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- リングレ典型例ですよね 3
- 翡翠 2012/05/03 このレビューを 38人の方が参考にしています。
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妻を疑い続け、妻の話を聞く耳は一切持たず、自分が正義という、リングレらしいキツイ傲慢冷徹男であるヒーロー。これまた典型的な耐える女性であるヒロインは色々頑張ったですねぇ。原題は「Defiant Wife(反抗的な妻)」とあるので、ヒーローがとことん反省するためにも、ヒロインがスペインでもっと暴れてもよかったかもしれません。
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- 短編は難しい… 4
- 翡翠 2012/05/01 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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「雪のプロローグ」は、ハッピーで心温まると共に、短い中も惹かれ合うのが自然に感じられた良作だと思います。ヒロインの娘ちゃんも可愛いし、ヒーローに惹かれ、欲望を感じながらも、流されず踏みとどまろうとする未亡人ヒロインがこの時代らしく好感度大!でも「誓いのキスを奪われて」は、個人的には好みでない。親友の結婚式前夜、親友の婚約者であるヒロインを紹介されたヒーロー。そこで二人は惹かれ合ってしまい…。1作目とは逆のタイプのヒーローとヒロインです。気持ちはわかるが、この予想通りの展開はまずい!さらに、結末の付け方はご都合主義だし、後味わるい作品でした。短編2作のコミックの場合は、購入するか否かを決定するのは難しいと実感。サンプルとなっている作品が非常に気に入っても、隠れている、もう1作品の方が好みでなければ、トータルで考えると、買って損したとなるかもしれません。短編作品をコースではなく単品で購入するなら慎重さが大切ですね。
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- 甘~い「お伽話」設定のはずなのにね 3
- 翡翠 2012/04/30 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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小さい頃からの夢である「王子様との出会い」が本当になってしまった看護師ヒロイン。実際にはありえない甘~い「お伽話」設定に、私はどうしても付いて行けない。これが、もっと甘~い綺麗な絵を描く著者が描いてくれたなら、この設定を少しは楽しめたのかもしれない。設定に反して、ヒーロー他の絵がハードすぎるよねぇ。そしてヒロインは設定が20歳代後半だろうに幼すぎる。著者はTL漫画を描いており、現在、連載中は「ドS軍服」だそうで、S系ハード話が好きと感じられる。それなのに初めてのHQ漫画を「ロイヤルもの」に属する原作にしたのは、そもそもなぜなのか?せめて、ボディガードものか、ミリタリーものにしたら、もう少し、著者も読者も楽しんだんじゃないかと私は思うのですよ。漫画家さん不足なのだろうが、著者自身の向き不向きも考慮して、適切なアドバイスをしながら、編集者はサポートしていってほしい。そう願います!(現に、行き詰った著者も出ているのだから)
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- あまりにもよくあるお話、予想通り! 4
- 翡翠 2012/04/29 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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HQにはよくある「社長&秘書」で「契約妻」もの。内容も予想通りです。読者評価高いので期待しましたが、それほどの感動はなく、私には普通かな。よい点は、ヒーローがヒロインを徐々に意識していく部分が比較的丁寧に描かれているところと、「仕事人間の末路」を感じさせ、じわっとさせてくれたところ。気になった点は、彼女を意識したという段階から、一足飛びでハッピーエンドになってしまったところ。
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- 笑っちゃいけない話かもしれないけど… 3
- 翡翠 2012/04/27 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ヒーローとヒロインの追いかけっこと意地の張り合いが私には笑えました。ヒロインの「あの男に真実をつきつけて謝らせたい」とローリを追いかける闘志は、すでに目的の方向性がずれてるような気がするし。ヒーローの「刑務所の暮らしよりもシルクのドレスの方が似合っている」という言葉も、盗品の奪還よりも、もはやヒロインをくどいているとしか思えないし。そう言えば原題「The Stolen Heart」は訳すと「盗まれたハート」ですよね。私は、あのカ○オストロの城の名ぜりふ「○○○はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」を思い出しました。ヒロインは翡翠の像は盗まなかったけれど、初めて出会った時に、ヒーローのハートを盗んでしまった?!
