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２作品とも短編とは思えないほど読み応えがあって、良かったです。 特に「プリンスは失踪中」は、難しいこと抜きで笑えて、ちょっとホロリとして、思い切り楽しめました。 「初めてのルージュ」のヒーローはあまりに子供っぽくて、私の好みからはかなりハズレました。

ハーレクインだとありがちなんだけど、どうしてすぐ「誘惑してでも」となるんでしょう…。他の場合なら一目惚れでどうしても欲しくて…という言い訳が出来るのかも知れないけど、このお話の場合はしちゃいけないと思う…。運命の恋ってあるのだろうし、禁断だろうがなんだろうか愛しちゃう場合があるのだとは思うけど、ヒーローは大人なのだし立場のある人間なのだからもう少し何とかならないのかと思います。原作にも興味を持てないです。 本当に本気で彼女を愛しているのなら、彼女を受け入れて貰える状態を作り、自分との恋愛を認めて貰えるよう努力するのが先だったのでは？誘惑なんかしちゃって、気がついたら本気になっていて、どうするべきか決めかねている間にズルズルと…人を愛して馬鹿になったなんて、いくら絵が素敵でもそんなヒーローは嫌です。

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かなり年の離れた義兄妹の恋愛なのに、兄のヒーローがまるで子供・・。それに比べてヒロインは忍耐強い！私ならとっくに呆れてこっちから放り出すわ！でも藤田先生の何ともきれいな画によって帳消しかな❤やっぱりHQはロマンティックな画じゃなきゃね～❤

話自体はよくあるものだけれど、何か絵に生気がないというか。 主役の二人の告白も、何にも胸につまされることもなく、ただ淡々と進んでいく感じ。 主人公の父親も「え？病人？」というほど、顔色？も健康体の主人公と同じだし。 結果、全体の話があまり心に残りませんでした。

すべてが素敵です。ストーリーも画面構成も笑わせる部分も！！ ほほにキスするところがとてもセクシーでいいです。 私もハーレクインの中で一番好きです。ああ、ザヤド様。

マックスの相当歪んだ性格で人をいたぶるところは、面白かったです。彼の生育歴がそうさせているんでしょうけど…。 最後にヒロインがマックスに立ち向かうのは、良かったと思いました。

モンティがもさもさでかわいい。人物の絵は個人的にあまり好みではないですが、やっぱりモンティがかわいい！コミカルな挿絵は面白くて好きでした。ストーリーはシリアスなのに２人の関係と絵からそうはあまり感じませんでした。面白かった。

本屋さんで立ち読みして、終わりじゃないとわかった時続きが楽しみでした。完結してると思って購入したのに、またもや途中でおわり？？ 続編だして、同時に並べて欲しい！！この欲求不満をどうしてくれるんですか？ しかし、藤田先生の絵も話も綺麗ですね。リングレアムさんの話だからもっとこーこじれてると思ったのに。原作読みたくなりましたね。

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二人の間には色々な難題・誤解が立ちふさがる訳ですが、簡単にクリアしていってしまいます。初エッチも簡単で…これでは読者も登場人物の行動についていけないような気が。 そして、ストーカーのようにヒロインの目の前に何度も現れるヒーロー…場面設定が不自然です。

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記憶をなくす以前と性格がガラッと変わるようなものも多くて、そういうのには違和感を感じるけれど、この作品はヒロインが前向きにふみだしているのが伝わってきて良かったです。 ヒーローが過去にあえて触れないようにしているのも、反省して未来を見ているから。ひどい裏切りとか誤解がなく、夫婦再生の物語として楽しめました。

大絶賛のレビューばかりの中に、また絶賛がひとつ増えても芸がないですが。藤田先生は昨年のリージェンシーといい、この中世ものといいヒストリカル大当たりですね。時代考証をふまえた、衣装の絵も素晴らしいですけど、なんといっても原作を超えたヒーローとヒロインの心の内の描き方がスバライしい！ 今まで、どうしてヒストリカルのオファーがなかったのでしょう？ 最近のＨＱコミックは新人さんが多くて、ザンネンな作品が多い中、ＨＱとは、こう描くのよっ★という底力★いや～見せていただきました。永久保存版にしたいです。

森先生の作品はどうも男性側の感情が読みにくい気がします。もう少し、ヒロインに惹かれる瞬間とかヒーローの気持ちの動きが見れたら良かったのにと思います。ヒロインについての情報は冒頭の噂のみ（しか描かれていない）なのにどこで見直したのか。ヒロインが頑なにヒーローをプレイボーイだから…と思い込んでいますが、本気なんだと感じさせる何かが欲しかったです。ヒロインの噂を聞いた後の台詞の後では、何かがないと彼が本気なんだとは…ちょっと感じにくかったです。ヒロインの思い込みも仕方がないかなぁ…。原作もこうなのかしら？ なので、評価は普通。好きな作家さんですが物語としてはイマイチ。でも、ヒロインの啖呵が気持ちよかったのでプラス１です。

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ヒーローは家訓で処女と結婚しようとしていたのにまさか花嫁が自分の義理の弟に処女をあげていたなんて！ しかもまだ１７歳の時に・・・ヒーロー、よく耐えたと思います。自分の身内が自分の花嫁の処女を奪っていたなんて残酷すぎます。ヒロインもかなり昔の軽薄な行動を反省していましたが、処女を奪った彼が脅してきたなんて。も～、かわいそうでしたがヒーローの男らしさに救われました。原作も読んでいますが原作のほうもかなり過激ですが面白かったです。この漫画家さんはこういうヒロインに影がある、悩む乙女を描いたらぴか一ですね。難しい題材を原作を損なわないように描いていてとても良かったす。

すごく素敵なヒストリカルです。しかも1,2巻セットでお得♪ 橋本多佳子先生の絵がすばらしい。やわらかなタッチが特徴的で、このストーリーでは存分に生かされていて、ヒロインもヒーローもとても魅力的に描かれていて言うことありません。 ストーリーも、ヒロインにめろめろのヒーローがかわいくてきゅんっとしてしまいます。それなのにぜんぜん気が付かなくて、頑固で・・・その鈍感なところもまた魅力。ヒロインのがんばりに拍手を贈りたくなります。 それにしても、ヒロインの弟ひどいな・・・ しっかり罰を与えてやってほしい。