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クールというよりこの言葉がピッタリな、小粋な作品です。 ファッション・ライターに持っていた、ある種の偏見（失礼！）がすっ飛んで行きました。 ヒーローも勿論素敵ですが、ヒロインには敵いません。 正直言ってラブロマンスは、二の次と思わせるような筋立てとスピード感でした。 勿論目くるめく恋模様もありますので、ご心配なく。

ヒロイン、ヒーローとも、それぞれ過去を乗り越えてきた強い二人で、とても大人。 機知に富んだ会話のやり取りは、とても楽しめました。 二人の後日談がちょっぴりでもあると、更に良かったです。 ウォータールー（ワーテルロー）に勝利したウェリントン公には、一体何人腹心の部下がいたのだろうとヒストリカルを読む度に思います(笑)

ヒロインはとても魅力的、ヒーローの印象が弱いのが残念。 期待していたほど読後感が良くなかったのは、説教臭すぎる・・・からです。 絵はお話にとても合っていて、立ち読みを見た限りでは非常に期待していたのですが。 クリスマスの感動が、弱いかな。

よくある王位継承争いに、指輪と宝石に込められた意味が散りばめられていて、ロマンティックです。 私は、昔話が一番好み。 小説には後一作、「シンデレラのため息」があるのでこれもコミック化して欲しいです。 惜しいのは陰謀が、小粒だった事です。

原作は読んでいませんが、導入部が長過ぎますね。 その分を結婚後に回して欲しかった。 ともあれ、ハートウォーミングなお話で素敵でした☆

この作者さんのお話は大体ハズレがないのに・・・。 原作と合わないのでしょうか、戦士達の個性が皆強すぎるのでしょうか、キャラが立っていません。 特にサビンは悲惨ですねぇ。

甘めの絵のアリスン先生と原作に違和感がありましたが、慣れてくると（失礼！）戦士達の描き分けがきっちりされていて読みやすかったです。

シリーズ中最低評価・・・。 ヒロインもヒーローも特段魅力なし。 動機づけも淡い。 １，２，３話という順位で、２→３はかなり落ちます。

ですが展開が読めてしまったので、第一話には及びません。単作なら文句なく「とてもおもしろい」です。

いたずら小悪魔全開です！ルシアンは冷静なヒーローなので、私としてはバイオレンスタイプの戦士を岩崎先生に描いて欲しかったです。

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三者三様に魅力的ですが、私は一作目のヒロインが一番好きです。三作目のヒーローだけが紳士じゃないのも、ご愛嬌？作者がイメージする女優、最後のインディアだけ載ってないのが残念でした。三作とも恋に落ちる前の段階が非常に面白かったです、その後は普通のお話にトーンダウンする感じ。

こんなアイテムがあったらいいだろうなーと思いつつ、実在したら多くのＨＱが成立しなくなってしまう・・・(笑)身体の傷と心の傷を抱えて、再出発しようとする健気なヒロインの可憐さが作者の絵と合っています。この作家さんは、え？という位合わない画の作品もありますが、今回のストーリーはピッタリでした。

気丈で心温かなヒロインと影のないヒーローで、楽しい一時を持てました。 ハラハラどきどきが好きな読者、過去ありまくりのカップルが好きな方には向かないかも。 絵柄もストーリーにピッタリで、爽やかさを際立たせています。 コミカルではありませんが、明るい感じのお話です。

もっともヒーローの一方的な正義感は、最初からいただけなかったのですが。ヒロインの恋人？に対する思い込みは、彼が追い打ちを掛けなくても解消されたと思いますし・・・。この後できっと素晴らしい展開になると初めて購入した一冊だけに、ガッカリしてしまいました。