ヒーローがヒロインを本当に愛する過程がすごく良かった！肉食系なヒーローならそのまま強引にいっちゃうんでしょうが、草食系なヒーローはヒロインを愛するが故に彼女の前から姿を消してしまう…。中身も男前なのにちょっとヘタレな部分もあってそこがすごく好きです。ヒロインも凛々しく男前でヒーローを追いかける強さがあっていいですね！彼女の深い愛情に胸を打ちました。この２人は本当に幸せになってほしいと心から思いました。幸せな後日談も見てみたい！

はやみ先生の作品に出てくるヒーローは、クールなイメージが多いですが、この作品は人間味がぐっと出ていてよかったです。 このストーリーのヒーローも大人の男性ですが、ヒロインに終始ペースをみだされっぱなしです。ビジネスライクな結婚をしようとしていた割には、「春だなぁ」とぼんやり窓の外を眺めていたり、勘違いで嫉妬していたりと微笑ましいシーンがちらほら。ほのぼのと楽しめました。

ヒーローが「愛」を口にすればそれですべてハッピーエンドというハーレの流れに辟易してました。大切なのはいくらでも偽れる言葉より「信頼」よね。ヒロインが過去を思い返して二人の間にあったものを信じて戻るこのラスト、素晴らしいと思います。須田さんのハーレ、三作全部会員期間で買いましたがどれも素晴らしいです。

こんな愛され方してみたいです。いいなぁ。ほんと。複数の方がレビューで「最後が急展開」と書かれているように、もっとじっくり読みたい！と思いました。そんなわけで、小説も購入することにしました。また、前夫について同情的なレビューもありましたが、彼の行為は刑務所に入ってもおかしくないようなものなので、そんなに私はひどいとは思いませんでした。何度も読み返してしまうすてきなお話です。

数年前に子宮の病気がみつかったとき、主人と子どもに病気だったと電話できずに、電話ボックスのまわりで１時間ほどたっていたことを思い出しました。 本当に愛している人には言えない。そんな苦しみがよくわかります。 子どもを産みたいと願う方なら、みんな共感できる作品なのではないでしょうか。

面白いのは前半でしたが、後半は少しテンポ落としていた気がしますが、それでも読んでて面白かった。 ヒーローはなんというか、うーん。いいんだけれども、ヒロインの方の好感度が高くて！身分の高い人はどうしてもこうなっちゃうんですかね？とか思いながら読んでました。 リゼットを追っかけて来た彼があそこまで落ちぶれるとはそこにビックリです。 てか、そんな危ない人なら最初からいっておけばいいのにと思うけれど、そうもいかないのかなー。

アネタキスシリーズで、唯一原作をまだ読んでいないセロンのお話。本当におもしろくて、原作も読みたいです。１作目からセロンには好印象だったんですが、今回、ヒロインに振り回されてる感があって、より好感度アップです。ヒロインも、一途でかわいくていいですね。初恋の人を手に入れようと、少女らしく画策するところもかわいらしいですが、最終的に思い込みとはいえ、愛する人のために身を引こうとするのは、やはりとことんヒーローを愛しているからだと思います。読後感もよかったです。今回のお話だと、弟のピアス以外にも、スピンオフ可能そうなキャラが出ていたので、そちらでお話作ってくれたら尚更嬉しいかも、と思いました。

大人な男女の熱い恋愛物語で、ヒーローが嫉妬に狂って変にヒロインを貶すところがなく、途中ですぐに誤解がとけて熱い関係になったり、最初からお互いを理解しようとする姿に胸が熱くなりました。ヒロインの生まれや復讐心を知ってもちゃんと話し合い、本当に情熱的に愛し合うとはこういう事だと表現してくれる漫画に出会いました。少し女性の描き方が男っぽいところはありますが、男性は文句なしにかっこいいですし、従姉妹も素敵で読後感が良い作品です。

ヒロインよりもヒーローに重きを置いたこの作品は、小さな書き文字まで見逃さずにじっくり読んでほしいです。少年時代のむごい不幸と自分の犯した罪の重さに長い間打ちのめされ、ひたすら孤独を選び続けてきたゲイブの苦悩が胸をしめつけてくる作品です。不仲の両親からは愛を与えられず、幼い弟妹を亡くし、従妹の家では厄介者扱いされた孤独な少年が渇望したもの。ジェシカの母はそれを理解したからこそ、許されざる罪を犯したゲイブへの手紙に「変わらぬ信頼」を綴り、ジェシカの父は深い同情を寄せたのでしょう。彼の犯した罪を当事者の二人は許した。そう簡単にできることではありません。そんな彼らを裏切った罪悪感をずっと背負い、自らを薄汚いハエとののしっていたゲイブに、彼らの娘であるジェシカがこれからあたたかい愛を注ぐであろうと思うと救われます。

大らかというかお人好しというか、ぐーたらの義父を愛し家を売られても仕方ないと受け入れ、少々癖のある義理の祖母を愛し手が掛かるようになっても本当の孫のように面倒を見るヒロイン・・・自分の幸せそっちのけ（＾ω＾）そういうコが幸せになれる話はこっちも幸せ気分になります。原作の雰囲気も楽しいのですが、友井先生がドタバタラブコメにしてくれて爆笑しながら読みました(　＾∀＾)・・・原作で体調の悪いヒーローが偶然？通りかかったヒロインの家に転がり込んできて介抱してもらってお布団ポンポン（おばさんのベッドね）してもらった時に「キスして・・・エミー」と甘えるっつー萌シーンがなかったのはちと残念でしたorz

ヒーロー弟が抱えている問題が少し難しいけれど、それを打ち明けられないで苦しんでいたことや、ヒーローが真実を受け入れられずに、ヒロインを傷つけてしまうことは、理解できる気がする。 ヒーローの一途な思いが強すぎて、それが逆にヒロインを傷つてしまうけど、所々に優しさが見えて、弟のことで涙を流すシーンもあったり、そんなに悪い人には思えない。 最後に、ヒロインのことを待っていたときのヒーローのふくれっ面がかわいかったです！

もとはと言えばヒーローも酔った勢いの関係だったのに、それからヒロインを愛してしまったんでしょうね。 ブロンドになったハリエットのはじけっぷりは読んでいて気持ちいいです！それをさりげなくフォローするマーカスは一枚上手。 マーカスの娘さんも昔のハリエットを連想させながらも、ふたりの恋に賛成しているところがいい。 けっこうコメディーで面白く、なのにセクシーなシーンも堪能できるお得な作品でした！

登場人物が魅力的であるのは言うまでもなく、物語の設定、構成など圧巻でした。小越先生のコメディのハーレクインも好きですがシリアスのハーレクインも読み応えがあり面白かったです。