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- 納得いかない点多し! 3
- 翡翠 2012/04/26 このレビューを 56人の方が参考にしています。
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あんまりロイヤルっぽさを感じない作品でした。まず絵がロイヤルさを感じない。良家の子女で、子供の頃から王妃になることが決められていたヒロインの割には、上品さや優雅さが見えない。内容も、ロイヤルらしい華やかさはあまりなく、かと言って、ラブロマンスとしての熱くドキドキする感もなく、全体的にすっきりしない感じ。そもそも、ヒーローもヒロインもお互いの顔がわからないというのは、いくら10年ぶりの直接再会でも変。その間、写真ぐらい見たことあるだろうに。女性は化粧で化けるからと理由づけもできるが、ヒーローはプレイボーイで名高いみたいだから、最近の姿を新聞やネット等で見かけることもあると思われる。そして、ヒーローはヒロインを不誠実だと罵り軽蔑するが、これってある意味、お互い様じゃないのかなぁ。浜辺でヒロインがヒーローに無理やり迫ってキスしたわけじゃないしねぇ。あの状態で拒否できないだろう。ヒーローは、かなりの自己中だわ。
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- あっさり風味 3
- 翡翠 2012/04/25 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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著者らしい可愛い温かな漫画になっていますが、結末近くであっけなく、物事全てがうまくいってしまったのが物足りない。二人が惹かれ合う部分や、ハッピーエンドに至るまでの心の葛藤をもっと見たかったな。それにしても、翻訳者はタイトルの付け方がうまいです!どうして、こういうタイトルにしたのか、漫画を読んだだけでは私には想像もつかなかったですけどね。ちなみに今作で出てくる「シュトゥレーデル」は薄皮のパイみたいなものです。通常は、中身が「リンゴ」
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- アフリカを感じた 4
- 翡翠 2012/04/24 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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HQではほとんど見かけないアフリカが舞台なので、いろんなところが新鮮で、私は十分に楽しめた!「ロマンス」部分は濃いとは言えないが、その分、アフリカという大地の魅力、肌触りや匂い等感覚的なところまで、なかなか表現していたように思う。決して、甘い場所ではないけれど、惹きつけずにはいられない大地。西欧人から見た観光地としてのアフリカだけじゃない側面を垣間見ることができた気がする。難を言えば、ヒーローがとらえどころない男性すぎるかな。おそらく原作もそういうキャラなんだろうし、アフリカ自体、簡単に理解できるような場所じゃないって意味なのでしょう。
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- 2作品ともクオリティ高し!!! 4
- 翡翠 2012/04/22 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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HQ原作を通常よりも短いページ数に圧縮して、しかもクオリティがなかなか高い。さすが著者だよなと思える2作品。あえて私が別々に評価すると「幸せの青い蝶」5で、「氷の令嬢」3.5かな。「幸せの青い蝶」はヒーロー娘マライアが文句なく可愛く、みんなを幸せにするキューピッド役をキュートに務めている、心温まるお話です。マライア本人もヒロインと出会うことで子供らしさを取り戻し、心の傷を乗り越えることができたのも、出会いが引き起こした素晴らしい出来事。この作品を読み終わって、私には魂の満足感が残りました。一方、「氷の令嬢」ですが、いろいろ考えさせられる、なかなか重い作品です。あるパーティで二人は出会い、その後、ヒーローはヒロインに執拗にアプローチをかけ始める。そんな彼に惹かれつつも怖くて、冷たくはねつけたヒロイン。彼はその態度を曲解して…というお話。HQではよくあるパターンの話なのですが、ヒーローが持つ背景は重く、結末で二人を再度結びつける縁にもなるところが他の同様作品とは一線を画すところ。ただ、話にツッコミを入れたい部分が多いし、H/Hともに意固地で、変に思い込み激しく、疲れるタイプ。深く考えると、なんで、そういう行動をとるのか、私にはいまだ意味不明なところも…
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- よくも悪くも著者らしい作品 3
- 翡翠 2012/04/22 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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単品で読めば悪くはないし、著者らしい作品に仕上がっている。特にヒロインは、いかにも佐々木先生っぽい!ただシリーズものとして考えると、他2作品と比べて、あまりにも絵の雰囲気が違うよなぁ。でも原作の方も、3作品別々の作者で、内容もそれぞれだから、違ってよいのだろうか?
