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少し寂しい扉絵だと思っていたのですが、二冊並べると、それぞれにヒロインとヒーローがお互いをいたわりあっているのがわかり、周りに空気がどことなく寂しいけれど、二人を見ていると暖かい気持ちになれるこの作品にまさにぴったりな扉絵だとわかりました。素敵な二人だと感動しました。ところどころで、ヒーローが悪評をお茶目に利用して反撃するところが楽しいですね。

ヒロインも、双子の姉もお母さんも、なんだか三人そろって、ヒステリックな感じがして、女性陣全員が最後まで好きになれなくて。男性陣はそれぞれに魅力的なんですけどねぇ。その魅力的な男性陣を、女性陣がひきつける部分ってどこ？？とまで思ってしまって。明るさが、どこかにほしかったですね。

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エスコートサービスには王子様がかなりの確立で隠れ住んでいるのかと勘違いしそうです。4回も結婚しようというお母さんってどういう人？？と思ったのですが、チャーミングな方なので、納得ですね。出会いはともあれ、誠実なヒーローって、やっぱり素敵です。似合いのカップル、末永くお幸せに！って祝福したくなりました。

浮気をしたのは悪いのですが、されてもいたしかたない接し方のヒロイン。あんまりななされよう。結婚しても、好きでしたって言われたほうはうれしいかもしれませんが、あまりにも元夫が不憫です。ヒーローの男としての器の大きさはすごいですが、このヒロインにはもったいない。子供の暴走を喜んでいるあたり、女として最低ではないかと。

レディの条件からするとかなり型破りなクロエに振り回されながら、それでも嫌いになりきれなくて、やっぱりかわいいと思いながら振り回されてるヒーローが、気の毒だと思う反面、幸せそうに振り回されているから、結局めろめろなんだな～～と思いました。クロエがいつも一生懸命でお茶目でかわいいから、すべてよし！ですね。

気になっているのに、好きなのに、なんだかうまくいかない二人のやり取りに、やきもきしながら微笑んでみてしまいました。ヒーローとヒロインのそれぞれが時折見せるドキッとするようなまなざしが、また、いいですね！親しい人と楽しく過ごすクリスマスって、いいなあ！って思いました。

原作が大好きで、いや---何回読んだかわからないほど。複雑な展開が繰り広げられるので、コミック化にあたって、削って削ってまとめられた感じがもったいない気もします。エミリオの魅力ができっていない感じがするのが、残念です。純情っていいな！って思う作品です。

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心のどこかに足りないものがあって探している二人が、だんだんと惹かれあっていく姿が、とても素敵です。恋する気持ちって、いいなあ！としみじみ思います。雪の寒いシーンが満載なのに、あったかい気持ちでいっぱいになりました。

ミノルさまのレビューを読んで、まさに自分が、あの内容を良くぞここまでまとめてくれて、すごい～～！！　と思ったことに気づかされました。コミックで、？もう少し説明ほしいな、と思ったところが原作を読んですっきり。でも、どっちをよんでも、ヒーローのどの点を突いてクールだと評価されているのか私にはさっぱり。寡黙で心が熱い、まあ表情はクールかなあ、でも、やっぱり十分熱い男だと・・・・

やさしくて子供好きでしっかりしているのに、美人過ぎるのか、なんだか運がないヒロイン……ってどういう人だろう？？　と思ってしまって。子供好きの割りに、潔癖症のようなキツさがあるせいか、感情移入しにくいヒロインだなあと。大人の恋愛事情ってやつなのかなあと思いました。

各ページの美しさに吸い寄せられるように見入ってしまいました。ああ、どうなるの、どうなるの、どうなるの～～～！！！！とはらはらしてストーリーからも目が離せません。読後に残るしあわせな余韻。読んでよかった～♪

ヒーロー（もその弟）もとっても素敵！でも、それ以上に麻生先生の作品はみなヒロインが魅力的！！内面からきらきらしていて、純粋だからかしら。ヒーローたちに、美人＝頭空っぽの勝手な思い込みがあるようなないような・・・という点だけ気になったけれど、胸がきゅんとしました。

何度読み返しても素敵な気持ちでいっぱいになりました。 ひたむきでかわいいヒロイン。芯が強くて愛情にあふれていて・・・。そして、華麗なプリンスの心の広さ！うっとりします。しあわせな気持ちでいっぱいになりました。