待っていました！　リニ兄ちゃんのお話です。原作も読んでいますが、やっぱりさちみ先生の漫画が最高です。前作の天使たちも登場して、楽しさ満載。やっぱりシリーズ物は同じ作画家さんに描いていただきたいですね。こうなると３作目が待ち遠しい。揃ったら続けて再読するのがとても楽しそうです。素晴らしい作品です。間違いなく楽しめるので（そして気持ちよく泣けるので）会員期間買いすることをお勧めします。

違う次元のお話でしょう。血縁関係があるにしても、異次元での話です。さちみ先生の「蝶に魅せられて」に涙した人間には、このお話は絶対に許せません。存在そのものが邪悪です。何故苦労を乗り越えて幸せになったカップルを、貶める必要があるのでしょう？最後まで読めば納得できた？すみません、立ち読み部分だけで不愉快極まりなく、その先へ進む気は全く起きませんでした。リーザを、悲しませて苦しませて、さんざん迷惑をかけたキットが、こんなかたちで主役になるのは、絶対に許せません！気分直しに「蝶に魅せられて」を読み返します。JET先生は好きですが、原作がだめです。　あるいは編集サイドの問題化？どうしてあのリーザをこんな姿で出さなければいけないのか…。黒歴史にしてどこか人知れない深く暗い倉庫の隅に埋めてしまうべきお話です。関連作を名乗らなければ、JET先生の名前で売ってもいいかもですけど。

立ち読みもせずに買いましたが、何の後悔もありません。こんなにいいお話は、さちみ先生以外には描けないかも。赤ちゃんの取り違えという重たいテーマなのに、読み終えてこんなに幸せな気持ちになれるなんて、さちみ先生ならではです。何度でも読み返せる会員期間買いしかありません！美しい絵、話の転がし方、何もかも最高です。読んでください！それにこれ、シリーズ物ですよね？必ず次もさちみ先生でお願いします！強く強くお願いします！ 原作読んでみました…あらためてさちみ先生のアレンジ力の素晴らしさを実感しました。原作、正直いまひとつです。主人公２人のロマンスを描いてしまうことで、お話がぼやけています。さちみ先生は、赤ちゃんとの絆にウエイトを置くことで、かえってロマンスを、その切なさを際立たせています。原作では2週間なんですよ！DNA鑑定を考えるまでが。赤ちゃんと絆を結んだ期間が2週間半。これでは、その後の展開が、赤ちゃんのため、というよりも、取り違えで出逢った相手にお互い一目惚れしてたんだよな、という流れになってしまいます。それはそれでいいですが、さちみ先生のアレンジの方が、ずっと心打たれます。赤ちゃん達と過ごすなかで、２人が心を寄り添わせていく…別にデートなんかしなくていいんです！余計な人を交えずに、赤ちゃん達とヒロイン､ヒーローと。それでいいんです！ということに原作を読んで気付きました。さちみ先生の凄さを実感するために原作読むのもいいかも。でも素直にこの作品を読んで、素晴らしさに涙する方がいいのかも。ちなみに、原作では産気づいたヒロインを車で運ぶのは「ヘリで運べばよかった」というのは、次兄のカルロです。

アラベラの物語でおかしいと思ったけど、ここから始っていたのですね、ダリウスの過去の捏造。どうして？納得がいきません。必要とは思えない改悪…シリーズを通して読む人間にとっては、こういう不必要なアレンジは許せません。好きな作家さんだけに、哀しいです。この漫画を読んだ人には、どうしても原作のシリーズ全部を読んでほしいです。これでダリウスを，アラベラを判断してほしくないです。

ヒーローの素性がわかって、騙されてた、と思ったにしても、財布やパソコンを部屋から持ち出して捨てるというのは、窃盗そのものでは？立派な犯罪でしょう。その場で壊すとか、使えなくするとか程度ならわからなくもないけれど。それでも犯罪には違いないけど。でも、腹が立ったからといって筋違いの復讐めいたことをするのは共感できません。なぜ黙って姿を消すだけにしなかったのでしょう。このヒロイン、苦手です。最後までまったく魅力を感じませんでした。 あと、漫画そのもので、時々入るギャグ顔が、お話にそぐわず、かえって白けてしまいました。

