピ－エンドになるのはわかってても二人を応援したくなるようなお話でした。

ハーレクインのシークものはいつも簡単に王さまが民間人と恋に落ち見かけ倒しの障害を超えて、晴れてゴールインってのがパターンでしたが、この作品は見応えありましたね。 このぐらいの高い壁がないとシークの値打ちなしですよ～ ふたりの恋のはじまりから経過も胸キュンキュン！！読んでいてお互いの熱さや真剣さがすごく伝わってきました。 それにしてもマレクがサッと上着を着るシーン・・ツボでした。

「一緒に逃げて、結婚して、僕の子供産みたくない？」・・ キュンとなりますね。 原作は読んでないけど、さとみ先生の台詞はいつも心に響きますね。アレックスの立ち姿もステキですが、口説き文句だけで、ハート５つですわ～。

村田先生の漫画はいつもセリフが理屈っぽいですが、今回のはさらにバージョンアップしてますね。 なんだか愛の話なのに、講義聴いてるみたいでした。 ７年間ヒーローの方は未練もなかったようなのにちょっと再会しただけで、（まあ～ヒロインは立派な医者になってはいたけど・・・）お決まりの展開かあ～～って感じです。 それにしても、サイボーグが恋愛してるみたいに見えたのは私だけ？？。

篠崎先生の漫画は、いつも期待して購入するんですが、なんか今回もガッカリです。 ヒーローもヒロインもこれといって魅力なく淡々と話が進む・・・この展開？・・？・・手！！抜いてません？？？ 前の作品が素晴らしかっただけに妙に期待して裏切られる・・まっこの作品も原作読んでないんでえらそーな事は言えないんですが・・。

誘拐物は、やはり篠崎先生の代表作だといえる「砂漠のライオン」には見劣りしましたね。 ２本になってるわりには内容が薄かったかなあ～。 ゼインのキャラがまったく変化せず、カタブツでクールなままってところが気に入らなかったかな。 やはり「砂漠のライオン」のシークように変わっていってほしかった。ベアリーはかわいかったけどね。

いっつも思うのですが、前後編２巻になると読み応えありますね。このお話もヒーロー・ヒロインの近ずき方がゆっくり丁寧に描かれていて感情の変化も納得できます。 「聖なる楯」については簡単に解決しちゃって物足りなかったですが、真崎先生独特の情念のような、ねっとりした濃厚な感情がたっぷり味わえました。

原作もかなりいいです。 孤独でプライド高い生粋のシークであるカリムがダイアンによって変わっていく様が、丁寧に描かれています。 漫画の方も完璧ですよね。 私もこの作品がHQの中で一番好きです。 ホント　セクシーな甘美な二人ですよね。

いっちばん！！ やっと待ちに待った ３が出ましたね。待ちきれなくて小説の方も読んじゃいましたよ～。私だけの感想かもしれませんが、ストーリーは同じなんですが、小説の方が若い二人らしく感情が濃密でしたね。それにしてもこの３ではエリザベスの強さが印象的で、おなかの子をなにがなんでも守り抜く覚悟が見事でした。

中村先生の作品にはいいものもたくさんあるのに、この話は一言でいってつまんない。後半など　えーーーもうあっさり結婚しちゃうのーーー？？？と唖然！！ このヒロイン「結婚という条件がないとセックスしないって・・・」こんな打算的な考えないんじゃあないと思ってしまう。好きなら形式なんて必要ないんじゃあないの。バカバカしくなってしまった。

HQは最後はハッピーエンドになるってわかってても、このお話は終着点はどこ？と珍しく戸惑いながらワクワク読めた作品でした。 ジェシカのどんな過酷な運命にも立ち向かっていく凛とした強さが印象的でしたね。そんな彼女に心惹かれていくフランシスの心の変化も丁寧に描いてました。どの作品にも言えることですが、やはり2巻になると読み応えありますね。

美しい絵、完成された構成、申し分なしです。 この時代の無神経な女性蔑視な中傷にもまったく　ぶれないロバートの愛に応えていくアイアンサ。 こんなハーレクインが読みたかった！！と一言言いたくてレビュー書きました。 またあちこちに散りばめられている何気ない二人の愛のシーンがこの物語では印象的でしたね。凍えているアイアンサの冷たい身体を温めるシーンなんてセクシーな絵でしたね。

さすが藤田先生！！じっくり2巻読ませてもらいました。 最近私が手にしたHQは、行動よりも「愛してる」の一言が大事って話が多かったんで「それは違うだろう~~」と言いたかったんです。この作品では二人には言葉なんか必要ないですね。 自分より相手の幸せを自然に望んでしまう想いが心に響いてきますね。その象徴ともいえるあの教会での二人だけの結婚式。お互いが無二の存在であるなんて・・感動的でしたね。

表紙の絵を見て（うまいとはいえない・・）あまり期待せず読んでみたんですが、内容はすごく良かった。 一生懸命で前向きなヒロインが見てて気持ちいい～。 そんなヒロインをしっかり受け止めたいと変わっていくヒーローも素敵でした。期待しなかった分、倍　楽しめました。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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いつも思いますが、狩野先生のハーレクインは絵もストーリーもヒーロー・ヒロインの心情も、とても丁寧に描かれていて、読み応えありますね～。 二人の感情が揺れながらもちっともぶれてない。 父の死の真相もヒロインと同じ目線で解き明かされていく流れで自然でした。 それにヒロインがヒーローに反発しながらも、素直でかわゆい。読者まで胸キュンときちゃいましたよ。

素直に相手に向き合えないローディーが魅力的でしたね。 だいたい、ハーレクインに出てくる若き社長はビシッ！とスーツ姿が多いのに芸能人顔負けのようなお姿も素敵でした。 加えて、狩野先生の手の表現がとても綺麗。思わず見惚れてしまった～

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