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- 相手に子供がいるって障害じゃないの? 4
- 翡翠 2012/04/20 このレビューを 21人の方が参考にしています。
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ドキドキする上、心温まる、いいお話だった。だけど、ヒロインがシングルマザーで、ヒーローは相手に子供がいても、全然わだかまりがないようなので、どうも話にのめり込めない。私だったら、相手に子供がいたら、絶対いろいろなことを考えてしまう。「結婚前提」の覚悟がないのなら、とりあえずアプローチはやめる。せめて子供を巻き込んで付き合うことはしない。子供を傷つけるもの…。また、周囲に子供がいない男性が、子供とこんなにも自然に接し、子供の心に入り込めるのだろうか?全体的に不自然さを感じてしまった。ひょっとしたら、原作から削っている部分に、私の納得がいく説明もあるのかな。余談ですが、著者は漫画家・藤原規代先生の実姉です。漫画家姉妹って、なぜか絵の雰囲気が似ている気がする。いや、相手のアシをやる機会が多いから似る?
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- 著者の作品は… 4
- 翡翠 2012/04/20 このレビューを 31人の方が参考にしています。
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黒田かすみ先生が漫画化した作品は、私にとって、すごーく気に入った作品もあれば、あまり魅力を感じない作品もある。なんでこんなに差が出てくるのだろうと、長らく考えていた。そして、今作のあとがきでわかったことがある。先生ご自身が原作を気に入ってなくても、たぶん、ほとんど改変しないんですね。HQ漫画を手がけられている漫画家さんの中には、原作をかなりの部分で編成し直し、キャラや設定も変えて、自分の作品にしてしまう場合もあるのだけど、著者の場合は逆。できるだけ原作を変えずに圧縮して、そのままのイメージ、キャラ、設定、セリフで描く方針なのでしょう。まぁ、どちらもプロならではの仕事のやり方。どちらのタイプがよいかは、ケースバイケースですけどね。ところで、今作の内容ですが、私は結構好きかも。なかなか面白かった。確かに、黒田先生が書かれているように、あのセリフは鼻につくが、まぁ、HQだし、いいんじゃないのレベル。
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- 話自体は好きなんだけど… 3
- 翡翠 2012/04/20 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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プレイボーイであるヒーローが、全然自分のタイプじゃないヒロインに翻弄されるお話。こういう話自体は私好みなのですよ。だけど、今作を何度読んでも、なぜか「萌え」ない。大した障害もなく、HQの定番どおりに物事が粛々と進んでいったような気がするからかな。二人とも上から目線で相手に進言するからかな。ヒロインの外見が、へたすると「子供」に見えてしまう割には中身は「純粋」でも「天然」でもなさげみたいだからかな。今作以外の著者が描いた作品は、気に入っているものばかりなんだけど…ちょっと残念!
