尾方先生の物語は長いＨＱ小説を本当によくまとめていると思います。この話もハラハラドキドキ、そして色っぽく下品でなく、とても面白かったです。ミシェルがかっこいいのです。色っぽいのです。ジェルーサがかわいいのです。いじらしいのです。何度も読んでしまいます。

この感動は、読めば分かる。言葉にならない…。

アビー・グリーン節堪能。(笑) グッタリするような重い設定、重い会話、重い話の展開が多いんですが、最後に訪れるカタルシスが忘れられなくてついつい読んじゃう好きな原作者です。渾身の力で4組のカップルを描き切った作者ブラボー!!! 後書き必読なんですが、今作ヒーローのマックス、確かに「情事の身代金」のロッコに重なる。アビー・グリーンが相当入れ込んでる人物像なのでは?と思いました。1作では消化し切れなくてもう1作書いちゃったという感じかな。泣き虫な「情事の身代金」のヒロイン、グレイシーと違ってこちらのヒロイン、ダーシーは全部自分の中に閉じ込めて前向きに前向きに進もうとする理性的なしっかり者。結局、グレイシーもダーシーも深く傷ついた男を癒す最期の女(どうもこういう言い回しがピッタリな世界観・笑)になる訳ですが、組み合わせの妙を読み比べてみるのも面白いかも。

試し読みから引き込まれるように即購入をしていました。全体的にヒロイン、ヒーロー共に気持ちの描写が丁寧に描かれていて、ストーリー構成もこうなったらいいなとの予想を裏切らない展開です。予想通りで物足りなく感じる方もいるかもしれませんが私は、読後感がとてもスッキリして買って正解と思いました。子供もすごく可愛らしかった！！

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

というのはハーレ全般に言えるのかもしれませんが。これは「王子の愛した花嫁」のスピンオフに当たる作品ですが、前作がシリアスだったのに比べるとこちらはギャグがふんだんに盛り込まれさちみんワールドが炸裂してます。私はこちらの方が好み。地上げ屋子爵（これもすごい設定ですが）ハンス・モントールと自分に自信が持てずロリータ服で「武装」している女弁護士ベル（何と年上）が主人公。身寄りのないお年寄りと子供達がお互い助け合って暮らす家なんて現実にはなかなか難しいけどこういうの本当にあったらいいなと思わせてくれます。脇役たちも相変わらずわちゃわちゃしてて温かくて楽しいです。弱い心に鎧を着せて健気に頑張るベルに「君は美しい」と繰り返し語りかけるハンスがキュンキュンします。

野妻先生大好きです。作画者買いです。 この先生の描くヒーロー好きです。 大人っぽい感じがする。良い。 お話も山あり谷ありで楽しかったです

ヒロインがずっとわめいてるんだけど（笑）でも感情全てを嘘偽りなく言葉にしているのがわかって、かわいらしい。 そんなヒロインにヒーローが心奪われる様も、見ていて微笑ましい。 一つ間違えたらただのヒステリックヒロインとわからんちんヒーローになりがちだけど、流水先生のまとめ方が上手くて読みやすかったです。

３ページ目のカラーページの画が、大好きです。 月明りの下、月を見上げるヒロインの姿、色使いがとても素敵です。 母親の所業は、あり得ないほど酷いですが^^;、物語の展開には外せないスパイスなのかなぁと我慢しました。 ヒーロー、ヒロインの控え目で、無自覚な恋の展開が私好みでした。

いやいや、ヒーロー言葉足らずでイライラさせられたけど、プロポーズの後、そのまま結婚式っていきなりダッシュで笑っちゃった！

この漫画家さんの作品はあんまり魅力を感じなかったのだけれど、これはとてもかわいくて好きです！ っというか、ストーリー展開を作るのは前から上手だなとは思っていたんだけど、絵に癖があってちょっとなぁっておもっていたんですけど、今回の作品は、すごく面白くてかわいくて、絵もストーリーにあった雰囲気でまとまっていました。Good job！！

俺様でもなく、横暴でもなくとにかくおせおせのヒーロー。ちょっとアホっぽいところもツボでした。動物たちも一役かって田舎にあるようなほのぼのしたお話。こういうロマンスもありだと思います。

ヒーローが後ろ向きでヘタレだけれど、ヒロインが男前で素敵だ。ヒーローがヒロインを説得しようとする２回ともヒロインが理性的でバッサリ切り捨てる言いっぷりに拍手喝采。私だったらそうは出来ないし、そんな風に考えられないだろうけど言い切るヒロインの姿は潔くてカッコイイ。ぐるぐると悩んで苦しむヒーローは（他の作品ならそれはヒロインの役回りだと思うけど）男前ヒロインに幸せにしてもらったら良いよ！私にとっては自分に喝を入れたい時に読む一冊。こんなカッコイイ女になりたーい。

