ヒーローが普通に「一目惚れした！結婚して！」って言えば良かっただけだよね？なんで「もっと一緒にいたい！そうだ！契約結婚だ！」ってなるのかわからなかったので、そこからもうダメでした。ヒロインの「常に冷静な私が人前で泣くなんて…！」みたいな台詞もあったけど、そんな冷静なエピソードも出てきやしないし。ヒーローを父の敵と憎むところ（しかも勘違い）とか、適当にHQの要素を詰め込みました感満載でした。

性犯罪に合ってるっぽいヒロインに「君の過去を話してくれ、僕には乗り越えろと言っているのに」と迫るヒーロー。恋人をなくしたことは悲劇だけど、それとこれを同列には語れないでしょう。男性恐怖症って分かってるのにいちいちしつこいし。かわいい絵柄でマイルドになっているけど、結構重い話です。…の割にあちこちいい加減。ヒロインを家政婦として手配したらしいヒーローの家族は中途半端にしかでてこないし、ラストは他人の結婚式からいきなり自分たちの結婚式になってるし。なんだかな〜。

いつヒーローは心変わり（跡取りをゲット→実はヒロインに惚れてる、にバージョンアップ）したの？途中のページが抜けてるのかと思ったよ。子どもを慈しんでいるシーンはあれど、実はヒロインを想っていたと想像させるエピソードがどこにもない…。代々の指輪を渡したとこあたりなのかなあ？ベッドインしない理由は最後の方にちょこっと説明（！）してたけど、「愛する資格や権利」がないからって、ヒロインを傷つけていいことにはならないよね？いきなりのハッピーエンドでビックリです。

レビューを読んで購入したんだけど、ちょっと肩すかし気味？ヒロインが事件のトラウマで恋愛に対して頑な割には、ヒーロー絡みであっさりと色々克服できちゃうのが「まあ、ハーレだしね…」って思っちゃう要因なのかな？原作の方でも亡くなったご主人の関係者は出てこないんでしょうか？

なんだかんだ幸せな展開でこのままか…？と思ったら、ヒロインのなくなった息子からの「ママ」のつぶやき。ゾクッとした！思わず上手い！とうなったよ。たった一言、１ページの暗転のシーンでヒロインの葛藤や罪悪感全部を表現してる。ハーレ原作のマンガは、ヒーローやヒロインの心情を長々と台詞で“説明”することが多いので、このシーンにはちょっと驚かされました。ワンシーンのコメントのみですみません；

繰り返し読むほどではないかな。ヒロインの傷は分かるけど、頑すぎ。ヒーローが「キスするときに、男の責任を考えなきゃいけないなんて」って言いたくなるのも分かるわ。ま、ベッドを共にしたいなら「責任についてちっとは考えろよ」って思うけど（ハーレのヒーローは考えなさすぎ…）。

二股ヒーローが婚約解消したからといって即ハッピーエンドになるのがなんとも。

ブツブツと細切れのエピソードを並べて終わった印象。最初にヒーロー父を殺しちゃえば良かったのに。そこから回想、みたいな。

有能な秘書？ゴージャスなヒーロー？？？？それを納得させるだけのエピソードがなく、ほとんど二人のキャンキャンした会話だけで進むので、非常に読みづらく苦痛。過去を乗り越えた証に前妻の肖像画の前でヒロインにキスって無神経すぎるし。無理でした。

最初の方は芯の強いヒロインかと思っていたけど、いろいろとネガティブ過ぎてイライラしました。子どもは懐いてるけどさぁ、他にどこがいいの？って。当て馬の彼女は、一応ヒーロー息子に好かれようと頑張って、途中は手をつなぐまでになってるのに、ヒーローにばっさり切られちゃってかわいそう。緊急事態にも手配をしたり荷物をまとめたりしてくれてんのに、突き放すってヒドくない？。

ビックリした…。広げた風呂敷を広げっぱなし。お父さんの不正は？誤解していたヒロインの男性関係は？ヒーロー姉の誤解は？せめて最後のページでヒロインが小児病棟で博士の手伝いでもしてヒーローが見守っているとかあれば違うのに…。それにしてもハーレーはヒロインのキャリアを丸無視するヒーローが多いですね。

ヒーローが苦境に立たされるところから始まるハーレってあまりないですよね。なんだかんだで結局ハッピーエンドですが、ヒロインのお父さんのキャラが途中から変わりすぎ。横領したお金はどこに行ったんだろう？色々突っ込みどころはありますが、ヒーローの秘書がとっても気に入ったので、♥３つで。

好きではない。ヒロインがバイオリンにかけていてソロコンサートもするほどなのに、ヒーローから連絡がないだけで「こんな気持ちじゃ弾けない！ここにはいられない！」って開演前に逃げ出そうとするのはどうなの？プロじゃないんかい、どんな状況でも最高の演奏を目指そうとはしないんかい、って突っ込んじゃったよ。そんなこんなで底の浅い感じがして♥ひとつ。