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- 読んでいて疲れるけれど… 3
- 翡翠 2012/04/19 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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著者らしい描き方で、私にはなかなか面白かった。ヒーローもヒロインも似た者同士で、エネルギーがかなり余ってるのね。二人がお互いに好き合っていることを意識する前は、読んでいて楽しかった。意識してからは、磁石の同極が反発し合うかのようで、確かに読んでいて疲れたわ。ただ、今作のように、二人とも婚約者がいる設定は、似たようなものを別の方の作品でも読んだことがある。だけど、そっちは結構評価が高い。それに比して今作の評価が低すぎるのは、二人のテンションが高いからでしょうかねぇ。
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- 結末が魔法のように… 3
- 翡翠 2012/04/19 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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まさに題名のとおり、魔法のように全てうまくいってしまったらしい。いろんな部分が私には物足りない結末でした。こんな簡単に解決するような問題じゃないはずなんだけどなぁ。
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- こんなシンデレラなら(追記) 5
- 翡翠 2012/04/19 このレビューを 38人の方が参考にしています。
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作品の導入部分…大切なクラシックカーの修理に若い女性がやって来て不信感いっぱいのヒーローが、ヒロインの手を見て認識を新たにする。このシーンが大好きです!ヒーローはシークにしては、少し軽く感じられるけれど、好きになる女性は「自分」を持っている人なんですよね。ヒロインの働き者の手を見た瞬間、きっと恋に落ちていたのでしょう。穏やかなドキドキ感がある。またヒロインもお洒落には全然興味がない代わりに、車の部品に目を輝かせる、真っ直ぐで自然体の飾らない女性。好感度大です。こんなシンデレラなら心から祝福できそう♪応援できそう♪ちなみに今作は「シークに買われた花嫁」関連作。ヒーローが兄弟であり、今作にたびたび登場する秘書ビクトリアがあちらではヒロイン。描いている著者が違うのでとまどいますが、どちらも好印象の作品です。さて、シークにはまだ兄弟がいるのですが、どなたが漫画化するのでしょう?(加えて、今作の舞台エルデハリア王国は、アラビアン・ロマンスシリーズのバハニア王国の隣国)(追記・今作は「アラビアンロマンス」シリーズも書いている作者です。そして、あのシリーズでは、よりによって長男(後継者)だけが、バージンでない上に、他人との子供ある女性と結婚しているのです。だから今作の国もイスラム教の戒律を非常に緩くしていると想像できます。現実のシークとの結婚ではこういうパターンはないとは思うけれど、HQである以上、しょうがない…)
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- まさしく悪夢… 3
- 翡翠 2012/04/19 このレビューを 22人の方が参考にしています。
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10年前の結婚生活はまるで地獄のようです!HQではよくあるパターンとはいえ、これはひどすぎる!!!周囲に味方がほとんどおらず、嫌味を言われ続け、流産させられ、しかも当時18歳という若さ。耐えられるわけがない。25万ポンド(当時4000万円ぐらい?)もらっても、割が合うとは思えないわ。これまで同じような話を読んできたけど、その中でも特に「救いがない」んじゃないかな。別れていた10年のうちに、ヒーローが少しでも何かおかしいと考えていてくれたら私の気持ちも落ち着いたのになぁ。家族主義が強いイタリア人であるからとはいえ、ここまで家族の話を盲信し、ヒロインの話は妄想扱いとは、彼はバカ以外の何物でもない!どうにも許しがたいヤツなのだが、ヒロインはやっぱり彼の魅力に勝てないんだな。それが歯がゆいね。(海外アマゾンでの原作読者評価をみるとかなり低い。日本以外の読者でさえ許せないレベルなんだろうね。)
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- アイルランドに行きたくなった 4
- 翡翠 2012/04/19 このレビューを 22人の方が参考にしています。
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休暇中にギリシアで出会い、その後ヒロインは編集長命令でヒーローのいるアイルランドに行き、二人は再会することになる。一緒にアイルランドの名物を食べたり、観光案内してもらうのだけど、なかなか魅力的な場所に思えて、私も行きたくなった。たくさんのページ数を割いてアイルランドを描いているわけじゃないのに心魅かれてしまうのは、やはり著者がうまいのでしょうね。今作品は題名の通り、「花言葉」がキーになっています。そして大人の二人だからなのか、言葉で直接言うよりも、心の中でつぶやいてたり、花言葉で感情を表したり…。結果、誤解やすれ違いで傷ついたり、さりげなく愛を伝えたり。全体的に非常にもどかしい話だし、華やかでもないけれど、なかなかロマンチックではある。
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- ノリが少年漫画かなぁ 3
- 翡翠 2012/04/18 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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楠桂 先生はラブコメになると、少年漫画の色が特に濃く出すぎるのかもしれない。シリアスものの漫画ではたぶん見かけなかった「ヒーローの3枚目顔」の登場の仕方は、もろ少年漫画のノリ!少女漫画だと、こういう表現はしないんじゃないかな。はじけ方のポイントが違う。私にはかなり違和感があるし、微妙に笑えない。話の内容は、一般人2人が主人公だけど、HQらしいハッピーエンドで楽しいと思うのですよ。ヒロインの自信のなさが今ひとつ理解不能ですけどね。健気だし。
