発達障害の僕らが生き抜くための「紙1枚」仕事術
この1枚で「生きづらさ」根本解決!
●「発達障害×タスク管理」
「紙1枚」仕事術とは、タスク管理の技法です。
「発達障害の仕事上の悩みはさまざまなのに、どうして『タスク管理』しか教えてくれないの?」
と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、私はこの「タスク管理」ができるようになったことで、
発達障害からくる仕事上の困りごとのほとんどは回避できるようになりました。
仕事のミスだけでなく、人間関係やメンタル、体調のトラブルもです。
でも実は、「やるべきことが締切内に終わるよう管理する」
ということを実践し始めた当初は、「タスク管理」という言葉を私はまったく知りませんでした。
ただ、職場でミスを連発したり、同僚からバカにされたり、上司にひどく怒られたり、メンタル不調で休職や退職を繰り返したりした経験から、
自分の苦手や仕事上の困難を思い知り、それらをカバーする方法を考えた結果、
本書で紹介する「紙1枚」仕事術を編み出したのです。
それが世に言う「タスク管理」というものだと知ったのは、自分なりに「紙1枚」仕事術の原型を完成させてからのことでした。
したがって、ここで言う「紙1枚」仕事術とは、
発達障害の人が抱える苦手を1つ1つカバーするための工夫が詰まった「タスク管理術」であり、
発達障害の人が職場で上手くやっていくための考え方、仕事のやり方そのものなのです。
※カバー画像が異なる場合があります。
Prologue 発達障害の苦手をカバーして働ける「紙1枚」仕事術とは?
Chapter1 締切を制する者は、発達障害を制す ―時間管理―
Chapter2 「安心感」は自分の手で作るもの ―メンタル―
Chapter3 発達障害があったって「できる人」になれる ―仕事の成果―
Chapter4 目指すは「やることはやる腰が低い人」 ―人間関係―
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(C) Takanashi 2024
出版日:2024/09/29