1作目、ヒーローが後悔し謝罪するのはよかった。でもそれだけ。2作目は端折りすぎて短編というよりは、予告編みたいだった。

出だしこそよくある苦い初恋の思い出とその人との再会だけど、彼が彼女に惹かれていく過程も丁寧だし、惹かれていく途中で認めまいと意味不明のモラハラしない。彼女のほうも身分違いに悩みながらも決してヒステリックになったりしない。 最初から最後まで穏やかで、かつ、二人の葛藤も垣間見えて最後もとてもかわいい終わり方で好きな話です。王子様が王子様らしくて、現代のお伽噺っぽくて良かったです

とても面白かったです。ただ、最後から二コマ目に見知らぬカップルがでてきて普通に「アラーニ、トレイス」と呼ばれていて、かつ最後のシーンではこのカップルが消えているのが謎でした。最初から読み返したら、最初に出てきた救出されたカップル（男のほうがヒーローの親友）ですね。本編には全く登場しないモブだと思っていたので最後から二コマ目に出てきた時にはすっかり忘れてました。もしかしたら、原作では何かしら活躍したカップルなんですかね。 話は読み応えがあって面白かったです。妹のほうもシリーズものになっていてもおかしくないお話でした。

ヒーローが色々誤解をしているけど、最後、命がけで彼女を守ってくれた上に、彼女を好きでいる彼女の友人にも告白できる時間を作ってるあたり、「本当に好きな人と幸せになってほしい」という感じでした。とても反省したのだと思うし、混乱してさえいなければ、もともと器の大きい包容力のある男性なのだと思えました。童話の「王子様とお姫様は幸せにくらしました」というお決まりの台詞が似合う今後の幸福が信じられるカップルでした。

彼女が人生建て直そうとしたところを無理矢理つれてきて 更に新たに仕事しようとしたところを反対した件については 「理想を押しつけようとした」と説明はしてるけど、「すまなかった」の一言もないのかな。それともヒロインは「本当の私」を見てくる人がいれば仕事なんてどうでもよかったのか。

裁判の行方は？ 裁判の途中、一端休会してよりを戻して終了？ 父親の裁判なのに、彼が責められてるのもわからないし中途半端。 評判が良い理由がイマイチわかりません。 あと20ページくらい残ってそう。

同じ過ちを何度繰り返すのか。 最後のシーンもあと数ページ、本気で謝罪するシーンもなく終わり。 これ、また何か誤解あったら繰り返すでしょ。こんな男捨ててしまった方が良いと思う。

最後の一言は言っていけない一言だったと思うからそれに対する謝罪はまあ、あるとしても。前半の散々に渡る侮辱の数々は謝らないの？最後の娼婦発言への謝罪だけで終わり？君は僕の心に波風を立てすぎるって、反省しているようで責任転嫁してるみたいなんだけど。

前半のモラハラDVっぷりに対して後半はいい人っぽくなってるけど、そんなの良く言われる「不良が普通の人になったら評価があがる」でしかないですよね。 どれだけ後悔したかというところは漫画になっていないので、普段は穏やかになり子煩悩になりでも夜は以前の鋭さが垣間見えるという状況しか読めません。 あの最後のほうの、別の男といたんだろという暗い表情といい、なんで許してくれないのかというシーンといい、あれはどこまでも自分本位で、私にはただのハネムーン期にしか見えませんでした。改心したところのモノローグでもあれば違ったのかも知れませんが。 買って損しました。

最後には誤解も解けてハッピーエンドって言いたいところですが、最後の最後までヒーローが彼女を信じきれず、また、精神的に虐待をしていたのを知っていた元夫の父も、直接ヒロインに謝罪することなく終了…。元夫の家族が反省する、後悔するシーンが欲しかった。だってそれほどのことをしているのだから。

メンタルやられている兄に無理矢理嫁がせよう、この優しそうな女なら大丈夫と選んだ時点でマイナス100ポイントだし、結婚後も、事が起きるまで何もせず手をこまねいていたことを考えると、あの程度の反省じゃ収まらないなと。

