作画はもちろん、世界観なども含めて、とてもクオリティの高い作品でした。ヒロインがとても凛とした芯のある女性で、素敵。影のあるヒーローですが、ヒロインをとても大切にする姿勢がよかったです。ストーリーも紆余曲折あって、ぐっと引き込まれた作品です。

テンポの良さとめげない主人公の活きの良さ！　だけかと思いきや、「女優」の演技を活かした構成も見事です。自分の中では泣けるHQベスト３の作品。

主人公は可愛いけどしっかりもの。物語をひっぱっていきます。シークもののわりにシークは生真面目。話はかなり壮大で場面展開も急ですが、そこは星合操らしく読み心地さわやかにまとめてますｗ

物語はハーレクイン型からは外れてると思いますが、主人公の芯の強い感じとか、碧ゆかこ独特の無表情男性がたんたんと話すところとか、ありかなと思います。

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契約結婚のよくあるストーリーながらも、互いを好きになっていくストーリーがとても可愛い。キャラクターも嫌なところがなくて、どちらも本当に可愛い。 牧あけみさんの作品ははじめて読みましたが、すごく素敵ですね。絵柄はちょっとイマドキではないにしても、画力の高い作家さんだ。「お誕生日パーティだったんですもの」ってくるくる回るヒロインがとっても可愛くて好き（笑）

たまにはこんな夢をみてるお嬢様もいるかもしれませんね。脇役たちの軽さがけっこう好きです。ご都合主義はいいとして、あのS具合は坊ちゃま時代から？

大変小さいことかもだけど、人の車にひっかき傷をつけておいて「いっけなーい」「たいしたことないじゃなーい」っていったヒロインが嫌い（車に傷だろ？ 謝れよ…。頭の緩い女子高生みたい…）。そこからストーリーが始まるので、どうにも感情移入できなかった。ヒーローは別に偏屈でも何でもないです。大人なだけ。たいしてヒロインがちょっと子どもっぽい。ストーリーは特筆すべきことはないです。

本当に絵がキレイで読んでいてストレスを感じません。ヒーロ＆ヒロインが反発と接近を繰り返すバカンスが素敵で、現実から離れて、夢のようなのびのびとしたひとときを過ごすふたりが印象的でした。ラストの「現実に戻ってみると…」がキモなんでしょうが、やっぱりちょっと急展開過ぎましたね（笑）

パークアベニューシリーズで2番目に好きな作品です。旦那になにも話してもらえなくて不安で、自信をどんどん失って疑心暗鬼になって、ますますすれ違って…。悪循環を繰り返しますが、フタを開ければ、ヒーローは一途にヒロインのことを思っている。表現の手段が拙かっただけで、よほど愛されて幸せなヒロインでした。

このヒロイン、ところどころ猛禽ﾁｬﾝだな～…と思いました（笑）ヒーローの秘密もそうそうに読者は気が付くだろうと思いますし、その後の展開もお定まりですので、スルー気味に読めます。

傲慢系金持ちハンサム、でも実は・・・。記憶喪失ものでもありますが、このパターンは初めて読みました。とはいえ麻生歩のカップルはハーレクインらしさ満開です。

いわゆる格差ラブではなくて、シークもの婚約者だけど今風な二人ですｗ滝川イヴらしく、テンポよく安心して読めます。

大金持ちらしさが今一つないので、ハーレクイン好きにはちょっと・・・かもしれません。軽さとホロリがうまくミックスしていてマンガとしては５点満点です。

いつもとちょっと違った世界観があるかな、と期待したものの、世界も人物も物語も、あまり上手に描きこまれていなくてガッカリ…。今となってはなんで購入したのか不思議なくらいです。もったいなかったなぁ。

読者の年齢・結婚状態によって評価がかなり別れる作品でしょう。まさしく現代の王子様！っと自分の旦那様と比べてはいけません；；

最初の料理番組シーンは楽しい。のですが、彼女の気持ちと合わないのでは？あれ？あれれ？原作のせいでしょう。楽しくまとめられていることに敬意を表します。

絵柄は好みがあるでしょうが、荻丸雅子らしい作品にしあがってます。今回のヒーローは情けないですが、二人のもがきもいいです。何よりも息子がかわいいｗ

さみちりほはハーレクインとしてバッチリな絵柄だと思いますが、今回のヒーローは線が細すぎたかなぁ。さらに大人の男性を期待します。

あまりヒロインには魅力を感じませんが、こんなにモテモテでいいなぁとは思います。つまり美里繚子の描く、オーソドックスで安定感のあるヒーローが好みです。

純真で芯が強く、でも垢ぬけないヒロインが、ヒーローの手にかかって美しくなっていく。その過程でだんだんと互いへの思いを募らせていく様は、王道ながらも読みごたえがあって、読後感を満たしてくれた。ラストシーンがとてもよかったです。作家さんの力量もあると思いますが、やっぱりこれくらいページ数あったほうが、きちんと展開を押さえられていて読みやすいのかも。

百瀬さんの作品はほかに何冊か読んだはずですが、この作品だけやたら絵が気持ち悪い気がする。不自然すぎるまつ毛がいけないのか…。…あと、なんだろう、義妹＆継母はコメディとして受け止めればいいのか？ そればっかり気になってしまって…。あと、この作品は視点のバランスが悪い。もうちょっとどちらかに傾けると読み応えも出てくるかも。

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このヒロインは本当にダメな子って感じ（笑）片付けもできない、だらしない、自由でわがままで、でも明るくてかわいい。男は放っておけなくなるんでしょうね。…現実にいたら確実に同性からは嫌われると思うけど（笑）。でもこうゆう子がモテるのも現実だったり（笑）。

篠崎さんの作品の中では一番とはいえませんが、ロマンチックで官能的でナカナカ良かったです。ただ、残念なことに最後のほうが急ぎすぎであっという間に終わってしまいました。

私も原作は読んでいませんが、非常な恋人シリーズの中で一番面白かったと思います。リン　グレアムのいつものねちねちした人間関係はなかったけど一作品としてはとても興味深く書かれてあります。とにかくチェスを通しての恋愛展開などとても奇抜で面白い作品でした。

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いわゆるシンデレラ・ストーリーなのだけど、２人が出逢う場所が現代的。難民キャンプですからねぇ。でも、だからこそ好感度大！現在、東日本大震災から約１ヶ月…、皇室の方々も被災された方々をお見舞いにいらっしゃってますが。最近、この作品を再読して、皇太子（ヒーロー）の視察にあたってのヒロインのセリフが、今回の震災と相まって、ジーンと来ました。ロイヤルファミリーとしての役割って、そういうもんですよね。新たな思いを抱きました。ちなみに、同原作者の「王子様に片思い」で、この作品のその後がちらっと出てきます。（こちらはヒロインの親友と、この作品当時、「名家の娘」と結婚していたヒーローのすぐ下の弟の話）