今まで読んだ中で最低のヒロインですね。若さゆえに傷つけ合って別れたのかと思ったら、ヒロインが一方的に傷つけて壊している。それでいて自分が被害者面するってどうよ？故郷に帰るというヒーローに、「復讐する気？」「私たちの結婚を邪魔する気？」とか、その発想そのものがろくでなしの証明でしょう。過去を反省するシーンでも、「プライドを傷つけてしまった」なんてレベルじゃない、あれだけのことをしておきながら、ほとんど精神的虐待ですよ。ヒーローの人格を否定し尊厳を踏みにじり貶めておきながら、あの程度で反省しているとは信じられません。だいたいヒーローが大成功してなく、そこそこの成功で戻っていたら、よりを戻しはしなかったでしょうに。母親を見ればわかる、というけど、このヒロインも結局ああいう人間です。そんなヒロインに5年も愛し続けてた、なんてヒーローも、ただのお馬鹿さんにしか見えなくなりました。絵もお粗末だったけれど、それ以上に不愉快なヒロインに、評価マイナスをつけたいです。

国のため、国民のために命を張った厳しい任務についている人間に向かって、連絡がつかない、無責任だと責めるのはおかしいでしょう。勝手に結婚しちゃうのだってありえないし。養女でいいじゃん、養女で。ヒーロー気の毒過ぎ。

あんな話し方をする人間も、それを雇う人間も、どっちもありえないでしょう…

原作が大好きなので、立ち読み部分だけで残念なアレンジがいくつもあって悲しいです。ダンテがガブリエラと出会ってからの日数を覚えていたり、赤ん坊との出会いのシーンも、これはちょっと…。「おごそかな表情」の赤ん坊、楽しみだったのに。

頑なな心を溶かしていくヒーローが素敵です。家族との関係で、ひがみっぽくなって愛情を信じられなくなっていたヒロインに、真実を見付けさせるところが、何よりもよかった！そのあとも、もうちょっと柔軟になって信じてみては？といいたくなりましたが。包容力のある大人なヒーローは、とても素敵でした。絵も文句なく美しいし。大人の夢物語のハーレクインは、やっぱりこうでなきゃ！

原作既読です。さすがはさちみ先生！原作よりもずっと素敵なお話に仕上げてくださっています。原作読んだときは、こんなに素直に泣けなかったよなあ。というか、今メモを見直したら、最低評価をつけていました…。ヒロイン，ヒーロー、どちらも魅力ゼロだったようで…。だけど、さちみ先生が上手にアレンジしてくださって、情けないヒーローがずっと魅力的に、そしてヒロインも何倍も素晴らしい女性に。ヘンドリクスもなんて素敵！これは即座に会員期間買いがお勧めです。

偽の婚約者を仕立てて気持ちを探るなんて、こんなロクデナシ、別れた方がいい！きっともっといい男がいるぞ！

先に出た岸本景子先生のオルシーニ姉妹のお兄さんたちのシリーズです。それなりにまとまってはいると思いますが、キアラが結婚させられそうになった男が豚野郎じゃなかったのがおかしいです。自覚しないままキアラに魅かれていたレイフが先に「あんな豚野郎に好きにさせるわけにはいかない！助けてやらなくては！」と行動を起こしてしまうのがみそだったのに。気の毒に思いながらも部屋を出て立ち去るレイフに「助けて！」と追いすがるキアラでは、全くお話が違ってしまいます。この演出だけはどうしても許せない。あと、うっかりキアラのベッドで眠ってしまって腕のなかの彼女に気付いたときのレイフのふるまいの可愛らしさとか。眠りこけるレイフと見つめるキアラをでは印象が違いすぎます。無意識にキアラを妻と考えて狼狽えたり、世間知らずのキアラに振り回されてメロメロになっていくクールなレイフの描き方もずいぶん物足りなかったです。それに兄弟にとって大事な「ザ・バー」が「町場のダイナー」なんて呼び方に何故変わる？ 関連のあるシリーズなので、申し訳ないですが、岸本先生で読みたかった。

自分が双子で養女だと知っていて、年も同じ双子が捜索されていると知った時に、何故自分たちかも、と思わないのだろう。双子の養女なんてそうそういないだろうに。 絵はだいたいのところは悪くないけれど、時々無意味に入るギャグ顔が雰囲気を壊していた。あと赤ちゃんが可愛くない…