初めはヒロインにぜんぜん魅力を感じなかったのですが、なぜかどんどん綺麗だと思うようになり、素敵な女性だなと思うようになっていました。なのでヒーローにすごく共感できました。ヒーローが眠れなくて朝までベンチで考えているシーンが個人的に好きです。

傲慢系の男子がお好みの人は自分がその立場に立ったことがないから・・・と考えてしまうのですが・・・。実際にこんな男がいたら張り倒してやりたいです。セクハラ、相手の気持ちを考えない、無責任、欲望のままに自分本位だし自分勝手、結局自分が一番かわいくて大切なんじゃん？と怒りしか沸いてきませんでした。おじい様とおばあ様だけが救いです。

あれ？おもしろかったと思うんだけど、どうしてこんなに評価が低いんだろう？人間関係はちょっとわかりにくいです。ヒーローも出会った当日はメチャクチャ感じ悪いのに、翌日、出自の謎を聞いたらコロッと態度を変えてしまって。もともと、ひとめ惚れしてて、諸事情から心にブレーキをかけてたってことかな。よくよく考えれば、犯罪がそこかしこにあって穏やかじゃないけど、不幸なヒロインが幸せになって良かったです。

ストーリーに無理がなく、スッキリとまとまっています。１作目のお話は、一番つらい時にここまでつき離される（１８ヶ月とはかなり長いし、偶然会わない限りこの先もヒーローがヒロインとコンタクトを取ったかとてもアヤシイ）と、普通はもう会いたくもないと思うのでしょうが、ヒロインは優しいね。ま、子連れだし、お金の心配が全くないゴージャスな生活をこれからできると思えば、そういう意味では私でも許すかな（笑）。

著者さんの絵がやはり少女漫画っぽくてかわいらしさ全開でしたが、ストーリーにあっていたので良かったと思います。でもどうしてもヒーローの「上流階級」に対する卑屈さがちょっとウザかったかも・・・。そして娘と母親の関係も呼んでいて共感できるところがあって良かったです。

最後まで読まないと勿論結末は分りませんが、やっぱりこの一巻のほうが盛り上がり方が凄いです。映画のように迫力はある。グラディエイターのような筋肉りゅうりゅうのヒーローと１７才なのになぜか色っぽいヒロインのベッドシーンが露骨そうでいやらしくなく、綺麗に描かれてます。展開が速いので一気に読めますが内容は薄くないですよ。

すごく素敵なお話でした。ヒーローの過去もヒロインもきっと重いものを抱えているはずなのに、ヒロインの一途で素直な心で二人の空気がすごく優しく見えました。著者さんの絵も好きです！特に悪者も悪く見えない容姿・・・・苦笑。結婚で終わり、ではなくその後のお義兄さんのところでのエピソードも◎。すっかり夫婦になっている二人はとてもかわいらしかったです。

麻生歩先生の描く赤ちゃんや幼児はプクプクでかわいいなーといつも思います。ヒーローの国に対する義務感は鉄のように強固というか融通利かないヤツと思いきやクルっと変化したので少々拍子抜けしましたが、そうでないとハッピーエンドにならないですしね。

わがままなだけの無神経なガキだった。自分が傷ついたからって、他人を傷つけてイイわけではありません！ヒロインも才女なわりに重くウザイ。“最初で最後だったとしても”って覚悟決めて初めて愛を交わした直後に“結婚して”とは、私が男性でもドン引きです。ヒーロー兄がすごくイイ味出しててこっちの方が断然イイ男だと思うだけに、ヒロイン見る目ないなと思ってしまった。絵が綺麗なのでハートひとつおまけ。

まずキモイ・・・。とくにほっぺたが気になって気になって。ストーリーどころではなくなってしまった。遊びでしか女性と付き合わないのはわかったけど、その後どこから何がヒロインを愛しているに変わったの？初めてだと結婚しなきゃいけなさそうで重いからイヤで、契約結婚ならば良いのか？ありがちな話であっても、このヒーローの思考回路が良くわからなかった。

８年もすれ違うには理由がちょっと弱いし、その間貞節を守らず愛人といちゃいちゃしてるわけだし、ヒーロー良くないわ～。 しかも実際に結婚生活をはじめてからこのままうまくいけそうと思ったんだろうけど、８年の空白はなかなか埋められるものではないと思う。 最後もヒロインがヒーローのところにいって、それがきっかけでヒーローが本音を言うのも受け身ですごく嫌。どんだけヒロイン頑張らすんじゃ！って感じです。

無実の罪で逮捕され、身も心も捧げた人に裏切られ、ヒロインの傷心と屈辱いかばかりかと。美人でなければ陥れられることも、ヒーローに熱心に口説かれることもなかったんでしょうが…　私ならどちらも許せませんね。結婚したらヒーローを奴隷のように使ってやればいいと思います。

立ち読みではありがちな話だと思ったのに、評価が高かったので何か思わぬ展開でもあるのかと期待してしまいました。特に驚くような展開はなく、話としてはまとまってるかと思いますが…私は面白みに欠ける気がします。そもそもヒロインが出て行った理由も思い込みだし。祖父の話をちゃんと聞いて記事だってちゃんと読んでいればここまで拗れなかったはず。あの件で不安が爆発したとしてもヒーローと向き合って解決しようとして欲しかったです。それが夫婦ってもんでしょう。そう出来なかったのは若すぎたんでしょうね。でも夫婦揃って互いの愛と価値を知る勉強になったようで、これからは安泰でしょうか。私には何度も読み返したくなる話ではなかったので評価は普通です。

