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定年後格差

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定年後格差

データが示す「悠々自適な暮らし」の現実

「お金があれば大丈夫」はなぜ間違いか?
60~70代の幸不幸を分かつものとは?

人生100年時代、新たな問題が生まれている。
著者がこの問題を意識したのは、「何も不自由はないけれど、おれはもう死にたい」と吐露した、あるひとりの男性との出会いであった――。

お金、仕事、住まい、家庭、人間関係…。
定年後には「解いたことのない問題」がやってくる。

◎60代の2~3割が資産ゼロ
◎「パートナーがいれば安心」は幻想
◎話し相手が4人以上いる人は幸福度が高い
◎年間2万人が孤立死、うち8割は男性
◎今から間に合う「3つの備え」
◎「女性の定年後」という新たな問題

定年後をいかに生きるか。ベストセラー『老後ひとり難民』著者が、膨大な調査データを基に、人生後半の大問題に挑む意欲作。

「お金は十分にあり、健康状態も年齢を考えれば申し分ないといってよく、配偶者も健在で、住まいは快適そのもの。それでも人は、「死にたい」と口にする。このとき私は、社会に問うべき問題があると感じました。」(「はじめに」より)

※カバー画像が異なる場合があります。

はじめに
 ある高齢者の告白
 「いま何がしたいですか?」に答えられない高齢者たち
 定年後格差とは何か
第1章 定年後はお金がすべて?
 老後の不安といえば、まずお金
 「老後2000万円問題」とは何だったのか
 年金世帯のリアルな年収は?
 金融資産「平均1600万円」の意味
 定年後は何年あるのか? ほか
第2章 お金があっても幸せになれない理由
 老後の楽しみは「旅行」と「団らん」だけ?
 「やりたいことが何もない」人たち
 ある会社員の一日、ある定年後の一日
 興味がないテレビを眺め続ける生活
 欲求が枯れる背景にあるもの ほか
第3章 「ひとりで大丈夫」という幻想――定年後の孤独 孤立
 「ひとり派」は過去最高に
 「孤独」と「孤立」は別のもの
 高齢者は孤独感が低い?
 孤立は「1日15本の喫煙」に匹敵するという研究
 孤独感は「痛み」に近い
 国も孤独・孤立に向き合いはじめている
 「おひとりさま」の影にあるもの
 年間2万人を超える孤立死
 孤立死に至るプロセス
 会話の少ない暮らしと認知症のリスク
 死別が男性に与える影響 ほか
第4章 定年前に知っておくべきこと――「老後ひとり難民」にならないために
 孤立だけではない「老後ひとり難民」の問題
 そもそも「老後ひとり難民」とは
 「おひとりさまリスク」は全員が持っている
 サザエさん的世帯激減の背景
 高齢期はもともと「矛盾」をはらんでいる
 心身が弱っているのに選択の連続
 次々に出題される「解いたことのない問題」
 介護保険制度の前提にあるもの
 身内がいないと行き詰まる――介護保険と家族
 本人と病院の前に積みあがる人生後半の課題
 現場をぎりぎりで支える人たち
 遺言作成を手伝うソーシャルワーカー
 死亡届をどう出すか
 死後の銀行口座 ほか
第5章 定年後をどう生きるか?――格差の解消に向けて
 定年後格差の正体
 会社をちょうどよく離れる――斎藤博さん
 助けられる側ではなく、助ける側へ――内田香里さん
 「頼れるのは自分だけ」から始める再起動――辻山美紀さん
 複数の居場所を持つということ
 ロールモデルの正しい使い方
 自分の人生を自分で決める
 メンズシェッドの取り組みから見えること
 男性同士のケアを考える
 自分が主役になる機会 ほか
おわりに
注
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価格(税込):1,100円
出版日:2026/11/07

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