丁寧に彩られた、優しさと愛情に満ちたクリスマスの物語。出逢いも、一度肌を重ねた後の説明し難いすれ違いも、そして再会も。惹かれ合うヒーローとヒロインの一途さが切なくて。困難や苦しみをヒーローよりも少しだけ先に乗り越えたヒロインは様々な現実を受け入れる心のゆとりがあったのかもしれません。それでもその足元はどうしても不安定で、危機的状況に陥ったとしてもヒーローへの思いを封じる道を選んでしまう心境もよく判ります。ヒーローの背負う暗闇は決して軽やかなものではなく、その過去を思い出させるトリガーがヒロインを子供の頃から支えて来たものと同じとは、何という運命のいたずらでしょう。ようやく自分の心が求めるものは何かという事に二人は同時に気付いて、クリスマスの街で永遠を誓うのです。決して派手な物語ではないと思いますが、その分リアリティーがあって胸に沁みます。読み進めるうちに甘い香りが漂ってくる、そんな素晴らしい作品です！

揉めに揉めたのに、最後があっさり過ぎて物足りない。

物語の構成もとてもよく楽しめました。作画もきれいです。お互い、身分を隠しての出会いですが、運命的でした。息子がとっても可愛い～♡読後感もとっても良かったです❣

どんなに酷い毒親でも、やっぱり信じたいという気持ちがあるのでしょう。それにしてもこのヒロイン母親は許し難い。看護師ヒロインでしっかりとしているとは思うのですが、優し過ぎます。もちろんそのヒロインをヒーローが助けてくれます～。桜庭先生初のハーレクインの作品で次回も期待を込めてこの評価に～♡

いやいや、ホントないわ！！ハーレーの女性って心広すぎるしこんなにも愛することが出来るなんて凄い。心の狭い私には信頼をたかだか花や手作りのベールで回復させるなんて賭けにしか思えない。でもまあ、お金のあるヒーローだし、前の男よりはよかったんじゃない。しかし、ヒロインは子どもに弱いだけで魅力的なところが見えないが残念です。

ニヤニヤしすぎていて、ちょっと生理的に受け付けませんでした

そもそも原作は「出会いは真夜中に」のタイトルで発売され、村田順子先生が漫画化してるものです。しかも、村田先生の漫画の方はなかなかの高評価だし、今現在も販売されてます。それをわざわざ改題して、違う先生に漫画化してもらう意味がつくづく不明ですね。大人の事情で、村田先生のものが販売できなくなったんだったら分かるけどね。こちらの作品が悪いわけじゃないのだけど、普通すぎるかな。村田先生の方が、ヒーローの【バンパイア度】がすごいです。黒づくめですもの。

あー若い人には分かんないヒロインの魅力なのかな？ 愛し愛された温かい家庭を築いてきた人生に魅力を感じたんじゃないですかね？ 高校時代に運命的な出会いをしていたら、こんな子がいたのでは？と言うくだりに表現されてますよね。 30代なのに無垢ですしね。 可愛い話でしたね。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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素晴らしいヒストリカルロマンスで、たぶんハーレクインファンなら胸キュンとする設定てんこ盛りの隻眼黒づくめので、心が傷ついたヒーローに終始ドキドキだった。後半は、二人を応援したくてたまらなかった。 他の人も書いているが、あとがきには笑えた。

なーんかこのヒーロー、僕は嘘はつかないって誠実そうに言ってるけど、ヒロインと結婚する前に愛人と別れるわけでもなく、連絡する暇がなかったとか言い訳しながら愛人にいいようにお仕置きされるし(笑) 世間知らずのヒロインは愛人疑惑で悶々と過ごしてるしで、全然ときめかないハーレでした…

ヒーローが俺様傲慢冷徹などを通り越し、サイコパスでサディストなDV男。腕利き弁護士だからギリギリラインだが、ほぼ犯罪…。 ここでストーリーの先を読むかどうかわかれると思うが、ここまで腐ったヒーローと、ラストはどうやってハッピーエンドになるのか興味を持ち購入してしまった(笑) とにかくもとのヒーロー鬼畜過ぎ、人が変わったようになったからって、納得できかねる感をものすごく感じさせられ、不消化。 多分連載漫画で何巻か感を重ねている作品なら、様々なエピソードやヒーロー側の苦悩を十分織り込め「嫌いじゃないぜむしろ好きだ」と思う作品。 逆にこの難しい作品の原作を読んでみたくなった。

