原作は読んでいませんが、ヒーローの態度がひどいのに、あんなに簡単にヨリが戻るものなのか？漫画ではちょっと間をはしょってるのかもしれませんが、いただけないですね。そして、奥さんに言えなかったのはわかるけど、妹だけにはこっそり打ち明けておこうよ、兄．．．。井上先生の作画は昔は顔が卵型だったのに、最近は逆三角形になってしまったのも残念です。

兄でした……。どうしようもないな、この兄。相手の女も相当だけど、許せない度合いでは兄の方が上。ヒーローもなあ……。ちょっと苦手な話です。

ヒーローと呼びたくないくらい短気で傲慢な男性に嫌気がさしました。ヒーローやヒロインが言葉の意味を勘違いするのはハーレクインのお決まりですが、誤解が解けても謝りもせず、さらにヒロインを傷付けるヒーローに腹が立ちました。あっさり許すヒロインもバカでしょうね。面白くない話でした。

ヒロインが浮気を疑って、ヒーローに確認しないの確かにヒーローが可愛そうだけど、キスをして部屋に入っていったら疑うよね。クレアが閉めた言うけどヒーロー、キスしてきた女と一緒に部屋はいったら疑われてもしょうがないと思う。あの場面で部屋に入って確認できないでしょう。前々から浮気を疑っていたのなら出来るけど、ショックが大きくて出来ないと思うけどなあ。 それに、浮気した人間が素直にした言わないでしょう。 人間として疑うのはしょうがないような気がする。 あと、試すようにクレアと二人きりで会うヒーローも好きになれない。全ての元凶はクレアなんだけどヒーローもヒロインもお互いに相手に対して誠意が足りない。きっと結婚しても色々有りそう。

ヒーローが。どうにもゲスい。男から莫大な遺産を残された女＝肉体関係があったに違いない、って最初にチラッと思うだけでもウンザリなのに最後の最後までそう思い込んだままですからね。しかも自力ではまったく真実に気付けませんしね。頭の中がアホで低俗、うんざりですね。バッドエンドならいいのにと心底思う作品の一つですね。

･･･あるんだなあぁ。男性主人公のクレイン。自分の環境を整えたいという理由だけで、ﾋﾛｲﾝの気持ちも状況も無視して、いきなりｸﾞｲｸﾞｲ。それで断られないと思ってるんだー(自分のﾊｲｽﾍﾟｯｸを自認しているんだ？)、と、最初、びっくりしました。それに対して、自分に自信がなさ過ぎるﾋﾛｲﾝ。こんな女の子に、対処を間違えましたねえ、クレイン。しかも、自分にも相手にも最後の方まで間違えっぱなし。結局、あんな申し出をしていたのも、無意識にかなり気に入っていて側に置きたいからなのに自覚が無かったと。恋愛朴念仁。そう、葛城先生、引き続いてのベティ・ニールズでしたが、男性主人公が、このﾊﾟﾀｰﾝです。悪い人ではない(?)けれども、朴念仁ﾀｲﾌﾟの専門ﾊﾞ○。即ち、ｲｹﾒﾝに限り、ﾊｰﾚの男性主人公になれるﾀｲﾌﾟ(笑)ですね。医者でオランダ人(歩きｽﾏﾎならぬ歩きｶﾙﾃ)。そして、動物を飼っていました！話としては、後半にもう一山ｱﾘでも良かった感じがして、クレインがアンドレをｼﾒるとかあっても良かったかも？(ちらと出たクレインの失恋話(過去)とかも知りたかった。) そうした“もう一山”があれば濃くなったかもしれませんが、一方でこの、読み返すとｼﾞﾜる“淡々日常”の味わいも捨てがたく、微妙、なところです。ううむ。3作目ともなれば、変化やｲﾝﾊﾟｸﾄも欲しくはなりますが、でも、ベティ・ニールズです。笑。嵐はそうありませんよね。画は、相変わらずｷﾚｲです。クレインが、表紙ｶﾗｰでは黒髪ですが、作品内では白抜き髪なのですね。ﾍﾞﾀ髪でなくとも、ﾄｰﾝ髪とかの方が、画が白くならなかったかも？(アンドレとの対比かな？ )♥は、惜しい！もうちょっとで４！ちょっと切って、３．７～８くらいでしょうか。葛城先生、他原作者や変化球のお話も、見てみたい･･･かも？？