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囚われの花山ノ内文枝/ジャクリーン・ネイヴィン
とらわれてもしかたないヒロイン 評価3 3

お互いにものすごく惹かれあっているのに、ヒロインがヒーローよりも幼い妹を信用する気持ちがよくわかりませんでした。大体よそ見している暇がどこにあったんだか。不幸を招いたのはヒロイン自身ですが、ヒーローの回りくどい復讐も、あんな目にあわされた割に優しかったように思います。ヒロインがヒーローを信じきれないように持ってくる周りも周りですが、あそこで信用してくれないなんて、ヒーローが怒って当たり前ですよね。

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奇跡の泉井上碧/エリザベス・メイン
それはないとおもいました 評価2 2

佐伯先生のコミックス版を読んで、もっと細かいところまで知りたい!と思い手に取ったのですが、リームの民とその信仰があまりにも軽く扱われていて、女王と王子の信仰があっという間に捨て去れてしまうストーリー展開に、それはないだろう?と憤りまで感じてしまいました。このストーリー展開で受け入れにくい部分をきれいに切り取って奥行きのあるコミックスに仕上げられている佐伯先生の腕のすごさに感心しつつ、私にはすっきりしない小説版でした。

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清らかな背徳小林町子/アン・スチュアート
難しいですね 評価3 3

あまり良い評判を聞かないウィリアム公がなぜか堂々としている。虐げられてきたヒロインがどんどん惹かれていくのもよくわかるような抗いがたい魅力にあふれています。人懐っこい僧侶がしかもあきれるほど怪しい。時代背景以上に人物設定がややこしくて???と疑問に思うことも多かった。だんだん謎が解けてくるにつれて、ヒーローの孤独感とか、「背徳」の意味が色濃くなってきて、切なくなってきました。理屈や理性でなんともできないくらいお互い惹かれてしまうことってあるんだなあとしみじみ思いました。

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拒絶された億万長者松尾当子/アン・メイザー
すっきりしなかった 評価2 2

お互いに忘れられない二人なのに、思い違いや障害がいくつもあって離れ離れになっているのを、何とかすべくヒーローが策略をめぐらし、ようやく再会できたけれど、やっぱり思うようにことが運んで行かない。じれったい。しかも、なんだか納得できない。ヒーローにもヒロインにも、共感できないし同情もできない。肉体派カップルってこんなものなのかしらとおもいました。

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社交界の評判江田さだえ/シルヴィア・アンドルー
知性派~ 評価4 4

いつの時代も頭の切れすぎる女性は敬遠されがち。ヒロインがその知性ゆえ苦しんでいる横で、自由気ままな弟が、男性であるためにものすごく能天気でいられるのがうらやましく見えました。わざと魅力的に見えないように装うヒロインに気づいてしまうヒーロー母、さすがあの知的なヒーローのお母さんだと納得できます。知性派の二人が、それぞれに鋭い突っ込みを入れて、相手がたじろいでしまうのが楽しいですね。

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予期せぬ求婚江田さだえ/メグ・アレクサンダー
自立した二人 評価4 4

ヒーローが「姉妹のどちらかと結婚したい」と言い出したことはものすごくいい加減に聞こえたのですが、ヒロインのことを知り尽くし、計算しつくしたうえでの発言とわかって、さすが策略家だと感心してしまいました。ヒロインの魅力は親友のへスター同様、この時代から見ればズレているのかもしれませんが、だからこそヒーローと惹かれあったんだと思います。

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レディ・サラの冒険辻早苗/ゲイル・ランストーム
よかった♪ 評価3 3

女性が自分一人で行動したり現状を変えようと努力するのが困難な時代ゆえ、虐げられた女性や子供を救おうと行動するヒロインの姿は、お嬢様の気まぐれのように見えてしまいます。シニカルなヒーローでも放っておけない気持、よくわかります。ヒーローもヒロインもそれぞれを苦しめてきた過去を乗り越えて、道のりは長かったけれど、自分たちが幸せになってもいいと思えるようになったのが、うれしいです。

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恋するシンデレラ八坂よしみ/ケイト・ハーディ
恋に落ちて当然 評価3 3

ヒロインを助け、ヒーローとの仲を取り持ってくれるリサの存在が、終始心強かったです。飾らないヒロインであっても、エスコートなしであの披露宴はきつすぎる。同級生たちの心根の低さに憤りまで覚えてしまいました。洗練されたヒーローが、PC関連でヒロインにみごとに救われるというのは、いつもと逆でおもしろかったです。

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ガラスのピンヒール八坂よしみ/リズ・フィールディング
素敵なクリスマスマジック 評価3 3

