砂漠の王国エマンドのシリーズものになっています。同原作者の「砂上の結婚」、「君主の誓い」、今作品の順番。エキゾチックで美しいのにそれを全然気にも止めず、浮ついたところがなく、まっすぐで素直なヒロインが可愛く非常に魅力的！私はヒロインに惹かれるということはあまりないのですが、彼女は好みの女性です。ヒロイン兄とトラブルをかかえて恨んでるヒーローが、彼女には冷酷になりきれず、結局、調子を狂わされ、深く愛してしまうのも理解できる。余談ですが、著者はＢＬ作家さんなので、怖いぐらいに美しく、男らしく魅惑的な男性をみせてくれます。うっとりしてしまいます。それでいて、ギャグが映えるのがとてもいい！描くのが遅い方なのか、まだあまりＨＱ作品はないけれど、著者の作品をもっと読みたいですね。

物語の設定、画力さすがの壇からん先生でした。ミラーツインという事で多少の複雑さは否めませんが楽しめました。ＨＱのヒーローは黒髪が多いので金髪のヒーローにテンションがあがりました。

ヒロインのちょこまかした感じが可愛くて、私はむしろヒーローに共感してしまいました。ヒーローも、色んな一面があって、とっても魅力的です。出てくる食べ物も、色々おいしそう！みんな優しくって、心がほんわかするお話です。

50年代後末〜60年代の英国の雰囲気が見事に描かれていて、そしてキャラクターが本当に魅力的です。 しっとりした展開に、密度の濃い絵、しっかりしたデッサン。 微妙な感情表現の変化も見事で、静かで大きな感動が満ちてきます。 またベティさんを描いて欲しいですね！ とにかく先生が素敵で、ヒロインも愛らしくて素敵です。

犯人が誰なのか知りたくて購入してしまいました・・でも、それだけではなくて、いろいろ最後には明らかになるので満足です。とってもシャイな伯爵が微笑ましいです。

お気に入りの作品と著者です。この作品はオリジナルでもありストーリーもよく練られていて堪能しました。テーマは純愛。あとがきにありますが、様々な経験は人生に深みをもたせてくれる。そして幸せになる鍵とは何かを考えさせられました。作画も美しくとてもロマンチックです。

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この著者の作品は必ず読んでます。どれも大好きですが、一作ごとに絵がますます素敵になって、ヒーローがカッコ良くなっていく気がします！こんなに男っぽいヒーローをどうして描けるのでしょう！まさにヨダレもの♪今作はミイラ取りがミイラになった感はありますが、ラストに向けて目が離せなくなる緊張感はこれまで一でした。あと、続編を踏まえてでしょうが、ヒロインのお兄さんは一見の価値あり！

酷い父親をもつヒロインに同情しながら読み進めました。妹の元婚約者に姉を差し出す本当に信じられない毒親です。障害を持つ母親の為に自分を犠牲にするヒロインに思わず感情移入してしまいました。３人で対面するシーンには泣けてしまいました。母親思いのヒロインと本当は心優しいヒーローがよく表現されていたと思います。脇役の子供達も可愛い♡「罠に落ちた恋人たち」を読むとストーリーの関連性がより把握できます。シリーズラストも楽しみです。

もう～画力に勝るものなし?!ホント素敵！HQはこうでなくっちゃね～。その上JET先生まで・・。一粒で二度おいしい??「疑われた献身」も一緒に読むのがお勧めですね。さらにお兄ちゃんの魅力満載です❤

内容はさほど重くなくほのぼのとしたお話になっています。アリスン先生のヒーローはクールでかっこいいのですが、今作はヒロインも大人っぽくなっていてすっかりハーレクイン仕様に変身してました。大満足です。このシリーズまだ続くようなので楽しみですね。

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笑顔にやられた。一見クールな人程、実は誰より愛に飢えてるんだなんてのを思い出した。心を開くまでは大変だけど、開いた後は最強。

すごく面白かったです。読後の幸せ感、これぞハーレクインですね。

　なんとも波乱万丈です。ヒストリカルですが、俗にいう貴族の舞踏会もふわふわドレスも出てきません。ヒロインは貴族ですが、親が借金残して死んで無一文でパン職人になるという貧乏人。ヒーローは戦争捕虜で餓死寸前のガリガリでヒロインを助けるどころじゃありません。ヒロインに助けられています。ヒロインの芯の強さに感動ものです。　麗しきヒストリカルではなくて、米英戦争という歴史を背景にした何も持たない一組のカップルが結ばれるまでの(時間は短いが)大河ドラマです。　村田先生は時代考証がしっかりしているので、安心して読めます。そして、癖のある悪役顔がとても上手い。こいつ怪しいぞっていう奴が顔でわかりますね。後半で船長の秘密がわかったり、ヒーローロブはどうなっちゃうのとハラハラドキドキものです。テンポよく話が進むだけでなくドキドキも味わえて楽しかったです。通常のヒストリカルとは毛色の違った時代ものですが、スペクタルもあって楽しい作品です！

