それぞれの葛藤を乗り越えていくところは面白かったです。うるっときちゃいました。 継母もこういう人だったのかというのはあとでわかって、ある意味可愛そうだったり、可愛かったりとは思いましたが、浮気はだめだよねぇとういもやもやが残ってしまったので。 全体的にはとても読みやすかったです。

最初のヒロインがヒーローの面接を受けるシーンからだめでした。雇い主になるであろう人物に、いくらなんでもあの口の聞き方。普通ならあり得ない。 いろいろいい部分はあるんでしょうが、セクシーな水着に見えない。 絵柄が嫌いとかいうのではなく、簡素な下着のような感じで、申し訳ないけれどだめでした。 話の流れはある程度わかるものの、あまり心にひっかかるものはなく、ヒロインはヒロインで暴走。ヒーローはヒーローで空周り。ヒロインの過去も気の毒だとは思いますが、なんかいろいろ納得いかずです。

ヒーローに関しては、ヒロインのことを知ってから、今までのことを自分の中では反省はしているものの、言葉にしなかった（よね？）が、すごく不思議で。 ヒロインも、よくあそこまで我慢したなーと思いつつ、ヒロインの手当てをした医者が一番悪人じゃない？とか思ってます。医者としておかしい。 周りも踊らされて、噂話をそのまま鵜呑みにするあたりもうなんというか、ひじょーに気分悪いのですが、ヒーローの恋人役として登場した彼女が、単なるいじわるな女性ではなく、自分のしたことを瞬時に理解し反省し、それを恥じる姿一番印象に残りました。

ストーリーは確かに暗いし重いと思いますが、こういうのもたまにはいいんじゃないかなって思いながら読んでました。 私はHQで、光﨑圭さんを知ったのですが、最初は「ちょっと古臭い？」なんて結構失礼なことを思っていましたが、光﨑さんの陰影ある描写や、雰囲気にぐっと飲み込まれてしまう感覚がすごく気に入っています。 ヒロインの悲しい気持ちなんかは胸に迫るものがあって、それが描写からも感じられます。 今回のヒーローは、なんというか、え？？ちょっとと思ったんですが、それでも、そんなヒーローでもヒロインはずっと待ち望んでいたのですから、ハッピーエンドですね。 ただ、結構好み別れるお話ではないかと思います。

台詞の中には、すごい胸にくるものがあったりしたのですが、失礼とは思いつつ…少しごちゃごちゃ感があり、読みづらかったです。 だからかあまり物語に入り込めなくて残念。 また、最後の映画のシーンが感動シーンかというと…ちょっと。それとも、時代的にはOKなのかなぁ？とか、いろいろつっこみしつつ読んでる時点で、だめかもなのですが。 最後のシーンは、「奇跡」系は少し苦手な部分もありました。物語だから、ご都合主義でもいいんですけれどね。

絵は好きなんですが、最初の数ページで「はぁ？」でした。 人の車に傷をつけておいて、あの態度。あり得ないですね。 その後のシーンも、あほかと思うくらいです。 せっかくの素敵な絵なのに全部台無し感が。 ストーリーよりも、ヒロインの性格？というんでしょうか？そこがどうもなじめませんでした。 話の流れとかは好きな感じだったのに、残念です。

絵が綺麗でもともと大好きな作家さんなので購入しましたが、なんというか、最悪。 妹ってあんな甘やかされすぎるんですかね？ 自分の結婚相手に対してひどいなーという印象と、事実がわかってもスルーですか？それとも、ページの都合上？ それよりも、弁護士なんて肩書を捨てたらいいんじゃない？と思えるヒーローの残念感がたまりません。 展開的にHQだなと思うんだけれど、ヒロイン、別の人探したらいいのにー

お話としては、ほんとヒロインがけなげで強くてぐっときました。アリは可愛いし、お姉さんだって素敵な人だった。 もしかしたらヒーローの弟会うまではそうだったかもしれないけれど、彼と会ってからは幸せだったと思いたい。 が、ヒーローがなー。 HQ独特の流れだとは理解しつつも、どうしてこうHQのこの手の男は全てを決めつけていらだたせてくれるんだろうか。 ヒロインが意外とすんなーりヒーローとおさまってしまうのは、ページ数の問題なのかなぁ。 もうちょい心理描写あるといいかなと思いましたが、とても魅力的な絵でした。 ので、ヒーローのだめっぷりで★をひとつ下げた感じです

カールも嫌なやつだなーって思ってたんだけれど、最後の最後は違ってよかった。父親がひどすぎ。 でもその分、ヒロインの魅力もヒーローの魅力も全開でした。 とってもおもしろかったー。最後はスカッとしました♪

絵も好きだし、ストーリーとしては面白いのかもしれないけれど、読んでてなんだか納得がいかない。 ヒーローもどういうこと？って思うし、ヒーローのお姉さん。自分の弟がしたことを軽く見すぎじゃないかと。 いや、姉なりにいろいろ考えたのかもしれないんだけれど、それでもなー、ヒロインが克服していくのは、成長もありよかったよは思うけれど。でも、そんな簡単にハッピーエンドになっちゃうのかーという違和感。 とはいえ、HQだしなーと納得したり、複雑な読後感でした。

ヒーローだめだめだし、というか、秘書がいろいろ策略するパターンはHQの中にありますが、秘書側にいた男が良い人だったのが救われた。

無料部分で結構読ませてくれたので、購入したのはいいんですが、面白い部分もありますが、叔母もヒロインの父親もどちらもひどいですね。 で、最後はあっという間に綺麗にまとまっちゃったのがちょっと残念というか、こんな感じなのかなー？ とても魅力のある作家さんの絵だっただけに、ひきこまれて、ぽーんと離されてしまった感じ