ハーレにはよく、とりあえずヒロインに土下座しろよと思うキャラが出てくるのですが（今回はヒーロープラス兄のデブリン）、これが脇役の場合たいてい土下座どころか会釈もなしで話が終わってしまいます。ハッピーエンドなんかよりその謝罪シーンにページを割いてくれ！と、毎度イライラメラメラする私はハーレに求めるものを間違っているのかもしれませんが……それでもやっぱり土下座が見たい、いや物語の筋を通してほしい。人としての筋を通さないキャラがいくらセレブで美形でも意味がありません。

ヴィトンの箱に１００均の駄菓子を詰めたようなヒーローでしたね。そんなのは脇に置いとくとして、パトリックの存在がなかなか斬新で楽しめました。まあ彼をもってしてもハートは２個が限度だったけど……。

どんな出オチだ。と、思ってしまったせいかその後のヒーローの口説き文句がすべり気味のギャグにしか見えず……。どうにもかゆいなーと思ってたら一転、変質狂じみた鬼畜に変身して言葉攻めの嵐ですか……。ある意味盛りだくさんでしたが、最後までヒーローがただの変態にしか見えなかったので、こちらの心情としては終始「コイツの頭サンダルのかかとで殴って帰りてぇ」でした。しかしヒロインの耐えっぷりがとてつもなくツボだったのでハートはプラス１。そしてラスト、ヒロインの心がぶっ壊れてヒーロー破滅してくれてたらハート５だったなーと考えるあたり、自分もヒーローのことは言えないか……。

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気持ち悪い。拒絶反応が出ました。男の事で、親子で女として張り合って嫉妬しあうって、ごめんなさい細胞レベルで受け付けません。正直どんな変態趣味の話を読んだ時よりも気持ち悪かったです。もうストーリー以前の問題でしたが、そのストーリーも何かしら気持ち悪い。物事がまったく見えてない上に母親を盲信してヒーローをなじるヒロインは論外だし、ヒーローの行動や心理描写もどことなく意味不明。そしてヒーローの父親も何がしたかったのか意味不明です。もうハッピーエンドどころじゃない。よく最後まで読んだな自分、と思います。

何やらあらゆる方面で、ものっっっすっごーーーーーーく、ビッミョ～～～……。

ハーレで鈍感ヒーローってのはよく見かけるけど、これは鈍感ヒロインものだったか……。鈍感は理解不能なのでキライです。自分に向けられた恋愛感情に何年も気付かないとか、不可能だよ……。個人的に年下とか年の差とか気にならないので、余計にヒロインの心情にはついていきかねました。

私は結構好きです、雰囲気的に。どこか大和撫子なイメージのヒロインがよかったのかな。それに比べてヒーロー、ハーバード大を首席で卒業した割には頭の回転速度がゆるやかで会話の間が抜けている。でも復讐するはずが結局好きな女性を傷つけることができなかったくだりは、ハーレでは珍しくって印象に残りました。

微笑ましいんだけど、あとは……んー、なんだかなあ。ヒーロー、精神的に弱そうなとこが見えてニガテだな。ついでに髪型が苦手（笑）

レトロなのもヒーローの目つき顔つきがコワいのもひっくるめて好きな作品です。でもこのヒーローみたいな境遇の人が本当にいたら、いじめられるぐらいで済むのだろうか？と、ちょっと気になりました。一神教の社会はなんかもっと異端を許さないイメージなので……あくまで個人的なイメージですが。

とても好みなのですが、それだけだったような気も。

「愛のプロローグ」を読んだ時に私が言いたかったことをヒロインが全部言ってくれてスッキリ！　しかし相変わらずこの土地柄サイッテー。そしてこのヒーローはけっこう男気のあるタイプだと思った。

作品の雰囲気がけっこう好きなんです。だからハートは甘めの４つで。

迷わず嫁をとったヒーローにはスッキリしたけど、それまでの経緯がなあ……。個人的にヒーローの毒母よりイラッとしたのはヒーロー兄。自分、一人っ子のやっかみかもしれませんが、何かあった時兄弟に頼るのってどうしても好きじゃない。しかも弟の人生まで曲げてその程度の反省なのね。まさしく信じ難い感覚です。まあこの選択にはヒーローの弱さもあったわけですが。