人違いをうまく利用して従業員に紛れて難を逃れるヒロインの機転と幸運と人の良さが頑ななヒーローをひきつけ、ヒロインのさみしい心を包んでくれるヒーローの優しさがホワイトクリスマスの幻想的な雰囲気と相まって、キラキラ輝いていました。エピローグは随分と年月が経ってしまっていたので、その年月もキラキラ輝いていることがうかがえてうれしい気持ちになりました。

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カサブランカの夜に井上きこ/オリヴィア・ゲイツ
医療ロマンスにしてはとってもホット 評価4 4

長く会わずにいた初恋の相手が、一目見て夢中になるほど素敵に成長したヒロイン。そんな再会だから、大人な二人なのに、常時ホットです。でも、それもしかたないのかしらと思ってしまうような素敵な二人。ヒーローの暗い過去がヒーローの懐の大きさを作っているように思います。とってもホットでも嫌味じゃない姿が素敵でした。

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風にゆれる花のように鈴木ゆり/カーラ・コールター
奇策なふたり 評価3 3

ヒーローもヒロインも、自分が相手に夢中になっているのに、それに気づかれないようにお互い奇策に走りあっているので、変わった二人だなあとしみじみ思いました。ヒーローがアタック攻撃を始めると、それもまた極端。二人とも、ありのままの自分を出せばいいのにと思わずにいられません。それも仕方ない部分が二人ともにあるのですが、そこに至るまでの道が長く感じられました。

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秘密のウエディング青山有未/リズ・フィールディング
まさにロミオとジュリエット 評価3 3

どこかでボタンを掛け違え、とんでもない方向に走り出してしまったようなヒーローとヒロイン。ヒーロー母の嫌がらせがえげつなくて、泣きたくなります。フクシアの新種が取り上げられていますが、フクシアは好きな花なのですが、虫が付きやすいのでどうもなあ・・・と思ってしまいました。複雑に絡み合った憎悪の糸がほぐれて光が見えてくるのがうれしかったです。

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愛と指輪の重さ漆原麗/キム・ローレンス
さわやかな恋 評価5 5

コミック版も小説版も、どちらもお勧めの作品です。それぞれに細部の味付けや場面が違うのですが、その違いもまた楽しめます。亡くなった元妻を周りがこぞってほめたたえてヒロインをくるしめる~といった、べたな展開がない分、全体としてさわやかな雰囲気に浸れました。ヒーローが言うように、ヒロインの兄姉は最低だ!とおもいます。 

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禁じられたキス中村美穂/ヘレン・ブルックス
共感できず 評価2 2

身長が高すぎるゆえの悩みが、小さい私にはまったく共感できず、ヒロインがとってつけたように、ヒーローの頑なな娘に好かれる理由もちょっと納得できず、よくわからない、というのが率直な感想のストーリーでした。意地悪な同僚は、確かに嫌な女だったけど、なんだか迫力不足。もうひと押しできないのかッと言いたくなる程度だったので、不満が残りました。

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恋に落ちた歌姫青山有未/スーザン・スティーヴンス
【ネタバレ】残念 評価1 1

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嘆きのウエディングドレス水間朋/ミシェル・リード
ドラマチック! 評価4 4

コミック版のドキッとするような雰囲気が好きで、小説版のほうも読みたくなり、購入しました。ドキドキ感満載のゴージャスな雰囲気に夢中になります。ヒーローは少し大人の雰囲気で、どーーーっと行動するより、考えて行動するタイプでした。とんでもないところから始まった恋がどんな結末を迎えるのか、最後までどきどきさせられました。

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プロポーズの理由仙波有理/レベッカ・ウインターズ
超行動派カップル 評価4 4

恐ろしく行動的でぐいぐいと引っ張りながら先を突き進むヒーローですが、表にあんまり感情が出ていないので、行動力とのギャップに戸惑いながら、でも、こんな人がいたらすてきだな~と思わずにはいられませんでした。ヒロインも、とても魅力的なので、本当に素敵なカップルです。周りのいけ好かない人々には面喰いますが、巨万の富をぽいと捨てて、過酷な環境に飛び込む二人にはだれも勝てないなと思います。

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情熱のヴェネチア有森ジュン/キャサリン・ジョージ
ヴェネチアにあこがれます 評価3 3

原先生のコミック版を読んでもう少し細かいところまで味わいたいと購入しました。どちらの作品も、ヴェネチアの異国情緒あふれる幻想的な雰囲気が思う存分味わえました。傲慢でもなくがつがつしてもいないゆったりとした優しい雰囲気の恋も素敵だなと思いました。大きな事件が何もないので、物足りなさがないわけではないのですが、読んでいて、ヴェネチアに一度行ってみたいと思ってしまいました。

