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【ネタバレ】Paying The Piper
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- 翡翠 2010/10/20 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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原題「Paying The Piper」は、報いを受けるという意味。偽装誘拐を企て騒動を起こした報いを受けた、自己中ヒロインの話?!英国ものだし、たぶんシェークスピアの「じゃじゃ馬ならし」にヒントを得てるのかもしれません。それにしても、ヒーローはいい人です。過酷な戦場から生きて帰る理由だったヒロインの存在。故郷に帰ってみれば、ヒロインはヒーローの顔さえ覚えておらず、結婚したくないと主張。しかも再度会ってみたら、可愛らしい外見とは裏腹に我が儘で気が強く、身勝手なじゃじゃ馬娘。さぞかしショックだったのだろうけど、根気よく彼女に付き合い、理解しようとする姿に好感がもてる。そのおかげで、視野が狭く無邪気すぎたヒロインも、思慮深さを身につけ、戦場で戦った人々に思いをはせ、いたわり、周囲の人々に配慮をし、誠実に生きようとする。大した成長ぶりです。もし流されて結婚していたら、ここまで深く愛し合えなかったかもしれませんね。少し笑えたのは、ヒーローは友人であるヒロイン兄をみてて、ヒロインは女性らしい性格だと思ったとのこと。ヒロイン兄はさぞかし優しいタイプなのでしょう(笑)
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