和澄ふさこ先生は、初めてロマンス・ライブラリに作品が出た時に明るさとおおらかさに惹かれ、絵柄の良さは先生の心を表しているんだろうなと思っていました。もう和澄洋菓子店が見られないのは残念ですが、先生の最後の作品も、きっととてもよく頑張られたのでしょう。 辛いときにも和澄先生の作品に救われてきました。ありがとうございました。 心から、ご冥福をお祈り申し上げます。

穏やかさと激しさの強弱がハッキリしていたので愉しめました。画風も柔らかい感じでいい。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

JET先生は絵柄がゴツそうで好き嫌いが分かれると思いますが、これはH&Hの性格が良くて、胸キュンする作品だと思います。 期間限定で購入して、また月額コースで読んで感動しています。会員期間に伸ばそうか思案中です。

先生の描くピュアなヒロインが本当に天使すぎてヒーローが溺愛するのも納得です。 幻想的すぎてちょっと???と思う部分もあるのですが、好きな作風なのでこの不思議な感じもまた良しと思ってます。(ファンの贔屓目ですが！) 作風が個性的なので苦手な人も多そうですが、私はハマってしまいました。 別の作家さんが描いたら全然違う印象の話になりそうですね。

聡明で忍耐強いジェフリー。ディバラ兄弟の中では一番のお気に入りになりました。 頑なに心を閉ざしていたヒロインの心がヒーローの優しさに少しづつ解きほぐされていく過程が感動的です。

そして表情豊かなヒロインとメナ！女の子たちがかわいすぎる！しごくかわいい！お話自体は平凡な展開なのですが、作画さんが盛り上げる盛り上げる！とても楽しく読ませていただきました。コースに入っていましたがもしもＷ弟のお話をこの作画さんが書いてくださるなら無期限で購入したいと思いました。

このシリーズはとても好きです。三浦先生の雰囲気もすごくいいと思います。それぞれ、どの話も大好きなのですが、姉妹の中で一番色に通じてそうなジェイドの純愛、ウェイドの過去、シリアスで美しい物語になっていると思います。惜しむらくは、どうして一冊にまとめるの！？ってことですよ。ダイヤモンドや真珠のように、もっと書いて欲しかった～。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

このヒロインの無謀さも、無邪気さも、ヒーローの頼りがいのあるところも、 ヨットの生活をして、嵐にあったり、海の中を泳いだり、ついでにフォーマルな場で婚約者になることも、最初から最後まで、和澄先生の作品が好きです！ 和澄先生の温かい・気持ちの良い心があちこちに表れているような、さわやかな気持ちになります。原作読まなくてこれで充分です。 和澄先生、素晴らしい作品をありがとうございました。

読んでいて鳥肌がたつほど酷い扱いを受けたヒロインにぴったりな、誠実で懐の大きい（しかもお金持ち！笑）なヒーロー。強く優しいヒロインは本当に素敵な人で、幸せにならなければならない人です。よかった、本当によかった。

なんか表紙で絵が下手なのかと思ったけど、とても丁寧に描かれているし、お話もものすごく良かったです。ヒロインがカッコイイし、ヒーローも純粋な部分が出ていてベストカップルだと思いました。

久し振りにキュンキュン来た話だったのに評価が低い・・・？ 原作が長くてかなり端折ってるらしいので、もっとページ数欲しかったな～

立ち読み部分とちがーう！でもこれは嬉しい驚きです。「父親のために身を差し出した」気の毒だけど、毅然とした芯の強さを持ったヒロインを想像していたので（珍しくレビューを読んだのは後だった）、セクシーだけど男らしくバイタリティ溢れるヒロインのかっこよさにやられてしまいました。怒涛の勢いでお話は進んで行きますが、物足りないとか、駆け足だとかは全く思いませんでした。ヒーロー「も」いいけれど、ヒロイン「が」いい！そんなステキな作品でした。

夫婦って、結婚してからもいろいろすり合わせて乗り越えていくものなのよ～としみじみ思いました。とっても良い話。

ストーリーは面白かったです。こちらの漫画家さんの作画は、好き嫌いが分かれると思います。どう見ても日本人の中高生にしか見えない作品と比べると、ＨＱの世界観に合っていて、私は好きです。

1冊とは思えない満足感に浸ってます。2冊に分ける必要ないだろ　と思えるあさ～いヒストリカルもある中で、1冊でこの濃密な内容を違和感なく纏められた尾方先生、素晴らしい