すごい。私はとても義理のお父さんに「あなたの息子にそそられる」なんて言えません。キャリアウーマンの台詞とは思えない。ヒーローもCEOとは思えないおバカなラブい台詞を放ちます。子作りエッチばかりしている二人。振られた男はきっとそそられない対象だったんでしょうね・・・。

ヒーローは悪女だとテンから信じ切ってるヒロインを『もてあそんだ挙句みじめに捨ててやる』つもりで乗りこんだのに、素敵なホテルで熱い一夜を過ごし（ヒロインがバージンだったことに全く気付かなかったところをみると全然乱暴ではなかった様子ｗ）妊娠が発覚したところすぐ結婚して家に連れ帰り父親にも紹介し…ちょっと嫌味を言う以外は普通に優しい旦那さんしている感じですね。お約束の『愛ゆえに！』というより、根っから真面目で育ちがいいんだなと思いました。硬質で清潔感のある作画のせいもあり、この手の話にありがちなキャラクターへの厭らしさ腹立たしさは感じず読後感も良かったです。

ろくでなしの元婚約者に「喝！」ってスパイスをまぶして料理してほしいですね。

デジタルの画一的な吹き出しより手書きっぽさがあって好きです。コマのバランスとか囲まれ過ぎてない感じとか、ページの白さ？黒さ？とか…。人物絵や表現がレトロですが、それもまた味があります。角度豊かな人物描写はスゴい‼️見せ方がすごく上手な先生かと。このシリーズ、全部読もうかなと思っています。現代物より先生もイキイキと描かれてる感じがします。

それぐらいリアリティがありました。結構います、病的と考えるほど強く思い込んでしまう人が。女性に多いかもしれません。その激しい感情に揺さぶられ、普段は沈着冷静な男性も引きずられてしまう傾向にあるようです。 特に恋人や夫婦間では同じ価値観を持ったほうがいいと考える男性がそういう行動をとりやすいように思われます。著者の大橋薫さんはそういう劇場型の人間を描くのがとてもうまい漫画家さんですね。 不安を解消するには動かなくちゃいけない、頭の中だけでいくら考えても解決しない、時には知り合いに相談したり確認するために動くことが必要になってくるんですよね。ハーレクインはそういう行動力を与えてくれる、動きたくても動けないとき読みたくなるパワフルな作品です。

ハーレクインのお約束というか･･･憧れの、普通では絶対に会えない人との出会い話（笑）　人生に絶望し高慢なヒーローが、献身的に尽くしてくれる、ごくごく普通のヒロインと恋に落ち、真の大切なものを見付ける話（笑）　読み手側も、よく理解していても続きが気になり一気に読んでしまいました。画も綺麗で読みやすかったです。賛否両論はありますが、私的には楽しめました。

おちびちゃんがかわいい。内容はよくある内容です。おちびちゃんがかわいいので購入しました。

終わり方がいきなり過ぎて、データが壊れてるのかと何回も戻ってしまいました(笑) とりあえずヒロインとヒーローが幸せになるのはよかったかな。

二人とも、妙な意地っ張り人だったのかなと思いました。似た者同士なんでしょうけど、かかる時間が３年とは…。ハノン子爵がヒロインに素直になるように話してくれた件と、最後の二人の会話が一番落ち着いて、良かったと思います。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

著者の絵柄は、ヒストリカルがよく似合います。現代ものを描いても、なぜかヒストリカルに見える？！原作だと、実はこの作品のヒロインは、地味でガリガリにやせてる設定らしいのです。でも、著者の絵だとふっくら見えるのですね。なので、「あんな、やせぎす！」と台詞があっても実感がわかないのが残念。この時代に西部に1人で行こうと考える女性は、本当に強い！ヒロイン自身は自分に自信がないみたいだけど、実に芯が強いです。ちょっと元気になれました♪

ゾルターンかわいい。 お父さんとの対決はどうなったんだろう？

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

結局マダムはホントに想い人だったの？マダムの事は何か他に事情があるのではと思ってたら何もなく終わったので、勘違いでもなくほんとにただの想い人だったって事か。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

ヒロインの方が大金持ちでといういつもと逆のパターン。 とてもテンポ良く話がすすんで読後感がさわやかです。 読む方もついていくのに必死（笑）

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

岸本さんの描く女性はバービー人形のようにいつも美しい。ヒロインがどこまでも健気で尽くすタイプ。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

お世話になったお礼として出来ないなりに何かしようとするヒロインが可愛いです！ おじさんにも馬にも優しい性格なので失敗しても憎めないです！ お金がほとんどないのーと言う割には立派な家に引っ越してるので、お父さんに負債がなければ相当なお金持ちだったんでしょうねぇ。 こう言うお嬢様って悪い男に騙されがちなのに傷つかずにヒーローと出会えて良かったね、と思える作品でした♪

ヒーロー弟の個人秘書としてヒロインは雇われたはずなのに、ほとんどヒーローとしか絡んでない〜（笑）　もろに色仕掛けで迫ってきてる秘書のポーリーン。悪巧みも気付かないままヒーローどうするつもりだったのかしら？

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

イヤーお兄ちゃんかっこいいですねえ。出来悪い弟の尻拭い、子供まで面倒見るって、その子が大きくなったらきっと傷つくかも知れないのになあ。と考えてしまう私でした。

この手のヒーローが女心の細かいところに疎いのは、モテすぎて女性に関して苦労したことがないからといつも自己補完しております。ところで義理きょうだいは日本でも結婚できます。

だと思う。優しいし、偏見的ではないものの、やはりヒロインを探しもしなかったのは腹が立つかな。偶然にも会うなんて都合の良い事が起きるわけない。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

原作より漫画のほうがよかったです。

罠にかかってしまったヒロインですが、心の闇を抱えるヒーローを癒していきます。 画とお話がマッチしていてとても良かったです。心温まるクリスマスに最適のストーリーでした。

画力は不足だしところどころ描写も不足だしストーリーも腑に落ちないところがあるし。でも何か好きな展開です。頭の中で若い頃のゴールディ・ホーンを思い浮かべつつ、彼女主演のコメディ映画だと思って読みました。

ヒーローは男性として完璧。だからついヒロインの欠点が目に付いてしまう。ネガティブ思考で強情で、ヒーローの為と別れを切り出すけど、本当はヒロインに勇気がないだけ。往々にして彼女みたいな自己肯定感がゼロの人は、人生の別れ道で自然と損な方を選んでしまい、結果周囲も不幸にしちゃうんだよね。題名にある「代償」は複数の意味がある言葉だけれど、この話では、「あの夜(逃げてしまった)代償」で、子供とヒーロー家族が受けるはずだった幸福を５年も奪ってしまった、ということだと思う。ヒロインはその過ちを自覚して、ちゃんと反省しないと、また同じようなことをしてしまうと思う。