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- 私には、どうも割り切れないお話 3
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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女遊びを「いい気晴らし」と言うシークは、その民族性を差し引いても私は好きじゃない。またヒロイン弟の愚行が真実なら、こんな他国を蔑むような行動は許しがたい。この話、当然、最後はハッピーエンドだけど、私の気分はどうもすっきりしない。割り切れない。例えば、勘違いしたまま進んでいたら、この話、どう転がったのだろう。
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- 口元が緩んじゃうんですけど… 5
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 25人の方が参考にしています。
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今作1ページ目を開く度に、私の口元は自然と緩む…無意識によだれも出てるかもしれない…。実に、ヒーローの上半身裸の絵を見てですね(苦笑)厚い胸板、割れた腹筋…マッチョな男が好みではない私の目を、なぜか何度でも釘付けにするのです!ドキドキするのです!これこそ目の保養!!!いやぁ、岩崎先生に今作を描いていただいて、本当に嬉しい!でも今作は私の観賞に優れていただけでなく、内容もなかなかよかった。ヒーローとヒロイン、心の傷を抱えているのだけど、二人が出会うことで癒されていく。出会うべくして出会ったんだなと実感した。うらやましかった!ヒロインのピュアさも好ましいしね。それにしても、ヒロイン実母が彼女を養女に出した事情が個人的には気になった。彼女の存在を実父は知らなかったみたいだし、彼の表立っての子供は、4歳の男の子だけなんだよね、たぶん。まったくの好奇心だけど。(「購入後の変更サービス」は現段階では難しいように思う。マイポイントで購入できるのが、日本語版のコミック(閲覧期間:30日間)だけという縛りをどう扱うのか。こんな縛りがあることからして…)
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- なぜそんなに… 3
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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兄を死におとしめた原因になった相手を愛してしまったヒロイン…ということで「禁断」なのでしょう。でも私には、ヒロインがなぜそんなにヒーローを憎む必要があるのかが、そもそも十分に理解できないんですけど…。そして、ヒーロー本人も罪の意識がそんなにあるのなら、こんなギリギリのどん底状態になるまで、ヒロインを放っておかないで下さい。だって、借金のせいで殺されるかもしれないと考えるほどなのですから危険です!個人的には、兄が亡くなるぐらいのエピソードを補足し、こんな状態になってしまった大元を描いてほしかったかなぁ。そもそも、著者は、こんなシリアスものより、コミカルなものを漫画化する方が合ってると思うのですよ。まぁ、あくまでも私自身の好みです。
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- 背景にある「事件」のせいで 3
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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メインは、ヒロインに一目ぼれしてしまったヒーローと、記者として成功したいと気持ちばかりが先走るヒロインのお話。ただ背景にある「事件」のせいで、全体が混沌とした感じかな。この「事件」は、今作ヒーロー義妹であり、「若すぎた一夜」ヒロインでもあるシルビーが手引きしたもの。そこらへんの事情が十分に描かれているとは感じられないため、読者はとまどうのかもしれない。だから、「若すぎた一夜」を読んでから、今作を読む方がよいのかも。でも、この2作、なぜか設定が違う部分もある。どうせなら「若すぎた一夜」の岸本先生で統一してもらえたら、話が理解しやすかったような気もするのだけど…
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- 著者がこれまで描いた作品と比較すると 3
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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文句なく著者の絵は美しい!とりわけ今作ヒーローは色気があり官能的だ!されど内容が…著者がこれまで描いた作品と比較すると、私には「普通」に思えてしまうのです。何か物足りない。なぜだろう、なぜだろう…今も考え中…。物事がうまく行きすぎ?全体的にあっさりしすぎ?これまでの著者が描いた作品が好みなので、この著者だったら…という私の勝手な期待が大きすぎるのでしょう。
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- なさそうで、現実にありえる話かもしれないね 4
- 翡翠 2012/04/17 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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世の中には自分そっくりな人が3人いるとは言うし、今作品はなさそうでありえる話なのかもしれない。だけど今作のように、似ているのが訳あり女性で、その人と間違えられたら本当に怖いよなと思った。無実の罪でつかまる可能性ありですものね。まぁ、今ヒロインはそのおかげで、一生の相手と巡り合えたわけで、トータルで考えれば悪くはないのかもしれないけど。HQ漫画化初期の作品のせいか、比較的ページ数が多く、話を丁寧に描いている感じがする。絵もかなり大人っぽく、私としては結構好印象!なぜか著者は宙出版で今作しか描いていない。もったいないなぁと考えてたら、最近、気づいた。この著者は、別の名前でHQでも描き始めたことを…。でも、この時(10年以上前)の絵の方が私は好きだな。ホラーを描き過ぎで画風が変化したのだろうか?
