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教養としてのプログラミング的思考
今こそ必要な「問題を論理的に解く」技術
プログラミングしない人にこそ必要な能力!
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
プログラミング的思考とは「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」である。
本書はプログラミングに馴染みのない読者層を想定し、現実の問題解決に役立つ方法論として、プログラムの設計に用いるフローチャートを活用した思考整理及び課題解決のプロセス化を解説。その結果として、「プログラミング的思考はなんぞや」という問いへの解を提示する。日常生活で起こりうる事象を例に、その解法をフローチャートにより疑似的なプログラムで表現し、思考とプログラムの関連を示す。また、簡単な幾何やロボット等の一般的なプログラミング問題も紹介し、プログラミング的な論理的思考を提案する。
はじめに
第1章 コンピュータとソフトウェア
1.1 身近にあるコンピュータ
1.2 思考機械としてのコンピュータ
1.3 カタカナ用語の整理
第2章 プログラミング的な思考と表現
2.1 プログラミング的に考える準備
2.2 思考の表現としてのプログラム
2.3 プログラミング的な処理の表現
第3章 プログラムの基本形と考え方
3.1 シーケンシャルな処理─カレーライスを作る
3.2 条件分岐のある処理─ジャンケンの勝ち負け
3.3 繰り返しのある処理─ロボットをコースに沿って歩かせる
第4章 正解のない問題をプログラミングする
4.1 定量化してプログラミングする─買い物
4.2 推論をプログラミングする─特ダネと怪情報
4.3 プロセスをプログラミングする─ディベートとディスカッション
第5章 プログラミングに適したアルゴリズムを考える
5.1 文章からアルゴリズムを考える─囚人のジレンマ
5.2 図解からアルゴリズムを考える─川渡りの問題
5.3 数理問題のアルゴリズムを考える─正三角形を描く
5.4 視点を変えてアルゴリズムを置き換える
5.5 電卓とコンピュータの違い
資料 フローチャートの記号
あとがき
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(C) 草野俊彦 2018
ページ数:192ページ
出版日:2018/03/15