• 関 眞興
• レーベル：SB新書

日本人が最も苦手な宗教で遡る本当の原因！

いま起きている世界の事象（現代史）の本当の要因は「宗教」にあり！
宗教的な背景を歴史的に遡れば遡るほど理解が深まる！
世界で起きていることを読み解くうえで
日本人がいちばん不得手な「宗教」を軸に
歴史的な経緯から紐解く1冊！

第１章　歴史的な確執を抱える日本の周辺国の大問題
　北朝鮮で指導者が世襲するわけ　大陸間弾道ミサイル開発を急ぐ北朝鮮　儒教思想により金家３代の「世襲独裁」
　中国で「人権」抑圧が続くわけ　中国は文化大革命で儒教を否定　むき出しになった強欲と政治闘争　ほか
第２章　多民族・多文化共存ゆえのアジアの大問題
　インド首相のイスラエル訪問がニュースになるわけ　インドは親イスラエル的態度と同時に、反イスラムの態度を明らかにする
　アウン＝サン＝スー＝チーが宗教戦争に手を出せないわけ　仏教国ミャンマーでイスラム教徒のロヒンギャが独立を目指し、弾圧される　ほか
第３章　三大宗教発祥の地ゆえのイスラム世界の大問題
　テロ組織が歴史的建造物を破壊するわけ　原理的なイスラム教徒の一部には偶像の破壊が精神の安定をもたらす
　聖地イェルサレムの混乱が続くわけ　ユダヤ人が取り戻した約束の地は三つの宗教共通の聖地　ほか
第４章　キリスト教の教義で対立するヨーロッパの大問題
　イングランドとアイルランドが今なお争うわけ　ＥＵ離脱決定後の総選挙でも見られるイギリスのキリスト教派間の争い
　ウクライナ問題がなかなか解決されないわけ　ウクライナでは東方正教会がロシア系とウクライナ系に分裂している　ほか
第５章　旧宗主国の宗教に苦しみ争うアフリカ世界の大問題
　南スーダンで無政府状態が続くわけ　イスラムとキリストがぶつかる旧スーダン　資源問題、民族問題も絡み合う　ほか
第６章　白人至上主義と反米主義が台頭する南北アメリカ大陸の大問題
　アメリカで白人至上主義者が騒ぐわけ　19世紀から何度もくり返される差別の緩和とその揺り返し　ほか 続きを読む

(C) Shinkoh Seki 2018

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