他の方も書いておらえるように、ヒーローやってはならんことをしたというのに，サッと切り替えて許しを請う姿が信じられないです。 いや、訴える手前でもっと葛藤しなさいよ!って感じです。しかも、君は寛大だ、でも僕の事は許してくれない、みたいなセリフがありましたが、よう言えるなぁそんな事！と突っ込みまくりでした。ヒロインしっかりしていて素敵ですが、ちょっと他人の事をべらべら喋り過ぎでは?と気になりました。

一番気になったのが、目の悪い人間が焦点合わせるのに目をパチパチしたりしないよね？目をすがめてやぶ睨みになるよね？ 何より良く見えてもないのに、知らない場所でウロチョロしないよね？？プールならまだしも海に泳ぎ出たりしないよね？？ちょっと頭おかしいのかなヒロインと思いながら読みました。 あと、ヒロインの妹のやったことは完全に犯罪だよね。捕まれ。

ヒーローの方も初めての妊娠出産を迎える妻を自分の都合がよいように囲おうとするし、ヒロインもわざわざあんな山小屋に初めての出産を控えてこもる意味ある？ 悪天候で救急車もヘリも来られない可能性を考えないのだろうか。二人とも妊娠や出産を甘く考えすぎていてイラっとしてしまった。あと、表紙のカラーのヒロインの顔のゆがみが衝撃的だった。誰も何も言わないの？？

かっこいい人で指輪してなかったらオッケーで食事サービスしたり船に乗り込んだり…夜寝る前しか自分の時間がないと言っていた割には足しげく通って、無自覚だけどかなりガツガツしたヒロインだなと思います。ヒーローほぼ船から出てないもん。

最後のジャンプ何？バレリーナだからってあんなジャンプ急にするような人はいないでしょ。びっくりしたわ。急にコメディか？と戸惑いましたが、どうも至って真面目だったようでドン引きでした。

こんな絵柄でしたっけ？女性は下膨れ気味の童顔に、男性はたまにかなりの面長になっていてアレー?って感じです。お話は面白かったです。吐しゃ物にも負けない愛の始まりというのも運命的と言えるのかも。インパクトある告白でした。

満足の一冊でした。一つだけちょっと気になったのは、ヒロインが海に浮かびながらのセリフが時代と階級に合っていなかった…。原作では何と訳されていたのかな。何気にエレノアが大好きです。作家先生になったのね。優しい人ばかりでほっこりウルッとしました。

何だかもうヒロインがトラブルメーカーにしか見えなかった。粗忽すぎて。そんなに肝が据わってるなら最後発砲して仕留めてほしかった。個人的にああいうう落ち着きのない粗忽者が嫌いなので、ヒロインの魅力がゼロでした。どこの女優だよ的な格好だし。

理想のオタク女子みたいなヒロインも、ツンデレヒーローも別に良いのですが、彼の父親がプレーボーイだった設定だけはもうほんと納得できない。それなりの描写にしてほしかった。

侯爵夫人が型破りな女性なので、執事と深い愛情で結ばれているに違いねぇと思っていたのですが、あっさりくるみ割り人形みたいな人とくっついちゃってがっかりでした。スーパー執事の方が見た目もかっこいいしクレバーだし素敵なのになぁとひいき目で見てしまっていたので負けるとは思わなかったなぁ。

ヒーローの魅力が一ミリもわからなかったので評価が悪いのもうなずけたのですが、二人に関係のないシーンではありますが、ヒロインが一人でプレゼンを頑張った場面で、プレゼン先の社長にさんざん説明した後であろうに、端的に言うとソフトの良いところは何なの?的な質問をされていて、全然伝わってへんやん！（笑）と、個人的に面白い場面があったのでハート増しです。

この展開は大嫌いです。ヒロインが、嫌いな相手ならもっと抵抗してたと言って許していましたが、いやいやいや！と思う。愛しい男が嫉妬の上でした事だからで許したらダメでしょ。女性作家がこれを書いてるのだから、あーぁって思います。個人的には強姦で台無しです。

かなり過去が重たい主人公二人ですが、少しずつ幸せに近づく様子がとても感動的でした。ヒーローもヒロインもとても素敵な二人でした。お互いがお互いに出会えて、長い間持っていたトラウマから解放されて本当に良かったと思える内容で、読後感が良かったです。ヒロインの親友もかなり素敵だったので、彼女のお話も読みたい。

長年妻子に虐待をしていた男が許しがたいです。痛い目に遭ってほしかった。できればヒロイン母が生きていてヒロインのように幸せになってほしかった。可哀想すぎる。 子の終わり方だと、ヒーローは彼女たちの苦悩の日々を知ったけれど、そのほかの社員たちも周りの人間も器のデカいヒーローはなんでこんな女選ぶんだ？くらいにしか思わないだろうし、何だかもやっとします。

色々とヒーローも耐えてきた過去があったようだけどそれを知ってもなお許せん。自分勝手が過ぎる。 一方的に自分の欲求を伝え異論は認めない場面では殺意すらおぼえた。 ヒロインの人生をなんだと思ってるんだろう。よく許せるなと思うし、良く精神が壊れなかったなヒロイン、と思った。

ジミーがフリーなら結婚してほしい。大事にする。

が、最後の最後できになったのは、そんな家で子育てして大丈夫？ってところでした。 最悪な夫の実家で刑務所の近くにわざわざ住み続ける必要が？

個人的解釈にすぎませんが、お互いコンプレックスに感じていた部分を含め受け入れて愛してくれる相手だと気が付きハッピーエンドだし、ヒロインのキャリアに関しても、会話の中で今のインタビュアーよりラジオ、ラジオもいいけどコラムも書いてみたいと言っていたので、コラムはどこででも書けるから島に残る選択をするんだろうなぁという予想でした。という事で、仕事も愛する家族も手に入れたヒロインです！

絵もすごくきれいだし、お話も読みごたえがあってとてもよかったです。要所要所で主人公たちの表情もきゅんと来るものが多くて当たりな作品でした。 ただ一点、最後のクライマックスでヒロインとヒーローのセリフが逆だと思うのですが…。え？と思って現実に引き戻されてしまったのが悔やまれます。

作中のセリフにもありますが、ヒーローが自分の思い通りに事を運びたがるところが受け付けませんでした。ヒロインみたいに呆れても最後には受け入れてあげられないなぁと思って読みました。 2回目に自宅をアポなしで訪問され、今すぐ実家に送ってあげるから用意してと言われた時点でブチ切れです。 最後にむしろヒロインの気持ちを汲んで行動していたという感じのセリフがあって、あれで相手に合わせてるレベルかと思って、やっぱりどうも好きではなかったです。

主人公二人のお話は双方魅力的でよいのですが、家族が竜巻で亡くなっているのに家族全員さほど痛手を受けていないのが気になって気になって。 切り替えが早すぎて妹死んじゃったんだよね?と読み返しましたよ。 赤ちゃんが無事だったのは良かったけど、いやいやい娘や妹が死んでしまったのに笑顔多いな!と思いながら読みました。竜巻で飛ばされて赤ちゃんが無事だったことよりもそこが気になりました。