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原作を読んでいないので物語の唐突さや尻切れ感、ご都合主義的な進み方は仕方ないかと思って読みました。 絵がとてもかわいいですね。 ほんわかとした愛されキャラに振り回されるイケメン、そしてお母さんのナイスアシスト。 全編にはらはらどきどきといった感覚は薄いものの安心して楽しめるお話でした。

ヒーローって結構暗めで重い人なのね。。と思いながら読んでしまいました。確かに他人だけれどそれならそれで普通に接するのが大人の男だと思うんだけれど・・・。そして亡くなった旦那さんがちょっとかわいそう。だって半年って・・・せめて一年以上は時間は必要なんではないでしょうか？

ヒーローの魅力的だという笑顔、キツネっぽく見えました。 口からその場つなぎの出まかせがスラスラと出るし、その意味では政治家向きかもしれませんね。ハッピーエンドですが、この先もパパラッチに追われる生活が続くのは大変そうかも。

結局出てくる人たちは素直になりきれてなかったんですね。でもその中で誰よりも素直になっているヒロインは凛としていて素敵でした。お母さんも最初は嫌いだったけど・・・それからお話に出てくる男の人たちがかわいい。。。。初めのコスチュームラブシーンにはぶっ飛びましたが・・・笑　ぜひ作品のあとがきを読んで、著者さんの葛藤（？笑）を読んでいただきたいです。私もそれを読んだ後は「しょうがないか・・」という気持ちになった・・・・・かな？

ずいぶん遠回りしましたわね・・・というのが感想です。でも歴史背景もしっかりしているし、なによりヒーローもヒロインもとても気高く強い意志を持っているところが魅力です。激情のままに突き動かされないで淡々としているところがまた一味あってよかったです。

デ　バラ家のシリーズものは本当に当たりはずれがありません。それぞれの兄弟で皆違った性格で特徴も良く描かれています。七人もの兄弟がそれぞれに似合った最高の相手に巡り合い、そこで色々な問題を乗り越えます。シリーズ全てを読んで家族構成を把握するともっと楽しめますが、個々の作品でも単独で楽しめます。

その後あっというまに終わりそうな展開。話のテンポや物語の見せ方はいいのですが、著者の絵は苦手。鼻がない絵が多く気になってしまい感情移入できませんでした。

突拍子のない設定も意地悪な人もなく、後味が爽やかです。ちゃんと等身大のストーリーと言いますか…。復讐とか王室とかイマイチ入り込めないお話が多いなか、違和感なく読めたのはこれが初めてかも。あと、人物はもちろん風景や建物もきちんと描いてあってきれいです。

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ヒストリカルの分量を一冊では辛いですよね、どうしてもエピソードを相当端折らなければならなくなってしまう。漫画家さんの中にはもう割り切って、結構原作とはかなり別物のストーリーに仕立てる方もいらっしゃいますが、この作品は田辺さん相当苦労なさってほぼ原作通りのストーリー展開にされてらっしゃると思います。ただ、頁数の制限があるので多少のエピソードの削除はしょうがないところだと思いますが…後記のエピソードはホントに削除されたのは勿体ない!!!(爆)一応ネタばれコメント有ですけど書いていいのかなぁ…自主規制しときます。原作が良いので、１冊きりなのがホントに残念…

だけど、内容はそんなに悪くなかったような？ヒーロー自身がヒロインへの愛情にいつ気付くか（気付いてるけど認めるかだな）。その過程はヒロインがずっと、ヒーローの生い立ちやおかれた環境等から気持ちを勝手に想像して整理してってくれてたし。自分の感情となかなか素直に向き合えないお子ちゃまヒーロー、こんなタイプに気持ちを気付かせるには本当にヒロインの深い愛と忍耐が要るだろうね。

ハーレでよく登場する「ゴージャスなヒーロー」という形容詞があるけれど、このヒーローはまさにそれを絵で具体的にしてくれていてセリフ通りとにかくゴージャスです。ヒロインもツンデレな感じが可愛くて気持ちのよい読後感でラブラブな気分が味わえました。

久々にヒロインが見たヒーローはまさに死神！？ヒーローのヒロインを取り戻したい気持ちはわかるが、巨万の富を使った詐欺？ありゃ犯罪よ。そんな策を弄してワケわかんない行動するより、素直に自分の気持ちをぶつけなさいって。やってる事が悪質で、ヒロインがなぜヒーローに惹かれるのかサッパリわからない。あと、そういうムダな策の経緯がホラーチックに延々と細かく描かれてて読むのにムダに時間がかかってウンザリ。

ヒーローはアントニオ・バンデラスのイメージでしょうか？ 髪を下ろしている時のほうが若くて美しく見えるし、もみあげも見えないので好みです。ヒロインはお嬢様育ちで危なっかしいですがヒーローが優しく包んでくれるし、掛け合いも絶妙なのでいいカップルですね。

全く期待せずに読みましたが、意外と面白かった。ヒロインはヒドイ状況で暮してきたにも関わらず、明るく聡明でチャーミング。後見人も誠実で本来は責任感も強く（遠縁の女性にヒロインを任せきりは良くないが）紳士。こういう歳の離れた包容力ありまくりのヒーローが天真爛漫の若いヒロインをあやしつつ！？愛を深めていくお話は大好きです。著者のあとがきのワンシーンも気になるっ！

読みましたが私には内容が薄く感じてしまいました。絵は読みやすいですけどきれいな絵柄ではないと思います。この著者の作品はすべて既読ですがボス系が多いので作品が同じに思えてしまいます。