岡田先生の作品はすごく好きで、これも面白かったですが 「名前以外は本人に直接聞くべき」というからどんなスキャンダルが出てくるかと思えば、普通にお互いの話で「え？」ってなりました。原作では何か秘密でもあったんでしょうか。 それとも超お嬢様ということが秘密？だとしたら、家出していた理由とかを話すのでは…？

「18歳ととても若い父親がいるという噂」ってのがわかりません。息子が10歳なのに、父親が18歳はおかしいから「18歳年下」ってことになるのかなと思ったり、そこは噂であって真実ではないのかなとか。 せめて、親友と彼女が同い年なのか、彼女自身が子役からやっていたから、年の差がある親友（たとえば10歳とか）がわかれば良かったんですが。 親友と10歳くらい差がありましたというのなら、(親友の20歳のときの息子）20歳とヒロイン30歳とかで、30歳と40歳で成就というのはまあわかるけど、同い年だとするとアラフィフ。絵からはそれを読み取れないし、消化不良でした

レイプは被害にあったほうがいいという形で追い詰めた男があの程度の謝罪で一緒になるとか。 訂正記事を取り上げて貰えなかったのなら、訂正記事を個人広告でも出していたというのでもあれば違うけど。こんなのコミック化しないでほしい。

麻生先生の絵は好きなんですが、今回のお話は古いんでしょうか。最近読んでいたものに比べて、男性の唇がたらこすぎて、きになって中身に集中できませんでした。 お父様が改心した理由が知りたい気がしました。

さちみりほ先生の絵はきれいだし話もまとまってるし素敵だから大好きなんですが、今回のはちょっと戸惑いました 妹との契約になっていた件はどうしたの？ さらに、妹が窃盗したのに対して彼女が屋敷の人から疑われた誤解はどう解いたの？ 最後に、妹はあの時いなかったけど、どうやって和解するなり罪を償うなりしたの？ いきなり飛ぶので「で、あれはどうしたの？」となってしまいました。 あとがきにある改変ですが、あそこが改変だとするとヒーローいいところなしなのでは…という気が。

素朴な疑問として、最初からやり直したかったというのなら、あの誤解されるような態度はないんじゃない？ 言いたいことだけ言って去って行くからそうなる。プロ意識の問題以前に、レース直前に動揺させるようなことを言うヒーローが悪い。それも、レースの後に詳しく言おうと思ってたのなら、最初からレースの後に言えば良い。 これなら、ハーレーでありがちな「大事なことを伝えたいけど、仕事やら何かのトラブルで最初の一文だけ伝えたら誤解された」のほうが、まだ納得がいく。 素人でさえ、試合の前に動揺させてはダメだとわかるのに伝説の調教師がわからない理由がわからない。 その自分の言いたいことだけいって去って行く癖辞めないと、そのうち取り返しのつかないことになると思う。

せめて名誉毀損で訴えるとか、横領していた伯父家族が社会的制裁を受けないと納得いかないです。 残念でした

途中の娼婦との思い出話のシーンとか、絵にする必要ある？と思いました。絵も綺麗ではないし、兎に角娼婦絡みの部分が下品で下品で、男性向けエロ漫画みたいで私は苦手です ハーレクインで下品なのはみたくありません。割愛してほしかったです。あまりに下品なので1

話は面白かったですが、ベランダのシーン。初めてベランダに出たときは怖がっていて抱きついていたはず。カメラが光ったときは一人でいたはずなのに、なんであんなエッチな絡みの写真になってるのか気になりました。

ヒーロー父の嘘をついた理由がわからない。 自分の（元）妻に腹を立ててたから、なんなの？ 名前を呼び間違えたってことは似てたから八つ当たり？ それとも、自分が不幸だから息子も不幸にしたかったってこと？自分が妻に裏切られたから女性不信になって、息子の嫁を追い出したって事？ なんにせよ、正当化されるものではないし、ヒーローの謝罪も足りない。 子供はもう大きくなってしまっているから、今から引き取るのは難しいのは仕方ないけど、ヒーローもヒーロー父も最悪でした。顔は好みなんだけど