双子の姉に代わって初恋のプリンスに再会する素敵な物語を麻生先生が上手に描かれています。プリンスとの初恋が実ってハッピーな気持ちに。 自分的にはカラメールの恋物語のシリーズが同じカラメールの夢物語より好みです。

好き嫌いが分かれる作品かもしれない。復活愛をベースに大西洋を挟んでの舞台展開は楽しめました。確かにヒロインもあの傷つきようなのにあっさりヒーローに降参しちゃうし。プレイボーイが好きな人にはいいかも。理不尽だと思う箇所が多かったけれど著者の美男美女の作画が好きなので。絵も上手いと思うけどな。

確かによくあるHQかな。早とちりして勘違いから誤解。まあこれがないとハッピーエンドに成立しない訳で。予想できる結末だったけど読んでみて面白かったよ。好みの画風と物語の展開だったので迷わずに購入。スペインヒーローも本当に熱いわ。

このやきもち！！大好きです彼女のドレス姿にケチを付けた場面は、もうわくわくします❤

麻生さんの優しさが伝わってくるラストにまさか涙してしまったわ。この感じ・・・絵がどうのとか超越してるよ。ほんと麻生さんにしか描けない独特の世界なんだよ。そしてその世界観がクセになる。読めないとロスになる。ほんと凄いと思うよ麻生さん。

大人になった今だからこそ、良さが分かる作品ですね。愛を告白し合ってキスしてウエディングドレスでおしまい、的なマンネリなラストではないところも好いです。お姉さま方に見守られて、恋のために一生懸命背伸びしていたヒロインが可愛いくてなりません。

まさか・・・こんなに泣いてしまうとは予想外です。参りました！

命に限りがあるとわかっていても、愛する人との別れは辛い。逝くほうも、遺されてしまうほうもあまりにも悲しみが大きい。このヒーローで大丈夫なのか不安になりましたが、ヒロインの初恋の相手でもありました。ヒロイン父は娘の希望を叶えてあげたわけです。ヒロイン父の最期の瞬間に間に合わず号泣するヒロインに思わず感情移入して涙がでました。その後、ヒロイン父が娘の為に書き残した手紙のシーンにも再度涙が溢れてしまいました。ヒロインによっていい意味で変わったヒーローにも注目です。美しい作画で癒されます。流石の英洋子先生です。

さすが、ベテランの著者だな～と感心しながら読みました。絵柄はイマドキ風ではなく、ひとむかし前の、どこか昭和を感じさせる雰囲気ですが、ヒーローはちゃんとゴージャスなオーラを発しているし、何よりヒロインが、着飾っているときと髪を振り乱して働いているときとの落差をみごとに表現されてます。ヒロインのドレスが、この話のちょっとしたキーアイテムになっているんですが、２着ともすごくセンス良く描かれていて、すばらしい！最後のほうでヒーローが示す提案に、説得力がありますもの。

穏やかで誠実なヒロインの性格そのままの作品だなというのが第一印象です。悪く言えば地味ではあるのでしょうが、それぞれの気持ちが育っていく様子が自然な流れで描かれていて、違和感なくラストのハッピーエンドが迎えられます。最初にミリーにほほえんだ時からすっかりヒロインファンになってしまっていたので、心からよかったなぁと思えて、幸せな気分で読み終える事ができました。そう、今回特に惹かれたのは、どんなに困難な状況でも子どもには愛を持って接するジェンの姿でした。なかなかできることではないと実感しているだけに感動してしまいました。きっとまた読み返したくなるだろうなぁと言う予感がしていて、会員期間買いしておけばよかったと後悔しています。どなかが別のレビューで書いていらっしゃいましたが、差額でアップグレードできる制度が欲しいと思います。……それにしても、このタイトルだけは何とかならないのでしょうか。確かにそのとおりではあるのですが、決して作品の本質を表してはいないと思います。いい作品だけに残念です。

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狼の研究をしている動物生態学者のヒーローとすっかり男性不信になり自信喪失のヒロインのお話でした。それと狼が出るような場所の設定も変わっていてたまには良いかな～。特にロマンスのライバルもなく、ヒロインの元フィアンセも大したこともなく楽しく読めました。美しい作画で大満足です。

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