HQにしては珍しいと思い、コミックスを買いました。 舞台が日本なら絵空事かもしれませんが、海外ではそんな事はないと思います。もちろん、家族として受け入れるのは無理という人もいるでしょうけど、世間の理解というか許容範囲が違う様に思います。まあ普通の結婚ですら踏み出せない男性が多い昨今、このヒーローの様な存在自体が夢なのか．．．

ヒーローの仕打ちがひどすぎる。身分を隠して付き合って妊娠までさせておいて、愛していたかどうかわからないとか何様ですか。最後の方でヒロインへの愛を見せたけれど、もはや挽回は不可能でした。

クリスマスらしい良い話なんだろうけど、こういう条件付きの「クリスマスプレゼント」は個人的には趣味悪いなぁって思う。たぶん「キリスト教」的な考え方がベースにあるのでしょう。与えれば与えるほど、幸福が手に入るんですよって言いたいのかもしれないけど、「現実」を考えてしまって、なかなか話に入り込めない。そして、そもそものメインテーマは「クリスマス」と「プレゼント」なのでしょうから、ラブロマンス部分が薄すぎるかな。

が、ドアの向こうはどうなっているの！？原作がどうなっているか読みたくなりました！

シリーズ最終巻のレビューにも書きましたが、1巻は主人公2人が少しずつ愛情を深めていく過程が素敵です。 身分違いゆえに、気持ちを抑えようとするヒーロー、戸惑いながらも純粋な思いを寄せるヒロイン。 旅といっても徒歩でする時代、今よりゆっくりした時の流れの中で互いに惹かれ合う様子は、さながらロードムービーを見ているようでした♫

話が、ブツ切り状態のものをつなげた様な感があります。特にヒーローの感情の変化がスムーズではなくて、混乱してしまいます。表現力の問題かと思います。

ＨＱだと思わずに読みました！違う意味で面白かったです。

ラストまで真相が全然読めませんでした。（私が鈍いだけ？？） すっかり油断していたので心臓がバックバクになりました（笑） 最後が駆け足で無理やりハッピーエンドになった感がありますが、このカップルの本当の試練はこれからだと思います。

文月さんの描写はその世界の風景、空気も含めて本当に美しく独特のムードがでています。ヒーロー・ヒロインとも芯がしっかりしていてラブラブなのに意地っ張り同士なのが良いですね～。１点減らしたのはメインの記憶喪失に加え、流産やら妹の恋愛関係やら当て馬男やら意地悪な姑に義理妹に謎の隠し子？？とトラップが多すぎて話運びに駆け足な感じがした所。作画自体に文句は全く無いです。特に金髪ストレートのヒロインの美しい事！

あまり惹かれない。他の方のレビューにもあるように、｢熱情｣にはふさわしくない、あっさりと盛り上がりに欠ける作品でした。ミレイユもヒーローの苦悩を知っていたならさっさと教えてあげればいいのにね。

少女の頃、夢中になって読ませて頂いた漫画家さんです。さすがにとてもお上手です。１、２巻共に安心して読めます。絵、お話、構成、どれをとっても漫画として優れています。読み応えがあり、飽きる事がありません。購入して良かったです。

何もなかったんだけど、誤解されて無理矢理に結婚を強いられる・・・って著者の好きなプロットなのかな？　似た感じのお話で「旅立ちは風のように」があります。あちらの保護者には逆らえなかった内気でけなげなメキシコ娘と違って、こちらは自立心旺盛なアメリカンガール。色々抵抗を試みております。けっこう頑固でわからずやなヒロインですが、根本的には愛らしい性格。大切な場面では、男性にまかせっきりにせず、ちゃんと自分から気持ちを告白したのが潔くって感心。それから、お友達のジャニーンがすごくいい子でした。彼女にも素敵なカウボーイが見付かるといいね。

おごなつ先生の作品はいつも絵も上手で笑わせてくれるので、大好きですが（思わず笑ってしまうコマもあり、人前では読めないのが悩みです）ここまでセックスやそれにかかわる要素がバッチリ出ているのに暗くも嫌味でもない・・スゴイ力量ですねぇ！ラストの後が気になります。

大好きなマンガ家さんで、いつも面白いので今回もつい買ってしまった。やや軽い感じがしたけれど、過去の母親の事を思いやったり、優しく、自立したヒロインで良かったです。ヒーローの誤解はありますが、悪い人が誰もいないお話はそれだけで、幸せな話だし、読み終わった時に良かった・・と、思いました。