椿野先生の作品はいずれも感動的だと思っておりますが、今作は何故か最初から最後まで涙が止まりませんでした。出だしの数ページを読めば、ハーレクインにありがちな内容になるのだろうという事は容易く想像できますし、その通りに物語は進んで行くのです。でも、その物語の進み方に全く無理がありません。ヒーローにもヒロインにも、がっつり感情移入できますし、それがピリッとスパイスの効いた痛みも伴う甘さに上手に溶け合っているのです。過去の自分と寄り添いながら、こんなにも素直に涙を流せるヒーローを品よく美しく描けるのも、そんな彼を大きく温かい愛情で包み込みながらも心に葛藤を持つヒロインをしなやかな女性に描き切る事ができるのも、全ては椿野先生の力量だと感心ばかり。冷えきった心とからだを温めてくれる、珠玉の一作だと思います。是非、ご一読を！

甘いハーレが多い中、ハードボイルドな作品でした。からん先生のヒーローはどんなヘアスタイルでもイケメンだけど、スキンヘッドもかっこよかった❣それ以上にかっこいいヒロインでした。男勝りというヒロインだけど、好きな人に巡り合ったら可愛い女性になります～♡漫画化には難しい原作を巧く纒ているのは流石です。

ヒーローが家族の不幸で急に帰国した後、１ヶ月後には別の女性と婚約したとの別れを告げる手紙が届くーーーーーって、おいおい、一週間はヒロインと濃密な時間を過ごしたんだから、医者だったら妊娠の可能性とか考えないんかーーー？　妊娠出産を知らせる手紙も婚約者に握りつぶされて災難続きのヒロイン。まあ、子供が産まれていたことがわかってからのヒーローの行動は家族を守ろうと好感が持てるけど、いきなり相談もせずに家を買っちゃうってのは、単純にお金持ちの暴走って感じでひいちゃうかも………

ハーレの世界では、仕事は出来るけど愛を信じないヒーローどんだけいるんだか！　けど子供の存在は愛しさMAXなのよね(笑) 子供を挟んで親子３人で手を繋ぎあってワイワイ楽しそうなシーンは大好きです♡

シャーロット・ラムの中でも好きな作品の一つ。 ヘレンはドルーと便宜結婚するがそのうちドルーの様子がいつもと少し違うことが気になり出して、、と、HQの典型ですが、この作品はそんな典型であることを忘れてしまうほど面白かった。シャーロット・ラムの人物や情景の描写はいつも魅力的ですが、この作品は脇役も含め出てくる人物が皆独特でコミカルにいきいきと描かれており、楽しく何度も読んでしまう。訳もピッタリな感じ。古い作品なので、えっ？というところもあるけれど、それはご愛嬌。

最初のページ、ヒーローの哀愁漂う、影ありの姿、見事なまでの描写で引き込まれました。皆さんの数々の評価に同感。私も映画を見ているようだと読みながら思っていました。絵でストーリーを伝える素晴らしさを堪能した気分です。前よりとても良く仕上がっている作品で大満足でした。こういう作品、もっと読みたいで〜す。これからも頑張ってください。

原作大好きなのですがコミカライズは難しいだろうなと思っていましたが実現！ ハーヴァードとP.Jをハレコミでも読めて嬉しいです。

単純に面白かったです！ヒーロー＆ヒロインの運命を掻き乱す、ヒーロー婚約者のバーバラの存在が際立ってて、おばかだなーーと思いつつも憎めない存在でした(笑)

他の方のレビューにもあるけど、友人の子の存在感の、薄いこと、薄いこと。これで実子ですか。間違いなく、お兄ちゃんグレルでしょうねー。本当に自己陶酔自己憐憫の塊の人たちの話。なぜ3を超えるのか謎!!

今世紀最大のギャグ漫画、のシーンですよ。なんすかあれ。ときめくなよ、そこで。

びっくりするほどの、ぶつ切りでした。そもそも、虐待とか、ロマンスの糧に使わないでほしい。軽さと重さがあまりにもアンバランス。猫のコメントがあったので、見直してみて愕然としました。ねこ、あまりにも悲惨な絵でした。

うーむ、ゴーカンはあかんよ。

まず、ヒロインが、わがままを煮詰めたようなクソ。解決策も、死ぬのは下っ端でいい、そういうことですよね。生意気で横柄で無知無力なのを横暴でごまかしてる、最低最悪のヒロイン像。

日記を読んだ読まないのやり取りでヒロインの起こしたアクションには嫌悪感をおぼえました。後半はヒーローとヒロインが互いに良い影響を与え合い素敵なお話でした。でも最初に持ったヒロインの印象で楽しめなかったです。

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ときめきポイントもなかったし…(笑)