この作家の、地味だけれど温かい絵柄に惹かれます。 とくに「消えたネックレス」では、ラストシーンに涙が出ました。 美人で傲慢なヒロインが登場することの多いＨＱですが、傷を持ちながらそれを乗り越えていく過程に共感できます。 プレイボーイが、ドキドキしながら結ばれるのを心待ちにしている姿はほほえましかったです。

昔、コミックで購入したことがあって、記憶を頼りにまた読んでみたんだけど。 とにかくロマンスよ！ お互いにトラウマを抱えた男女が、どうしようもなく惹かれあって・・・ でもうまくいかなくて・・・ そして追い詰められていくヒロイン・・・ これ、ロマンスではなかったら何だというのっ！

真犯人の目星も初期の段階でついてしまったり、ヒーローの懐中時計の中身やその「役割」は言うに及ばず、もうハッキリ言ってしまうと何の捻りも無い王道中の王道ですが、それだけ支持する人が多いから王道って廃れないんでしょうね。ヒロインが攻撃的で少々疲れましたが、あんな状況じゃ誰かを憎むことで自分を保っていたんだろうな、と思うと一概に否定はできないか。第一、ヒーローがそんなヒロインが大切で仕方ないんだから（ヒロインのセリフじゃないけれど欠点ごと愛してる）まあ、いいか。ヒロインが聞く耳もたずに暴走（迷走？）している前半から、自分の気持ちに素直になった後半に至るまで、とにかくヒーローが健気でホロリとしてしまいました。誠実って言葉がそのまま服を着ているようなヒーローで、後半はメロメロっぷりを惜しげもなく披露して楽しませてくれました。幸せになれてよかったね。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

そして冷徹で感情が表に出ないから誤解されやすい・・・。全てが私のツボを抑えていたヒーローなのでとっても楽しめました＾＾ヒロインもしっかりものでかわいかったです。ただ１点気になったのがヒーローの髪！表紙とカラーページのところは黒髪なのに、本編に入ったら黒髪じゃなくなってた(＠_＠;)ヒーローカラーでもしたのかい？？？と思っていたら特に理由が描かれているわけでもなかったので、ただの著者さんの間違いなんでしょうね・・・。黒髪ヒーロー好きの私としてはそこだけ残念なところでした(笑)

どう考えてもないと思うんだけど。インパクトのあるタイトルにしたかっただけとしか思えない。内容は、よくある、本当に何度読んだかわからないほどよくある話ですが、普通に面白かったです。

楽しく読めました。ヒーローは女性不信が強い為、純粋なヒロインを疑い侮辱しながらも、心の底では惹かれている自分自身との葛藤が上手く描かれていました。汐宮さんの作品は初めてでしたが絵も可愛いしとても気に入りました。購入してよかったです。

全体的にコミカルで面白かったです。 ヒーローのダメダメぶりがまたそうとう面白い…といっても、ヘザーとクラウディアに対しては、迷惑この上ない気がしますが（クラウディアは本当に気の毒な気もしました…）。 唯一、ヒーロー母がいい人で安心です。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

最後、もっとゆっくりたたんで欲しかった。 盛り上がりとか余韻とか。 前の方達と同感。星野先生の絵も好き。 でも、さらにもう20ページあればおばあちゃん達年配女性３人との絡みや姉妹の背景、夜遊び仲間とのことも肉としてくっついただろうなと。 あちこちで書いてしまうけど、ほんとに1作辺りのページ数ふえたらいいのにと思う。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

いがいとゆるやかーに進んでいる感覚がありました。 絵柄、荒いという評価がありますが、そうは感じませんでした。 こればっかりは好みですが、ヒーローが魅力的でした。 お話は、え？そういうこと？って感じだったんですが、全体的には楽しめました。

