他人を引きずりおろすのに必死な人
知らないうちに被害に遭う、組織の病理――
気を付けてください。
できない人に親切にしてはいけません--。
「オリンピックのロゴがパクリだ」世界中から類似品を探してくる人。
女性の上司の出世が気に食わずに根も葉もない噂を流す人。
幸せそうなママ友をこっそり「いじめ」る人…。
「人の不幸は蜜の味」と言いますが、嫉妬と「横並び」の精神で、
日本には「他人を引きずりおろす」ことに人生を賭けている人が一定数存在します。
本書は、そういった「嫉妬」「攻撃」の人の心を分析し、
巻き込まれないための「傾向と対策」を解説する1冊です。
心理学の第一人者があなたの周囲の異常な心理を鋭く解説。
身の守り方も提示します。
第1章 他人の不幸で安心できる人たち
第2章 「出る杭を打つ」は組織の使命である
―日本社会の「横並び主義」が生む 強烈な嫉妬
第3章 なぜ仲のよかった人が突然、豹変するのか
―身近な人に潜む「妬み」と「攻撃性」
第4章 やけにほめる人ほど裏で引きずりおろす
―こんな人には要注意! 9つのパターン
第5章 できない人に親切にしてはいけない
―危ない人への対処法
第6章 スマホの長時間使用が「理性」を壊す
―病理を助長するネット社会
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(C) Hiroaki Enomoto 2016
出版日:2016/09/05