2030年の世界地図帳
あたらしい経済とSDGs、未来への展望
落合陽一がはじめて世界と未来について語る
2030年の世界を見通すSDGs。これから2030年までに何が起こるのだろう。
未来を予測するためのデータには、様々なものがありますが、ひとついえるのは、これからの社会は今までとは全く違ったルールによって営まれるということ。
現在の世界はどうなっているのか、これから世界はどこに向かっていくのか。
SDGsの枠組みを借りながら、世界の問題点を掘り下げると同時に、今起こりつつある変化について語ります。
●テクノロジー×地政学でみる世界の勢力図
GAFAMによる世界支配を推進するアメリカ、一帯一路で経済圏を拡大しようとする中国、SDGsやパリ協定を通じてイニシアチブを発揮しようとするヨーロッパ、未開拓の市場で独自のイノベーションを生み出すサードウェーブ(インド・アフリカ)。多様化する世界を紐解けば、それぞれの地域に独自の戦略が根づいていることが見えてきます。ニュースをひとつとってみても、まったく違う視点で世界をとらえられるようになるはずです。
●一目で状況がわかる「地図」
全編を通じて「地図」を多用し、世界の状況が一目でわかるようにしています。
また、池上彰先生、大阪大学の安田洋祐先生の対談を交え、最先端の世界の真相に迫ります。
はじめに──2030年の世界はどこに向かうのか
第1章 2030年の未来と4つのデジタル・イデオロギー
おさえておきたい! 世界地図 2020─2050年のテクノロジーの未来年表
おさえておきたい! 世界地図 世界のユニコーン企業
おさえておきたい! 世界地図 ハイテク都市マップ
おさえておきたい! 世界地図 人口ピラミッド
おさえておきたい! 世界地図 若い人が多い国・高齢者が多い国
おさえておきたい! 世界地図 人口増減率
落合陽一×安田洋祐対談 [持続可能な経済発展は、そもそも可能か]
第2章 「貧困」「格差」は解決できるのか?──サードウェーブ・デジタルと、個人の可能性
おさえておきたい! 世界地図 その国で1日1・9ドル未満で暮らしている人の割合
おさえておきたい! 世界地図 その国で1日1・25ドル未満で暮らしている人の割合
おさえておきたい! 世界地図 多次元の貧困に陥っている人の割合
おさえておきたい! 世界地図 所得の格差(ジニ係数)
おさえておきたい! 世界地図 高齢者の貧困率が高い国
おさえておきたい! 世界地図 極度の貧困の中にいる子どもの割合
おさえておきたい! 世界地図 子どもの貧困率が高い国
おさえておきたい! 世界地図 ひとり親世帯の貧困率
おさえておきたい! 世界地図 男女の格差が大きい国・小さい国
落合陽一×池上彰対談(1) [アフリカの貧困地域のために何ができるか]
第3章 地球と人間の関係が変わる時代の「環境」問題──GAFAMは「環境」と「資本主義」の対立を越えるか
おさえておきたい! 世界地図 年間CO2排出量
おさえておきたい! 世界地図 エコロジカル・フットプリント(どれだけその土地に依存しているのか)
おさえておきたい! 世界地図 バーチャルウォーター(「見えない水」をどれだけ他国に依存しているのか)
落合陽一×宇留賀敬一対談[エネルギーと地球温暖化について今世界で起こっていること]
第4章 SDGsとヨーロッパの時代──これからの日本の居場所を考える
おさえておきたい! 世界地図 SDGsの達成状況
おさえておきたい! 世界地図 年間の平均賃金
おさえておきたい! 世界地図 世界のビッグマックの価格
落合陽一×池上彰対談(2) [なぜ、世界の問題は解決できないのか?]
など
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(C) Yoichi Ochiai 2019
出版日:2019/11/13