のわきサンの優しい絵が好きです。ヒロインのヒーローへの気持ちがとても良く伝わって来ます。２人とも、心に傷を負って、それでもキチンと生きていて、ありがちな酷い設定なのに、残酷にならないで、優しい内容になっています。後半が詰まりがちなのですが、ハッピーな気持ちのまま、読み終われます。

盛り上がりにはちょっと欠けます。というか・・この後を！この後を4ページでいいから伸ばしてほしいのだけど！ そこが飢餓的に物足りなくスッキリしません。 構図がいいので画面に動きがあり淡々としながらも好意的に読み続けられました。難を言えば・・・小物・・・ジュエリーが・・・やばいくらいにセンスがない。スッキリした画面やキャラには好感が持てました＾＾

ヒロインの天使がとってもかわいらしくって、いつものHQとはまた違ったよさがありました。こんなストーリーも好きです。

幼なじみっていいですね。好きなコには返って意地悪してしまう…本人はそれどころではないでしょうけどほほえましいです。翡翠さんがおっしゃるように弟さんがヒーローの"愛さえあれば"に兄夫婦?が少しでも登場してくれるとよかったのに。

大好きなケイト・ヒューイットの小説なので☆３個にしました。出だしはとても良かったのですが中盤からヒーローやヒロインの心がよくつかめずにうわべだけになってしまって残念です。ピアノで出会ったふたりなのでもっとピアノを活かすべきでした。あと、ヒロインのパパとママもヒロイを大切に一流ピアニストに育ててきたのにヒーローにとられてしまいかわいそうでした。あまりハッピーエンドに思えない感じでした。

ジジがいい味出してる！墜落事故は往々にして悲惨なもの、そんな目にあって記憶を失っても、ヒロインとの写真ひとつを心の支えに…というのがツボに入りました。

昔から慣れてる画なので特に抵抗なし。 母親とヒーローの掛合い面白かった！ 著者のHQ作品の中でBESTに入るのでは？ 楽しめました。

この作家さんはいつも心に響くお話を書かれますね。絵は好みではないけどお話の内容を良くつかんでいて良かったです。高美と煮裏切られていたと思って冷たい人間になっていたヒーローが心を開き優しい顔になっていく所が良く描かれて良かったです。

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話の筋立て自体はとてもいいんですが…他の方のレビュー通り、絵や魅せ方の問題で切なさや辛さ、相手への愛しさが伝わってこないので「感動」まで行きつけない。どうでもいいことなのですが、この作品と、作家さんのもう一つの著書「嫌われ者、故郷へ帰る」の表紙の構図やキャラ造形がほぼ一緒なのが、この作家さんの力量を示しているようにも感じます。

幼馴なじみが大人になってお互いを意識するのがほのぼのしていて胸にキュンときました。ヒロインが若いお嬢様なせいか性格や服装が乙女ちっくでとっても可愛らしい。ヒーローは長男らしい真面目さとあるようにしっかりしていてルックスも素敵。ただ父親の跡継ぎで政治家になるには、真面目で頭が固いので弟エバンのような人なつこい甘え上手の方が向いているのかもね。それにしても前作のエバンとの落差がすごかったです。

ＪＥＴ先生の絵柄は正直、苦手の方ですが、先生の作品は大人なＨＱなので、内容は好きなものが多いです。これもその中の一つ。どなたかも書いていらっしゃいますが、確かに最近の作品より、絵柄がいかめしくないのも読みやすかったのかもしれません。何より、女の子は愛らしく描かれています。無茶苦茶ヒーローやお子ちゃまヒロインが多いＨＱが多い中で、大人な落ち着いた感じの今作品は本当に嬉しいです。

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シチュエーションはタイムスリップ物でまああるんでしょうが、珍しいＨＱですね～。 ＨＱというより一本の映画でも観た気分です。

ヒロインが全てにおいてここまで普通な上に普通の行動をしている（愛人になっちゃったのを普通かと言われれば困っちゃうけど）だけなのに、素晴らしいハッピーエンド！？という点で面白かったです。

男性3人のうちの2人について書かれているのですが、もう一人のミッチェル・エドワード・ワーナーⅢ世の恋はどうなってたのかと気になりました。 ヒーローたちは勿論カッコいいのですが、自立心旺盛なヒロインたちも素敵だと思います。