ヒロインのトラウマの事情を知っているのに、よく放ったらかしにしますね。「あの時は重要な優先する事情があったんだ！」ってヒーローは言いますけど…。命に関わるような事情じゃなければ「ヒロインは2番・3番手の後回しにしていい存在」って事ですよね。結局、自分本意な男。

ヒーローが前に流行っていた「オラオラ系」にしか見えない。「俺と○○できるんだから、幸運だろ？」的な、怖くてキモい…。

若い二人が駆け落ち婚しても、学費や生活費等の事で上手く行かずに破局したんじゃないでしょうか？「お金が無くても愛があれば！」なんて、青すぎる理想論ですよね。その意味では当時のヒーローも考え無しで、一方的な復讐も思い込み激しい人すぎますね。

某漫画だったら「代々○家はそれ着用」という伝統もギャグで済んだけれど…。それに女性がドキッときめく男性のたくましさって、肩幅や胸板で十分ではないでしょうか？だいなし感がすごいです。ベッドサイドの騒ぎもお笑い劇場のオチだったとすれば、大いに笑えました。

今時の流行の絵に合わせようとしているのかもしれませんが、HQは結婚が大きなテーマなので、みなさんが書かれているように高校・大学生に見える主人公達では説得力がありません。以前の先生の「大人の色気溢れる素敵な二人」が読みたいです。

信じられるかーー!!!　DV夫の身内（弟を盲目的に信じてる）、子供を盾に脅して拉致、軟禁。どこを信じろというんだろうか？

自分の母親に乱暴をした男を父と呼べますか？ 涙ながらに謝罪しようとも…すぐには無理じゃないですか。 数週間そこから離れて考えて、ようやくでは？ 謝罪したから許して→結婚してここを継いで。って、やめて欲しい。 表紙のH＆Hが「黒ジャケット着た地元ヤンキー＆尻軽お嬢さん」にしか見えない。

こちらの先生の描かれる主役二人はいつも「折れそうなロリ女性と大柄で40歳くらいの男性」の体格差+歳の差なんですが…。今回の話はその差がすごく悪い方へ出ていました。「君を法廷で見た時から欲望が〜」「君を守ってくれる大人は誰もいなかった〜」など「うえっ！」と声に出るくらい気持ち悪かった。「お前が1番の元凶!!」としか…。うん、キモいなぁ…。

ヒーローのなじり方が最近の作品でNO,1です。話が進んでいくにつれて、ヒロインは素直で優しい女性だと、これでもかとその真実がわかっていくのに「また偽りか！俺は騙されない！」と怒る。気分にムラがありすぎてヤバい奴にしかみえないヒーロー。無理です、もう。こんな奴には関わらない方が幸せになれますよ。

男達がバカすぎる…。兄もバカだし、ヒーローは本当にものすごくバカだった。ヒロインが聖女過ぎるから周りの男達がダメなんじゃないか？という気さえする。

身内が傲慢ヒーローに嫉妬して、ヒロインと浮気したぜ〜と嘘を告げ口。ヒーローが子供の父親はあいつか！と疑ってよくある離婚パターン。ただ嘘が発覚して謝罪したヒーローに「…だから何？8年も信じていたんだから、一生嘘を信じていればいいじゃない？」と言い返したり、復縁を迫るも水をかけて断るなど、反論する所は胸がスッとなります。HQのヒロイン達はもっと反逆していい。

最後のウエディングドレスの後ろ姿が、デザインもポーズもすごく下品でした。あのデザインは人を選ぶと思います。素敵な大人のお姉様キャラだったらなぁ…。

せっかくの瀧川先生なのに…。原作通りだとしても、すれ違いがクドすぎる。どれだけイトコに騙されてるの？「騙された！」って1度判明したら、もうその口車に乗らないと思うけど。二人とも人がいいのか？世間知らずなの？盛り上げるために、もう一回すれ違いを起こすって、悪手だと思います。

原作はどうかは分かりませんが、先生の話は薄めすぎたカルピスのよう。そして記憶に残らないです。ただ、デザイナーを目指すヒロインの、呪縛（さなぎ）から蝶へ成長し羽ばたく表現は良かったので、ハート一つオマケです。あと、この手のヒーローはやり手の経営者できちんと物事を見れるはずなのに、ヒロインに対してだけ、タブロイド信者なのは鉄板で不快ですね。

結婚したら義理の弟になるわけですよね。 そのうち忘れるなんて事は絶対にあり得ない！ 「しばらくすれば忘れる。」とか、ヒーローがお気楽すぎる。 他国に飛ばされたくらいで、ああいう人間は変わるわけない。 ヤバい人種の女性に手を出して、半死半生なくらいボコボコにされればいいと思います。

「本当に頭の切れる、器の大きい良い男」を久々に読んだ気がします。（笑）こういう人を「ダンディ」というのでしょうね。そしてヒロインのクロエ。ボーイッシュな雰囲気がとても素敵です。相互理解が深い大人の二人。少しセリフが多いですが、本当に面白い作品でした。あとメアリーさん、いつか夫に「あなたは私の白騎士よ。」と教えてあげて。きっと喜んでくれるはず。

時々落ち込んでも、前を向いて赤ちゃんと二人で生きていこうとするヒロインが素敵です。あらすじはよくあるHQのお話ですが、金目当てかと訝しむヒーローに対して「あなたは私を対等の人間として扱っていない。」とキッパリ言うヒロイン、お見事です。他の話のヒーローにも言ってやりたい名言！