設定は結構ゴージャスなんだけど、そんな素朴さを感じた作品。文句なしの美形なのになごみ系のヒーローが、何とも言えない素晴らしい空気感でした。しかしヒロイン、身長１５５センチはチビなのか……。私も身長１５０センチ台だけど、自分をチビと思ったことはないのだが……。

ヒーローに落とし前という言葉を教えてやりたい。いやその前に誠実を学べ。というか展開についていけないのだが。自分史上、最速で読み終わったＨＱ作品。

ヒロインが何となく受け付けない……。私は女性だけど、女性のこういうたくましさは苦手だな……。空恐ろしいというか、萎えるというか……。我ながらロリコン趣味のおっさんのような感想だと思いますが、可憐な少女がどーんと構えた「女」に変化しきっちゃうのって、夢が壊れる感じ……。しかもラスト、そんな女性の尻にしかれて満足してるっぽいヒーローも、生理的にちょっと抵抗がありました。でも一番抵抗があったのはヒーローの秘書の台詞。一生の恋がテクニックで手に入るなんて、夢が壊れ……（夢見過ぎか）。そんなんで相手が振り向いたらちょっと興ざめっていうか。

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正体バラした時に怒ったヒロインの気持ちがまったく理解できない……。どんだけ考えても。裏切り？とは違うし、騙してたってのともちょっと違う気がするし……ビックリするとか恥ずかしいとかコイツ実はムッツリ変態スケベだったのかー？って腰が引けるとかならわかるんだけどね。うーん。私がヒーローだったらやらかしてしまいそうなシチュエーションだから……そう思うのだろうか。普通ならないけど、万一ああいう流れになったらとりあえず黙っとくよなあ……。ニックのケーハクそうなビジュアルが、割と好みでした。

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私の大っキライな言葉。あんまり連発しないでくれ。それとこの言葉、お金持ちがそうじゃない人に言うのは普通に暴言だけど、逆の場合ももちろん暴言なんだと気付いてくれ。というわけでこのヒロインどーしても好きになれませんでした。その上話の重点が白血病に持っていかれてて、終わり方も何かめちゃくちゃあっけなくてすごい肩透かし感だった。

ヒーロー。キミがしょっぱなからイヤミしか言わないから、和解するのに１１８ページもかかったんでしょ（笑）　気になる女の子に声かけるのに悪口から入るってさー、小学生かっつーの～。大人なのは体だけな男なんて見ててうんざりする。脇役もヒロインもよかったけど、全体的にイライラとモヤモヤが勝ちましたね……。

前が見えませんぜ（経験談）。にしてもヒロイン、植物をあんなに愛している植物学者なのに、毒草を引っこ抜いて殺すのは平気なんだね……。なんだかなァと思った。どこまでいっても着飾ることに興味を持たないってとこは潔くて好きだけどね。

ダイナソーのトリケラトプスに見えるんだけど……っていうのと同じ感じの、作者との意識のズレ？違和感？みたいなものが始終つきまとった作品でした。話の盛り上げどころのすべてに乗れなくって……。離婚理由、和解の理由、解決理由……全部に疑問が残りました。

ヒーロー。アプローチの仕方が回りくどい。台詞の意図がわかりづらい。全体的になんっかこー……めんどくさい。こうと決めたら引く気がない姿勢は称賛するけど、会話が！　会話が、なんか、疲れるっ！　ってか疲れた。基本的に嫌いなタイプではないんだけどね……。あとイモートがありえない。

これが紙の本だったら燃やしてる。

信頼するに値しない人物を信頼するのは、その相手が実の親であってもやっぱり怠慢だよなと思ってしまう。相手が親、だからこそ、その親への愛より前に考えるべきことがあると思う……ので、ようするにヒロインにムカついた。ヒーローの愛情はスゲーと感服したけど。

笑顔よりも、憔悴したカオの似合うヒーロー（笑）　罪悪感から神経性胃炎をおこすヒーローって！　見た目も台詞もかなーりツボでした。あらゆる意味で、さすが英国貴族！ですね（笑）

そのへんにゴロゴロしてそうな、普通に駄目な男です。普通に人の気持ちがわからず、普通に自分勝手で、普通に馬鹿です。こんな男、わざわざ物語にする価値はないかと。こんなのと遭遇するのはリアルでじゅうぶんですしね。

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