戦術の本質

  • NEW

戦術の本質

戦いには不変の原理・原則がある

「論理」と「科学」で勝利する

※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました!】

リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。

第1章 戦いには不変の原則がある
 1-1 戦いの原則 戦いには守るべき基本と原則がある
 1-2 目標(Objective) 目的・目標を確立し、徹底して追求せよ
 1-3 攻勢(Offensive) イニシアティブを奪い、敵を我に追随させよ
 1-4 集中(Mass) 戦闘力は兵力数の2乗に比例する ほか
第2章 戦いの基盤
 2-1 戦闘力 その1 ナポレオンは「戦術を知らない」と酷評された
 2-2 戦闘力 その2 戦闘力使用の原理は集・散・動・静
 2-3 戦闘力 その3 戦闘力を構成する8要素
 2-4 戦場の地形 地形を「OAKOC」の5要素で評価せよ ほか
第3章 戦いのサイエンス
 3-1 攻撃機動の方式 まず迂回、次いで包囲の可能性を追求
 3-2 迂回 防者に陣外決戦を強要
 3-3 包囲 その1 敵の弱点である背後または側面から攻撃
 3-4 包囲 その2 包囲の終末段階は遭遇戦または突破となる ほか
第4章 戦いのアート ~指揮官の決断
 4-1 旅団本部の幕僚組織 作戦を計画し、調整し、監督して指揮官を補佐する
 4-2 意思決定の理論 状況判断プロセスは問題解決法
 4-3 ステップ1 任務の受領 すべての活動は任務の受領から始まる ほか
第5章 アートとサイエンスの叙事詩 ~戦史の華
 5-1 各個撃破 その1 日本海海戦はアートとサイエンスの精華
 5-2 各個撃破 その2 ナポレオンはガルダ湖畔で旧戦術を一変した
 5-3 エアランド・バトル 戦い方はフットボール方式からサッカー方式へ ほか
続きを読む

価格:1100円
ページ数:192ページ
出版日:2017/04/14

マイポイントで購入できる作品について

サイエンス・アイ新書 ランキング 一覧

本日のランキング
週間ランキング
月間ランキング
会員登録(無料)

登録すると、ブック・月額コースの購入や立ち読みページの増加などより一層お楽しみいただけます。