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砂漠の楽園霜月桂/マリオン・レノックス
シークじゃない砂漠もの 評価5 5

「砂漠」のタイトルでシークものと勘違いして避けて読まなかったのは大損だった!と痛感しました。コミック版を読んで、小説のほうも読みたくなって購入しました。どちらも面白かった!切ない二人の心に胸がキュンキュンします。カーリーがかわいくて、ロマンスにそれ一色ではない不思議な色合いを足してくれています。何もないところでも幸せいっぱいなのって素敵です。

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ボスと秘書の休日中村美穂/リー・ウィルキンソン
まぶしいヒーロー 評価4 4

ヒロインがヒーローに再会するまでぐずぐずぐだぐだしていることから始まるので、なんだかうじうじしたヒロインだなという印象を持ち、最後までヒロインにいらいらさせられることが多かったのですが、ヒーローのまぶしいくらいの魅力と強引さが逆に光のような魅力になっていました。心のわだかまりが消えた後のさわやかさが素敵な読後感を届けてくれました。コミック版ではこのヒーローの魅力が十分に出ているどころか、セクハラ上司っぽかった。小説版のほうでお口直しをお勧めします。

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恋は炎に似て桜井りりか/エリザベス・パワー
すっきりしなかった 評価3 3

初めにヒロインが結婚したのがヒーローの弟ではなくヒーロー自身だったら何も問題がなかったのではないか??という思いが頭から全然離れない不思議な感じのストーリーでした。よくある話と言ってしまえばそれまでですが、ヒーロー自身の悪辣な両親に、敏感なヒーローがあまり気が付いていないところが逆に疑問に残り、また、ヒロインの息子の様子や気持ちをもっと知りたかったかなという不満も残りました。

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砂漠の王と月の女神茅野久枝/スーザン・スティーヴンス
【ネタバレ】ふりまわっされぱなしのヒロイン 評価3 3

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想いをルビーに寄せて青海まこ/アン・メイザー
婚約してるふりが下手すぎ 評価3 3

わがままで考えなしの幼馴染のために婚約者のふりをするヒロインが、幼馴染のいとこであるヒーローにどんどん惹かれてしまいますが、これほどいとこと極端に違う頼れるいい男のヒーローが目の前にあらわれば当然といえば当然。婚約者のふりも、あまりに下手すぎたような気がします。ヒロインの演技がバレバレなくらいヒーローのメロメロ振りもバレバレだった

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ギリシアの聖夜仙波有理/ルーシー・モンロー
せつないです。 評価5 5

事故の後、夫が自分のことだけを忘れてしまっているなんて、切なくて切なくて・・・。ヒロインの気持ちを思うと涙が出てしまいます。あてつけるように夫ににじり寄る秘書の魔の手にまたイライラ感を爆発させられました。自分の心も夫の心もわからなくなりながらも手探りで幸せを求めるヒロインの姿が感動的でした。スピンオフ作品の「愛と憎しみのギリシア」もお勧めです

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一夜の波紋愛甲玲/ヘレン・ビアンチン
ヒーローにほれぼれしちゃいます 評価4 4

コミック版を読んで、小説版もぜひ読みたくて購入しました。買って損はないって感じです。過去のトラウマを抱えたヒロインの心が、尊大に見えたのに優しい心遣いであふれるヒーローに徐々に解きほぐされていく姿に感動しました。ヒーローのメロメロ光線が実に心地よい作品でした。

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カリブの海に抱かれて細郷妙子/アン・メイザー
【ネタバレ】ひたすらメロメロだった 評価3 3

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バイキングに抱かれて吉田和代/ジュリア・バーン
ラストが・・・・ 評価2 2

JET先生のコミック版を読んで、小説版を読みました。手に汗握るエキゾチックな雰囲気にゾクゾクわくわく。コミックの世界を思い浮かべながら読むと臨場感がさらに増しました。しかし・・・コミック版にないラストの大どんでん返しに唖然ボー然。最後の50P位はないものと思って読んだほうがよかった。最後の50Pがなければお気に入り間違いなしでした。

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恋と剣小林町子/エリザベス・メイン
何度も読み返してしまいます 評価5 5

ヒーローもヒロインもお互いに自己確立したしっかりとした大人。離れることができないほど惹かれあっているのに、反発したり口論もたびたび。どんな状況になっても最善を尽くそうとするヒロインと、小国ゆえの苦悩に苦しみながら自国を守ろうとするヒーロー。読み応えがあります。コミック版にない細かな設定がわかるのも小説版のだいご味です。

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紙の書籍でも出版して下さい。

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