ヒロインは凄く大人の気持ちも成熟した女性に見せかけているけど、本当は可愛いらしい。男性を信用しないといいつつ簡単に恋に落ちて しまって、やっぱり絵柄と似合ってます。魅力のない格好をしてもスタイルのよさや美しさは隠せない可愛さ。ヒーローもかっこよくて本当にお似合いのカップルです。上手くまとまって、よかったとカップルを引っ付かせたような気になりました。シンデレラみたいな可愛い靴の贈り物が最高。家の主人もこんな風に気の聞いた贈り物をしてくれたらいいのに。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

嫉妬する周囲の女性達が糸を引き、互いに惹かれあっているのに、心がすれ違い続けるヒーローとヒロイン。よく見るハーレなストーリーです。でも、ヒロインの高潔な振る舞いと、傷つき青ざめるヒーローの姿が好印象で、最後まで楽しく読めました。 ハッピーエンドの後で、その後の二人の微笑ましい姿を、もっと読んでみたいと思わせる作品でした。

亡き母の肖像画を手に入れたいなどちょっとホロリとするシーンもあり良かったです。ヒロインも美人の姉と比べられてコンプレックスの塊みたいだけどその気持も理解できます。大昔の教師のような装いのヒロインでしたがどんどんキレイになっていくのは恋する乙女ならでは。

捨てられていた赤ちゃんを養子にすることで、お互いに抱えていた苦しみから解放され、愛を育んでいく優しさに溢れたドラマチックなストーリーでした。けど、最初は養子縁組を有利にするための契約結婚とは言え、一緒に住んでいれば２人の関係性も進展する可能性もあるのに、ヒロインが身体のことを内緒にしていたのがちょっと引っかかってしまったかな……

原作は、内容が濃いのでしょう。説明がもっと欲しかったところや、心の動きがわかりづらかったところもある。でも、なかなか印象的な作品でした。他のＨＱと一線を画すのは、ヒーローの境遇と問題があまりにも重すぎる！今まで読んだＨＱだと、結末で奇跡がやってくることが多いが、彼はそういう病気じゃないしね（遺伝性の病気なので、劣性遺伝とはいえ注意が必要なのに、楽観的すぎるのは気にかかる）救いは、ヒロインの成長ぶりかな。最初は、いろんなものに流されて生きていたヒロインが、どんどん強くなり、自分の意思で生きていくようになる。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

ヒストリカルですが、とても読みやすい一冊です。冷酷傲慢な公爵様と言われていますが、公爵様のヒロインに対するめろめろっぷりが何だかおかしいです。ちょっと押しが強いので、ヒロインがふりまわっされぱなし。身分違いの恋とはいえ、周りの横やりがないので、どちらかといえば楽しい展開てんこ盛りです。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

ヒロインがとことん不幸すぎる。。。でも1つの話としてはまとまっていた方だと思う。絵もきれい。ただ読み進めるたびに不幸の度合いがきつくなって、しまいには頭の中が真っ白に。ヒロインが派手に落ち込まなくなったのも不幸のこれでもか攻撃に、もう麻痺したんだろうなぁと妙に納得した。笑

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

原作を読まなくてもいいくらいすべてが忠実に再現されていて、漫画と原作どちらも読まないと気がすまない私は、原作は読む必要がなかったなぁ～と思わせるほどすばらしい仕上がりだと思いました。

ファンタジーですね。傷つく人は、一人もないほっとする。

これで何度目かな～、面白いからまた読みました。長男君の話が一番好きかも・・・

スルタンの跡継ぎ→スルタンと踊り子→スルタンの薔薇 よく見るとⅠⅡⅢと書いてありますね。(ё^∀^ё) 絵が違っても私は楽しめました。

腹筋が痛い。。 ヒゲのあるヒーローは珍しいですが、見かけ倒し？で心優しきヒーローです。 ヒロインの方がとにかくパワフル！ 精○（ただし牛の）という言葉が頻繁に出てきて最初 はとまどいましたが、慣れてしまいました。 橋本先生の描く元気なヒロインは大好きです！

きゃ～水谷先生じゃないですかっ！後半に近づく程に、ヒーローが徐々に水野君になってます。思わず期間買いしてしまいました。ストーリが、ハーレで既読感があるマンネリ話なのが、ちょっと残念。でも、水谷先生だから、星４つ。