シルビーも常識より感情的なんですが。私がシルビーでも同じことをしていたと思うので。ヒーローはね。。。いい年してちょっと弱い方なんですね。だけど私はこれはアリなのかなと思うんです。ラストがバタバタなんですが、内容が内容で濃いので２巻位のページ数で描いて欲しかったです。ヒロインの父親かもしれない男と寝てしまった動揺、父親かもしれない男を愛してしまった葛藤・・・をきめ細かく描いて欲しかったです。また、ヒロインは当初おどおどしていてレベルの低い女に見られていたわけですが、実際はとても器の大きい女性だったわけですから（子供を授かって「生まれていけない子はいません」と即答できる強さを持っているわけですし）その強さをもっと表現して欲しかったです。

三浦先生が描いているにも拘わらず、皆さん、この作品に❤1の評価をつけていたんじゃ・・・。今まで延命措置を施された奥様がいて、しかもヒロインはその事実を知らないってパターンは目にしたことはあります。それだってヒーローに腹が立つのに今回妻は五体満足でピンピンしていたじゃん。なのに思いっきりＧＯサイン出すＨ／Ｈって、スゴイＨＱを見た。殺しても死ななさそうな妻がまさかの事故死、本当に嬉しかったんだろうなー、躊躇なく手放しで喜んじゃってるよ。三浦先生の手腕でなんだかホノボノした雰囲気で締めくくられています、でもなあ。

やっぱりどう考えても、知り合って間もない他人の母親の形見を勝手に他人に着せた上に売り払うなんて酷い。荒療治が必要だといってもあり得ない行動です。上から目線で諭すのにもイライラする。 ポーカーフェイスを表しているのか常におすまし顔なのもまたイラつく。最後までヒロインに納得できないまま終わりました。

終盤でお互いにかばい合う場面で物語の高潔性を表現してる錯覚がしますが、ヒロインの願望ってものすごくおぞましい事だと思うのです。もし広告で全部うまくいって、なんのトラブルもなく、のちのち産まれた子が、新聞で募集した適合者との間に金額と合意のもと作られた人為的な子どもだったと知ったら、どんな気持ちになるか。どんな理由があれども一生許しませんよ、こんな母親。人として最低です。

このヒーロー。ヒロインに自分を信じて欲しかったという割に、ベッドインするまでヒロインのこと経験豊富だと決めつけて信じてなかったような（笑 　にしてもなんで２年前の設計図をそのへんほったらかしてたんだろう…恋をすると天才も凡人もみな盲目になるのだなぁ…。

悪夢ってなんだったんだろう。ドレスかな？ ハイテンションなシュールギャグ作品だと思って読むと楽しめる気がします。

ヒロインに向けるヒーローの眼差しがあたたかいです。回りの人たちが笑えるほどただの脇役にすぎなくて、お話がちょっと物足りないので４。ヒーローの兄弟も楽しみですが、前作からかなり間が空いているのですぐに思い出せませんでした。お兄ちゃんのもぜひ、花津先生でお願いします！できれば早めに（笑）

金があるならベビーシッター雇って連れていけばいいじゃん!　生後4ヶ月で置いてくなよ!って思った。 しかも赤ん坊が一人で座り食事するには早すぎないかい?　ハイハイも。そのへんで1ヶ月なのかそれより長いのかわからなくなって困惑した。

ヒロインもヒーローもとても素敵でした。 また、今回の2人にとっての題材になった建築のお話もすごく興味深く、また素敵なお話でした。 レビューが高いのと花津先生だからと購入して大正解でした。 そして、ヒロインの父親。あほですねぇ。というか、ざまぁーってちょっと最後思っちゃいました。 ゆったりとした時間の流れの中で、二人の感情がとてもゆるやかでそしてすごく温かくて、なんというか、ほんと素敵なお話でした。買って損なしです！

原作・コミック版両方読みましたがコミックのほうが面白かった。

どちらも愛がなくて子供のために夫婦となり、段々と歩みよりはしたものの、なけなしの信頼も揺らぐ事情に二人とも絡み取られて。ヒロインがお姑さんに執拗なまでに虐げられて赤ちゃんを失ってしまうのか、マフィアに誘拐されるのではないかと別の意味でひやひやしました。夫婦の間に愛情が育ってないと婚家の中に入るのは難しい。

大富豪やシークものの様な山場はほぼ無し。お互いコブ付きだしヒーローはそれほどハンサムでもないなんてハーレには珍しい設定ですが私としては大好きなお話です。 ヒロインも性格が明るくて前向きなところがいいですね。見かけだけの男から卒業して実直な男性に出逢えて良かったね。 子供の病気に気付けなかった時、母親として一番落ち込んでしまう気持ちよくわかります。そんな時に優しく気遣ってあげるヒーローに人としての優しさ（魅力）を感じました。

ヒーローとヒロインが言い争う場面が多いんですが、それがすごくドキドキするんです。ヒーローは、根は愛情深いのでしょうがなんせせっかちで生真面目。で、プライド高し。ヒロイン、辛いよねーと同情します。