出しゃばりすぎな感じが否めない。ラストでヒーローからプロポーズされているけれど、それ以前に結婚して当然みたいな奥様的役割をしているのがちょっと気になりました。

最後が･･････。遅刻してでも会場に来たのは良いけれど、ヒロインの親族と会話も交わさず、ましてや結婚式の会場でヒロインの友人への祝福もなしって、ありえない。

はぁ……。「こっぱずかしい」なんて、何年振りに使うんだろ（笑）。そもそも淑女教育された女性が顔面パンチ食らわすってなかなかないぞ＾＾；　ヒーローもこってこてのダメ男（女性関係）だけど、結婚するのに愛人と別れたところは褒めてあげたい。結婚式でディープキスって、まじヤダけどね！　他の方のレビューにもありますが、終盤、読んでいるこっちが赤面します。

傷が開くとか言いながら、思い切りのっかってるんですけど。

応募してきた他の女性たちはどこ？　妹たちの相手はしなくて良いの？　ほぼ拉致・誘拐みたいになってるのに、ラクダや馬に乗って楽しめるのが謎。ヒーロー、愛はないとさんざん言い続けていたのに、どうした。ヒロイン、結局のところ妻になる気まんまんやん。しかも最初からず～～～～～～～～～～～～～っと怒鳴りっぱなしで読むの疲れます。

２組のカップルのお話。どちらのカップルも甲乙つけがたいヒーローとヒロインです。双方共に「静」と「動」の親友同士で、結婚話が持ちあがった親友の相手の情報を探ろうと身分を偽って画策する様がコミカルで本当に楽しい＾＾　氷で滑るシーンも、お互いの興味の方向が一緒であることを象徴しているようで素敵だった。ページ数の問題かもしれませんが、途中で服をドロドロにしてまで入手したヤドリギ、どこかで活躍してほしかった。繰り返し読みたくなる１冊です。

と思ってしまった。自分が自由に生きたいがために町の開発を阻止しているのでは。途中で、それは本当に町のためになるのだろうかと考えるシーンもあったけれど、他の候補地を探している時点でダメでしょ。だって、候補として挙げた土地にも、同じようにその町を大切に思っている人がいるかもしれれないし。大した盛り上がりもなく話は終了……。月額に入っていたので読みましたが、他のレビューにもあるように、記憶には残らないだろうなと感じました。

黒獅子シリーズがつながってすっきりしました。騎士として姫を守るアデルの選択として彼女の身に起こったことは悲しいし、許されないこととは思うけれど、自分の身を犠牲にしても守り抜きたいという姫への忠誠心が高貴だな、と思いました。涙ぐむアデルを置いて行ってしまったウィリアム、確かに言われてみれば「何でだよ！」と言いたくなる気持ちも分かる。でも、あのエピソードが入ることで、黒獅子がアデルをさらいにくるところがとてもドラマティックに見えるのも確か。個人的には他の黒獅子シリーズと同様に高い評価をつけさせていただきました。

皆さんお書きの通り、試し読み不要、会員期間版で文句なしです。良い。ヒーロー最後は「ただのヘンリー」になろうとしていましたが、あちこちの病院にも毎年寄付をしているんでしょ？　そこは大丈夫だったのかしら＾＾；　きっときちんとした資産管理をしてくださる方が側にいるんだろうと勝手に想定しておきます～。それにしても子供たちが本当にかわいい！

どうして身内の不祥事をもみ消そうとするのでしょうね。情状酌量の余地がないような悪いことをしたら、罰せられるべき。そこだけ納得がいかない。ヒロインも良く言えば健気だけど、悪く言えばこじらせすぎ。

レビューにもありますが、３にするには惜しいけど、４にするには少々ヘビーなお話です。二人ともお金には困らなそうなので、きっとどうかなるんでしょう。どうしてもお互いに傷を舐めあう感が強くて、すっばらしく明るい未来が待っているぅ～！みたいなラストにはなりようがないですね。せめてヒーローの先天性の病気の研究とかに財政支援をしていて、完全ではないにせよ失明が免れそうな兆しが見えて来たとか、そんな話題もちょっと入っていたら少しは気分が晴れるかも…。ヒロインの自堕落生活は確かに褒められたものではないけれど、自分の存在価値を追求した先に見えてきた、これからのヒロインの生き方なので、「頑張れ」と応援したい気持ちになりました。

あまり印象に残らない伏線から拾うと、ヒーローはずっとヒロインのことが好きだった、って話なのよね？？？　忙しいとはいえ、子どもたちとは顔を合わせているのにヒロインと一瞥もしなかった（妨害されていたにせよ）って、不自然すぎないのかなぁ。まぁ、ハーレだから良いんだけど、孫を虐待していた義母も最後仲良くって、ちょっとできすぎ。奇しくもヒーローがヒロインを自国に連れ帰る目的を達成するのに役立った児童の話も虐待の話で、ストーリーがどうのというよりも心が痛みました。