「遊び（肉体関係あり）で付き合ってただけだ。」「もう別れたから僕は誠実だ！君の方が残酷だ！」って、どこに誠実さを感じる女性がいると!?男に都合の良い言い訳ばかりで不愉快MAXです。『別れた浮気好きの最悪の元カレ』のセリフですよ、この発言。

ヒロインは多少浅はかだと思うけれど、従兄弟の脅しや両親との和解をほぼ自分の手で解決してしまった。ある意味スーパーヒロイン。ヒーローは補助的に手を貸しただけで、存在感が少し薄いかな。 （生い立ちもHQのテンプレでしたし。）そこがいつもと違ったので、印象に残る話でした。

罵詈雑言からの、例の「おもちゃ」発言でさらにドン引き。小学生が好きな子をからかってる感覚なんでしょうか？30過ぎの大人の男の発言ではない。対等な人間としてヒロインを扱ってない。「顔が良くて金持ち」以外の良い所がない男。「抱き寄せてキスすれば、女はみんな落ちる」と思っている最低ゲスなやつ。キモいですね。

予想外の妊娠→「計画的に妊娠したな！」とヒロインを責める…まではよくある話。しかし妊婦を殴ろうとした男は初めて!!! そして「（倒れたのは）僕のせいじゃない！」わずか2ページで不快さ最高潮。その後の「愛してる」モノローグ…これはもうDV男の思考回路じゃないですか？ある意味記憶に残る作品ですが、二度と読みたくないです。

「問題を先延ばしにして、とにかく肉欲優先。」これがほとんどのハーレーの男性陣のやる事ですよね。（外人だから？）夏休みの宿題じゃないんだから、その時々でちゃんと対応しないと女性はキレますよ。

ヒロインが「愛人になりたくない」と言っているのに「正妃は別人だが、君は愛人ではない。パートナーだ。」と??　頭のネジが100本くらい飛んでるんですか？この男は。その言い草で女性が納得すると思っている？「やり方は違うが、女性を悲しませ苦しませる悪行は父親そっくりだな!」と、他の登場人物に言って欲しかったです。 このシリーズの兄弟は、みんなソレですね。こんな王族いらないですよ。

ヒーローが2/3かけてやった事「出会った頃から目をつけて〜拒まれた〜騙して誘拐〜無理やりバージン奪う」と。イケメンフィルターあっても無理ですね!!これがキモい中年のおじさんがやったら、吐き気と頭痛で最後まで読めないですよね。砂漠で助けられた時だって、ヒロインが惹かれたのは命の危機があっての「吊り橋効果」なんじゃないですか？っていうくらい無理。女性を辱める昔話を自慢げに語るとか無理。あと、やはり前髪が長すぎて無理。

そういう仕事をしていた女性だから、どんなに罵倒しても、ひどい扱いしてもいいだろう。という、ヒーローの人間性がゲスすぎる。中世のお貴族様だから、こういう思考は仕方がないのかもしれないが、そこはもう少し漫画のファンタジーを入れて欲しかった。実際、彼の身内も最悪の底辺へと落とされていたわけだし、復讐を誓うほどの情を持っているなら、そんな窮地に落とされていたヒロインに対しても、計画以上の優しさを見せてくれても良かったんじゃないですか？せっかく絵は美麗なんだから、もったいない。

ヒーローの冒頭の暴言も腹立ちますが「妊娠（嘘）したから婚約した女がいたと」いうのが最後まで引っかかって、読者としてこのヒーローを受け入れられない最大の原因でした。心当たりがあるから婚約した訳ですよね。ヒロインもぐずぐずしてますが、幼い頃からの「身分の差」が染み付いているのなら、納得いきます。欲情してハッハッしてる犬みたいな男（ヒーロー）がずっと不快でした。

皆さんの感想ほどには、ヒーローは最低のゲス…とは感じなかったです。 鈍感さはあるものの、ヒロインを罵倒しないし（むしろ女神のごとく崇めてる。）彼の生い立ちを知れば、慎重さと臆病さは理解できます。ただ残念なのは外見。彼のルーツですし、今時の流行りなので仕方がないですが、個人的にあの国は好きじゃないんです。「彫刻は売れるものを作ってる」「でも絵は違う」という言葉には、そういう仕事と趣味を持っている身として、すごく共感したのでハートを増やしました。ヒロインは外見・中身も完璧に近いほど麗しい。だけど儚げな「影」の部分も人間味がありとても素敵でした。

HQあるあるの迷セリフ。「君の方から誘った。」（失笑） セクハラしようとするゲスな男と一緒の言い訳。 ヒーローがゲスな男と同レベルとは、どんな話なの!?って。 これは「情熱」ではなく「肉欲まみれ」だと思います。 それともこの違和感は日本人的な感覚で、外国ではこれが普通なんでしょうか？

何も解決してない。結婚してもさらに継母の罠が続くだけ。こんなラストで「ハッピー」ですか？シンデレラ的な話なら、ちゃんと悪役の事も決着をつけて下さい。

「元奥さんが〜花束を受け取って、車であなたの所に帰ろうとした〜」と希望的推測+美談に持っていったセリフがありましたが、「いや、もう離婚しようと思っていたかもしれないよ。」とツッコミを入れたくなりました。「母親なんだから、君が子供の世話をしろ！」って何世紀前ですか？このヒーロー。娘が一番大切と言いながら、ヒロインにキスを何回も迫り、押し倒す。弁護士のくせに、自分自身が言葉通りに行動できてない。ヒーローに全く魅力を感じませんでした。