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- 闇にさしこむ光 5
- 翡翠 2012/04/09 このレビューを 26人の方が参考にしています。
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さすが藤田先生だな♪優しい光が溢れてくる印象的な作品でした。身体にも心にも傷を負ったマッチョなヒーローと、一途で可愛らしくチャーミング、美しい歌声を持った純真なヒロイン。彼女の歌声と愛が、彼の心の闇に光を注ぎ、満たします。読んで私も心温かになり、しみじみと、あぁ良かったなぁと思える作品でした。ただし今作は、ヒロインのキャラ等が、原作からだいぶ離れているようです。だから今作が気に入ったからと言って、原作を読もうとはしない方がよいのかもしれない。そして著者のブログによると、かなり手こずった作品だったとのこと。でも苦労していただいたおかげで、原作よりも確実に素晴らしい作品に仕上がっていると思います!「あなたは私の光」
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- 名前が表す意味 5
- 翡翠 2012/04/08 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ヒーローの名前・ラファエルは大天使の1人であり、ヘブライ語で「神は癒される」という意味。そして、ヒロインの名前・ミケイラも、大天使ミカエルから由来しており、ヘブライ語で「神のような」という意味。原作者は二人の名前にかなりの意味を含ませてるようですね。今作の内容は、私は好きで、何度も読んでいます。ヒロインの真っ直ぐすぎるところとか、ヒーローの少し冷淡だけど傲慢ではないし、これまで必死に生きてきた強さを感じられるところとかが好ましく私には思えるのでしょう。そして、著者の漫画化に際してのアレンジが私の嗜好になかなか合っているのかもしれない。原作はもっと「熱い」のでしょうねぇ。そして、想像ですが、漫画よりも、なかなか気持ちが通じ合わず、切ない?
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- シークらしさがないんだよね 3
- 翡翠 2012/04/06 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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表紙はシークらしいですが、中身は全然シークじゃない。看板に偽りありだよなぁと読むたびに思う話。わざわざシークものにせず、ヒーローを富豪か、王室関係者にしたほうが違和感ないかもしれない。内容は、HQにはよくある話で、可も不可もなく普通ですね。
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- 奇跡を信じますか? 3
- 翡翠 2012/04/05 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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今作のヒーローは妻の選び方が変わってますよねぇ。1人目は幼なじみと、政略結婚。2人目は、ヒロインが妻になって、その子供と微笑んでいる未来をみたから?!まぁたぶん、一般に言う「一目ぼれ」状態だったのでしょう。その「奇跡」の前では、シングルマザーだろうが、父が犯罪者かもしれなかろうが、関係ない、理屈じゃないわけですね。個人的には、何度読んでも、少しばかり心に違和感が残るハッピーエンドのお話ですが、幸せになったことでしょう。「奇跡」が二人を味方したのですから…
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- 私のHQギリシャ男概念を覆したヒーロー 5
- 翡翠 2012/04/05 このレビューを 78人の方が参考にしています。
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やはり著者が描くと、ワクワクする力強い作品になりますねぇ。絵自体はすごい上手とは私には思えないのですが、必ず「よい作品」に仕上げてもらえるような気がします。それにしても、これまでのHQではあまり見たことがないようなギリシャ男ヒーローかもしれない。ヴァージン至上主義では全然ないし、一目ぼれでのヒロインにメロメロ状態をずっと維持!傲慢男に慣れている私には正直、少し拍子抜けした部分もなくはないが、こんなに尽くされると、やはりうれしいし、読んでいて楽しいよね(笑)
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