シリーズ一作目が長年の想いを実らせてハッピーエンドでじんわり盛り上がる感じなのに対して、こちらは普通にヒーローとヒロインが徐々に惹かれ合う話。終始穏やかなので、これといった印象は残らないものの、ハーレクインの他の理不尽なヒーローとかに悶々としたあとに読むと、ほっとします。

復讐に飲まれるとここまでおかしくなるのかなーとヒロインを見ながら思ってました。 確かに正しいこともいっていたし、父親の死があるから、反発的な態度もわかるけれど、病気で倒れて助けられていてもかたくななあの態度。ヒーロー、そんなヒロインでいいの？とか思ってしまいました。 それとは反対に、ヒーローはいろんな意味で悲惨なイメージが。老けこんだといいますが、私は結構好きなヒーローの見た目でした。 で。結局、ヒーローの弟は弟の嫁に殺されたってことなんでしょうか？子供たちは可愛かったですけどね。 悪役な弟の嫁もわかりやすかったんですが、ヒロインがなーーという感じでした

わけわかんないうちに、処女を失い、無理やり結婚させられてるのに、ヒーロー家族をすんなり受け入れられるのかな～寛大なのは、お国柄？そこをクリアすれば、傲慢で傷ついてるシークはHQお得意の内容でした。官能的描写は湊先生の魅力の一つですよね。ただホントに犬の絵はいただけなかったです。

「再び姿を現した時、彼は喪服姿でふたりの男の子と赤ん坊を連れて」ってありますが、そんなシーンはないですよね？原作は読んでいないのでわかりませんが。 指輪のデザイン、みなさんのおっしゃるとおり、あまりにもデカ過ぎるしなんだかな～って感じですね。プロポーズの時期をはっきりさせるために、指輪の領収書の日付とゆーのも、なんだかな。デジタルな感じですね。タイトルから、もっと由緒正しい指輪のお話だと思ってました。 出来る秘書のトリーとイケメンのサイモンの関係が気になります！スピンオフでありますかね？

手紙一つで子どもを２週間も置き去りなんて信じられない。 てっきり子ども付きで出かけたのかと思って読んでびっくりだよ・・・。 評価は苦痛なく読めるし、個人的に好きな絵柄なので★３。

成績がトップだったからといって学芸員など専門知識なしでにわか仕込みでガイドになるなんてナメていると思った。終盤にエイダンが贈り物をして強引な歩み寄りをするがあれはどうなの？冒険家って考古学者＝インディ・ジョーンズって考え方なのかな？他の作品にあるように教壇に立つなり何らかの解決法はあるのに傲慢さが目立つ。べスも芸術家だから大胆で情熱的なのかもしれないが、ラナの予想通りあまりお似合いの２人ではないのかも。でも相性というのは得てして不思議なものであるから、作者あとがきにあるように２人の幸せを祈るしかない。

絵柄は好みだったのですが、ヒロインの性格が・・・。まあ思春期に容姿をけなされれば根に持つのもわかりますが、いくらなんでもヒステリックすぎ。 父親の再婚相手に反感を持つことくらい子供のときならいざしらず、大人になれば察してあげればいいのに、成長のないヒロインが好きになれなかった。まあ、そんな物分りのいい主人公じゃ物語にならないんでしょうが。

途中まではすごくよかったんだけど…。 結婚して冷たくするのは、両親のトラウマなのはわかるとして、そのトラウマの中身が「親子（父子）揃ってバカですね」としか言いようがなく。 確かに母はメンヘラ構ってちゃんだったかもしれないけど、父も悪いと思ったのなら謝罪すれば自殺まで追い込まなかったのではと思うし、その二人を見てて「愛したらダメなんだ」って思うのがわからん。 母が父に置き去りにされて亡くなったのなら、自分はそうしないでおこうとは思わないのか。このヒーロー仕事できないんじゃないだろうか…

絵が綺麗でもともと大好きな作家さんなので購入しましたが、なんというか、最悪。 妹ってあんな甘やかされすぎるんですかね？ 自分の結婚相手に対してひどいなーという印象と、事実がわかってもスルーですか？それとも、ページの都合上？ それよりも、弁護士なんて肩書を捨てたらいいんじゃない？と思えるヒーローの残念感がたまりません。 展開的にHQだなと思うんだけれど、ヒロイン、別の人探したらいいのにー

いつものクセの強い絵柄ではなく、とても素敵でした。いつもは好き嫌いがはっきり分かれる絵じゃなくていつもこの絵ならいいのにー。と思いました。内容はまあ、よくある話です。ヒロインが処女なので誤解が解けてヒーロー反省。王道です。まったく意外性はありません。ヒーローの鬼畜ぶりもロマンスの平均的な程度だと思います。ただ、最近見るに耐えない絵の作家さんが多い中でかなりいい感じだと思います。

ＨＱだと、莫大な借金を返すためとか、「愛されないのなら愛人でいいわ！」とか、ヒロインが追いつめられて愛人になるパターンが多いと思うので、このヒロインみたいに切羽詰まった理由もないのに愛人になるのって珍しい気がします。愛人やってお金をもらって家を買うっていう思考に共感できませんでした。

本来の王女であるヒロインがかぶった事で呪いがとけたにしても、あの犯人はどっからでてきて何で犯人だとわかったのかがよくわからなかった。 でも王女のキャラもよかったし普段苦手な佐々木先生ですが、かなり見やすくなってたのでそれはよかった。

もともと旦那さんはちょっと頭がおかしいんじゃないでしょうか？それともＤＶする人ってこんな考え方をしているのでしょうか。このお話で一番悪いのは間違いなく医者ですね！旦那もこの医者と出会ったせいでおかしさが増長されてると思います。ヒーローは素敵だしヒロインも頑張っているのに何故か釈然としないのは、ヒロインが裁判途中に”子供だけでは足りない・・”と思ってしまっているところでしょうか。

丸く収まったからいいようなものの、そうでなければトラブル続出間違いなし。全然出てこないけど、元彼の家族が成り行きを知ったら、超微妙な気分になると思う。それからヒーロー、一見地味な割にゆきずりの関係を山ほど築いてきたみたいだし、将来、他に隠し子が出てくる可能性は、ちゃんと覚悟しといたほうがいい。