2005年の出版とはいえ、これが女性読者の媒体で普通に出るなんて…あまりにも旧態依然・女性軽視が酷い。 ヒロインは経理の能力もあるのに、愛する人ではなく、その兄弟の面倒まで見なきゃならないなんて地獄すぎます。 家庭にしばらつけられて、ひたすらビスケットばかり焼かされるヒロインが可哀想で、後味が悪いです。 ヒーローも、口先だけで本意ではなかったとはいえ、一度裏切った相手についてよくもペラペラと悪口を言える…それでいて愛してるなんてサイコパスに思えます。こいつと結婚しても幸せになれないよ… 読後感最悪で、バッドエンドにしか感じられません。

読み終わってめっちゃモヤモヤがたまりました！！！ 自分の妻が浮気したからって息子に八つ当たりって器小さ過ぎだろ。。。 何で誰とデートしてるかまで調べてるのに子供のことは報告なかったのよ。。。 ヒーロー父が中絶費用渡したってのに困窮って王様なんだしケチケチせずに払ってやれよ。。。 姉夫婦に養子って…普通に助けてあげてよ。。。

宝の話は何だったんだ？犯人どうなったのよ。絵もうまくないし話もつまらない。まあ月額で暇だったら読んでもいいかな程度。

この漫画家さんはやはり苦手です。すぐ赤くなる絵や照れて手を引っ込める絵とか本当に嫌いです。それにキャリアウーマンがキャンキャン言ってるところからして、仕事出来ないでしょうって思ってしまいます。

として読めばいいと思います。大人の物語だと思うのですが、どう見ても中学生にしか見えません。きらきら感は出してはいる様なんですが。

この作品のコミックス版の試し読みをして気になったので購入しました。コミックス版では序盤、侯爵の馬車には同乗しませんでしたが、原作はナニーになだめられて彼女の顔を立てるために渋々同乗した上でヒーローを助けていて、ただ勝気なだけではないヒロインの、他者との協調性や思いやりのある性格に好感が持てました。 ヒロインを妻にするつもりが愛人になってしまいそうで悩むヒーローに、ロマンス小説でありがちな記憶喪失設定を加えてさらに事態をややこしくさせてきた作者に妙技を感じて唸りましたが、終盤まで相手を強く想い合うが故に生じた誤解や行き違いは大きなトラブルにならずに終わったので、そこは安心して読めました。主人公二人だけでなく、おおよその登場人物が幸せになる展開で温かな読後感がありました。