医療関係者ではないので、正確なのかはわかりませんが、状況の細かい説明で、医療現場の緊迫感も感じられ、一気に読んでしまいました。 登場人物もシンプルなので、わかりやすいと思います。

じれったい人たちに、杖を一振りしたら、いろいろあってもハッピーエンド！になるのですね。 ハーレクインとシンデレラ物語をミックスしたようなホンワカした気分になる、、、というのが読後感想です。

原作を読んでいないのですが、ハーレクインらいしいストーリーで、コミックにしても十分素敵なお話になっています。久々に結びが気にならない、ページ数が気にならない作品でした。

こういうテイストが違う作品もあってよいと思うけれど、ちょっと趣味ではなかった。 もしかすると、ページ制限がない、小説版と読み比べてみると面白い！のかも。小説はちょっとサスペンスタッチで、伏線があちこちに？？？

流し読みよりじっくりは読めたし、絵もよかったかと思います。 キューピッド役が最後にはたくさん増えるあたりは、さすがハーレクイン。

原作の小説のほうも昔読みました。 今回、漫画を読んで、小説の内容も少し思い出しました。短いページ数にお話を忠実にそして起承転結まとめるのは、すごいですよね。違和感も感じませんでした。 読み終わった後、ハッピーエンドで幸せな気分というより、穏やかなやさしい気持ちにさせてもらいました。

シリーズ最終作ということもあり、すべてのなぞがここで解けました。順番に読んでいたので、謎や疑問がストンと落ち着いた気もしますが、もう少し厚みがあると、満点だったかと思います。 原作を読んでみたかったです。